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第56回「韓国、通貨スワップ協定拡大枠廃止は影響ないと強気。日本の経済制裁のまとめ」

第56回「韓国、通貨スワップ協定拡大枠廃止は影響ないと強気。日本の経済制裁のまとめ」

配信日:2012年8月26日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今回は、先々週に起きた韓国の現大統領による竹島への不法上陸、そして、天皇陛下への侮辱発言からの流れと韓国経済における通貨スワップ協定の位置づけを 確認していく。今週に入って、韓国は野田総理が書いた親書を受け取らないばかりか、郵便で返送するという外交上あり得ない対応をした。

木曜日と金曜日の国会の領土問題についての国会中継を見ていたのだが、その中で、玄葉大臣が次のような発言をしている。

「よく韓国の場合は、都合の悪いことがあるとなかなか先方が電話に出ないとか、連絡が付かないということは、日韓関係の歴史の中で何度かあったと承知しています」

玄葉大臣の危機管理のなさに呆れるわけだが、それよりも重要なのは都合が悪ければ電話に出ないという対応が国の機関がやることなのか。本当に文明国なのか。疑わしくなる。このように韓国は冷静さに欠いている。大統領だけではないのだ。あの国の役人そのものがおかしいのだ。

それについての日本の新聞社の論調は「冷静」にだ。一体何を冷静になるんだ?どこまでも舐められて冷静になれとか、この新聞社は韓国の味方なのかと憤って いる。日本のマスコミがいかに腐っているのかがわかる。今まで韓国の悪いことを報道しないように仕向けていても、結局はそんなことしても無駄だったという ことだ。つまり、愚かな日本メディアの片思いなんて韓国には全く届いてないのだ。

韓流がヒットした?作られたブームなのはすでにこのメルマガでも特集した。この数年間、日本のマスコミは嘘だらけの報道をしまくり、韓国を今でも擁護す る。一体何のために?そして、その擁護が腹立たしいために、ますます国民感情が怒りに湧いてくる。要はマスコミのやることが全て裏目にでているのだ。

どこかがまともな主張して日本人の怒りを代弁できるなら、日本人も落ち着くと思うのだが、それが出来ていない。管理人はその役目を知らず知らずのうちに引き受けてはいるのだが、それが十分だとは思えない。2chだってそうだ。

今、日本人の怒りはかなりの頂点に達しようとしている。民主の政府が生ぬるい経済制裁などしてみろ。直ちに近いうちにあるという解散総選挙に影響する。そして、今度の選挙こそ、日本の国益と国防というものを強く訴える政治家が当選してもらうことを望む。

かなり前置きが長くなった。まずは日本政府が検討している今後の韓国への制裁をまとめておく。では、記事のチャートを貼る。

記事のチャート

韓国への対抗措置→通貨スワップ協定とは→今週の韓国経済

韓国への対抗措置

外務省

竹島の領有権問題について国際司法裁判所への共同付託を提案

財務省

25日の日韓財務相対話の延期。日課通貨交換協定の融通枠縮小(検討中)

内閣府

30日の総合科学技術会議と韓国・国家科学技術委員会の政策対話の延期

総務省

28日~31日の日韓内政関係者セミナー延期

経済産業省

29,30日の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済閣僚会合での2国間会談見送り

9月5,6日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議での2国間会談見送り(検討中)

9月19日のLNG(液化天然ガス)産消会議で2国間会談見送り(検討中)

以上。あとここに書いてないが韓国の国債購入を中止するというのもあった。はっきりいってこれじゃ舐められても仕方がない。こんな対抗措置では韓国は痛く もかゆくもない。唯一の通貨スワップ協定の枠縮小はあくまでも検討中とか、そんなレベルだ。国際司法裁判所へ訴えても韓国はまず出てこない。

日本政府の対応が生ぬるい。そもそも、親書を受け取らないことで野田総理の自身は大変遺憾なことだと述べるぐらいで終わっている。自分がここまで韓国に舐められているのに怒りもしない。激怒しても良いぐらいだろうに。厳重に抗議とかそんなレベルじゃないだろうに。

もし、このような非礼をアメリカや中国、ロシアなどにやってみたら、戦争行為と見なされて滅ぼされる口実にすらなり得るにも関わらずだ。民主党には期待してなかったが、まさかこれほど生ぬるい制裁をするかどうかで判断を保留とか、マジで情けない。

機械・部品の輸出停止、海底ケーブルを切断ぐらい一気にやればいいものを。経済に思いっきり打撃を与えて、今後、このようなことが二度とないようにお灸を据えておくべきなのにな。

せっかくのカードも宝の持ち腐れ。民主政府では尖閣諸島も、竹島にもどっちもまともな対応は望めない。

通貨スワップ協定とは

通貨スワップ協定というのは、元々はアジア通貨危機の時に外資が不足したアジア各国のために作られたチェンマイ・イニシアチブが元になっている。日本、韓国、中国+ASEANとなっており、IMFに頼らず、このアジア内で資金を融通する体制だ。

日本と韓国は130億ドルのチェンマイ・イニシアチブの枠を持っている。それが昨年、韓国の第三次経済危機に陥って、外資不足となっていたのに日本と中国 が助けた。その時もメルマガで書いたが日本には何らメリットははないにも関わらず、130億ドル→700億ドル(5兆円)に拡大したわけだ。

韓国メディアは日本側は円高で苦しんでいたので、お互いが出し合った結果といったが、実は韓国側が苦しんでいたので懇願されたものだったことが金曜日の国会であきらかにされた。

だが、当時はそれを聞いても、口を濁した曖昧な答弁をしていたそうだ。いかに民主が腐っているのかこの答弁の嘘だけでわかる。

このメルマガでもその危機は特集したので、どう見ても韓国側の懇願だったことはいうまでもない。バックナンバーの宣伝にもなるのだが、ちょうど1年前の8月~10月のことだ。2011年8月21日の第7回~第17回ぐらいまでだ。

このように1年前は欧州危機と重なり韓国経済に第三次の経済危機が迫っていた。しかし、日本と中国による通貨スワップ協定枠の増額によって韓国ウォンは後ろ盾を得た。これが韓国のウォン安を食い止める一つの要因となった。そして、韓国は危機を乗り越えたわけだ。

通貨スワップ協定の増額は交換するのが目的ではない。重要なのは安心感のほうだ。外貨準備高がこれだけあり、さらに通貨スワップ増額で盤石だから、韓国経 済は大丈夫ですよという国際的なアピールである。つまり、これを使用することは即、外貨不足だということを露呈する。実際、まだ使われていないので5兆円 を韓国にくれてやったという論調は間違いだ。

後、元々、チェンマイ・イニシアチブは韓国にいる日本企業を優先して助けるためにある。そのため、これを全て廃止するのが良いかどうかは検討しておく必要がある。拡大枠の増額はまったくいらないが。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

20日 1946.31 1135.5 490.13 259.40 334億
21日 1943.22 1131.1 491.72 259.05 2531億
22日 1935.19 1135.9 492.89 256.55 1880億
23日 1942.54 1130.5 499.34 258.50 898億
24日 1919.81 1134.1 497.51 254.85 -2525億

今週は見ての通り24日に少し下がった程度でそれほど変化は見られない。実際、日本の制裁が確実に行われるという予想は投資家にはまだないだろう。空売り攻勢浴びせるなら決まってからでいい。対応の様子見というところか。

以上。今週はこれで終わるが来週はどうするか。何か動きがなければ、麗水万博が終わったのでそれの経済的な分析をしたいと考えている。

また、9月から韓国経済は苦しくなるので、韓国経済の最新動向やウォンの見所なども特集していきたい。色々と書きたいことがあるのだが、ここは韓国経済の焦点を優先した特集にしたいと思う。

他にもサムスンとアップルの特許裁判の行方がそろそろわかる頃だったりするので、色々とネタはある。

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第55回「韓国、天皇陛下に対する侮辱発言でロイヤルファミリーを敵に回す→苦しくなる韓国経済」

第55回「韓国、天皇陛下に対する侮辱発言でロイヤルファミリーを敵に回す→苦しくなる韓国経済」

配信日:2012年8月19日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週の韓国経済は前回に述べた内容の予定を変更し、韓国の大統領が我が国の天皇陛下に対する侮辱発言についての韓国経済への影響を分析していく。

竹島への不法侵入はあくまでも日本の領土の不法侵入であり、領土問題にそれほど気にしない日本人にとっては経済制裁を考えるほどのことではなかった。

だが、天皇陛下に対する侮辱発言は次元が異なる。なぜなら、日本国憲法の第一章、第一条において、  「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と規定されている。

憲法というのは国で一番尊ぶ必要がある国の最高法規である。その中の第一章で最初に書かれてあるということは最も憲法の中で重要なのだ。それは戦争をしないとかの9条より大事なのだ。

その天皇陛下を侮辱したということは、日本国民が全員が侮辱されたことに他ならない。普段、温厚な日本人でも天皇陛下を侮辱されて、怒り狂っているのだ。 それは管理人の友人もそうだし、韓国に興味がなかった友人でさえ、韓国が天皇陛下を侮辱したことを知ると、どうしてこんな経緯になったか聞きに来たぐらい だ。

つまり、日本人にとって食べ物以上の聖域がここにあったのだ。尖閣諸島に上陸されても、強制退去で処分するような甘い国家の日本を率いる民主政府が経済制 裁を検討するというのはよほどのことだと察している。本当に行うかは民主政府なんでわからない。過度な期待は禁物だろう。

色々書いてきたが、とりあえず経緯を振り返ろう。ブログではあまりにも酷くて韓国の直訳は出さなかったのだが、メルマガでは取り上げておく。ただ、あまりにも酷いので怒り狂わないようにしていただきたい。では、記事のチャートを貼る。

記事のチャート

天皇陛下に対する侮辱発言→韓国語の直訳→通貨スワップ協定拡大措置の白紙を検討→「検討」だけで国債の金利が上昇→今週の韓国経済

天皇陛下に対する侮辱発言

【ソウル=島谷英明】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、天皇陛下の訪韓に関して、「(日本の植民地支配からの)独立運動をして亡くなった方々を訪ねて心から謝罪するならば来なさいと(日本側に)言った」と述べた。
韓国忠清北道で同日開かれた教師らとのワークショップでの発言として韓国メディアが一斉に報じた。

 

李大統領は10日に竹島 (韓国名・独島=トクト)を訪問。15日の日本の植民地支配からの独立記念日を前に、従軍慰安婦問題の解決に消極的な日本への強い反発姿勢を改めて示した。

李大統領は竹島訪問の所感を尋ねる質問に答える中で天皇陛下の訪韓に言及し、「痛惜の念という単語ひとつで訪ねてくるなら(訪韓は)必要ない」と言明。明確な謝罪を求める考えを示した。

そのうえで「日本が加害者と被害者の立場をよく理解していないので悟ってもらおうとしている」と述べ、竹島訪問など最近の日本に対する一連の厳しい姿勢は歴史問題に対する日本の取り組み方への不満の表明であることを鮮明にした。

(ソースは日本経済新聞)


世界のロイヤルファミリーについてはそれほど詳しくないのだが、簡単な図で説明しておく。

イギリス・日本の皇室・ローマ法王→アメリカ大統領→以下、省略

このような図式が成り立つ。世界の覇権を握るアメリカの大統領のバラク・オバマ氏でさえ、訪日したとき、天皇陛下に丁寧にお辞儀をして粗相のないようにし ていたのはご存じだろう。当時のニュースを振り返ればわかることだ。韓国の大統領なんて、ここからどこまで地位が下がるかわからないぐらいだ。

そのたかが韓国の大統領に過ぎない明博が天皇陛下を侮辱することがどれだけセンセーショナルなのかはご覧の通りである。どうして韓国の大統領は突然、竹島に不法入国して、天皇陛下まで侮辱したのかは二つの見方がある。

一つは韓国の大統領の無知からきた。二つ目は、韓国では反日無罪ということで、歴代大統領誰一人踏み込まなかった聖域に踏み込んだことでの、任期満了後の逮捕フラグの解除。恩赦を狙った行動。

この二つの見方が優勢だ。韓国政府としては大統領の個人の責任にして難を逃れたいところだが、世界は韓国がロイヤルファミリーに対して出したメッセージだと受け止められた。

これでは韓国経済にどのような悪影響を及ぼすかなんて前代未聞なことなので予想すらできない。ただ、我が国の天皇陛下は大変お優しいので、韓国を滅ぼすようなことはされないと個人的には考えている。

それはいいとして、では、韓国語の直訳を見ていこう。相当酷い内容だが。

韓国語の直訳

直訳(韓国関係者が流石に気遣い、違う訳になる前のオリジナル)
『日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い、重罪人に相応しく手足を縛って頭を踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話しだ、そんな馬鹿な話しは通用しない、それなら入国は許さないぞ』です。

125: 2012/08/16 18:49:48 UWKJAzFQ0

私は韓国語が分かります。跪いて謝れ以上の表現を使ったのです
原文を直訳すると、「ひざを縛って」という意味になります。これは昔、罪人を高手小手に縛ってひざまづかせたことに由来しており、明らかに日王(天皇陛下の蔑称)を犬以下の大罪人に見立てた表現です。

以上。管理人が直訳したわけではないのだが、韓国語がわかる人の直訳だと、日本語のニュアンス以上ものがあったようだ。土下座じゃなく、犬以下の大罪人に見立てた表現・・・さすがにこれ日本メディアが直訳を普通に流したら、韓国は数年後に滅んでいるかもしれない。

さて、日本政府も天皇陛下を侮辱されて、韓国に何もしないなどになれば、国民感情が収まらない。自民党は通貨スワップ協定廃止の検討をたかだかと打ち上げた。そして、民主政府もようやく重い腰を上げ始めたというところだ。

通貨スワップ協定拡大措置の白紙

安住淳財務相は17日午前の閣議後記者会見で、日韓通貨スワップ協定の
交換枠の拡大措置が今年10月に期限を迎えることに関して、延長するかどうかは「白紙」と述べた。

天皇陛下の訪韓の条件に謝罪を求めた李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領の発言を受け、日韓通貨協定を見直す可能性を示唆したもの。

「日本経済に打撃があれば意味はない」としつつ、「あらゆることを考えなくてはならない」とした。自身が訪韓して開催する予定だった「日韓財務対話」の延期も表明した。

(ソースは日経新聞)

そして、今、韓国メディア、なぜか日本の左翼新聞は冷静な対応を呼びかけている。だが、天皇陛下を侮辱されたことで、日本人の聖域に踏み込んだ。日韓関係の悪化は数年どころじゃ済まないだろう。

検討だけで国債金利が上昇

韓国経済、<債券> “外国人投げ売り”国債金利が急騰

(ソウル=連合ニュース)イ・ヨンジェ記者=日本が韓日通貨スワップを再検討する可能性があるというニュースが伝えられて国債金利が急騰した。

16日金融投資協会によると、この日の指標物国庫債3年物金利は年2.95%、と前取引日より0.08%ポイント上昇した。 一日の変動幅では今年に入って最高値だ。

5年物金利は0.08%ポイント上がった3.06%で取り引きを終えた。 10年物と20年物金利もそれぞれ0.10%ポイント、0.12%ポイント上昇した。

国債金利が急騰したのは、韓日通貨スワップが中断される可能性があるという懸念で、外国人が売りに出たためとみられる。 同日、外国人は、市場での国債(3年物)1万8千775契約を純売渡した。 今年に入って1日の取引規模では最大だ。

通貨安定証券1年物金利は2.92%で0.07%ポイント上がった2年物金利も2.97%と0.08%ポイント上昇した。 譲渡性預金証書(CD)91の人物金利は0.01%ポイント上がった3.21%で取引を終えた。 企業手形(CP)91一物一価金利は3.17%で、前取引日と同じだった。

東部証券のムンホンチョル研究員は “14~15日、米国の経済指標の改善で、米国債の金利が大幅に上がったのが、国内債券市場にも影響を及ぼした”と分析した。

同研究員は、 “国債金利の上昇は当分の間継続し、3年物金利が3%を超えて基準金利と逆転現象が解消されれば停滞局面に入るだろう”と付け加えた。

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

これは通貨スワップ協定拡大枠の廃止だけの動きだけではないのだが、先ほどのニュースにあわせると金利が上昇した理由の大半はこれになる。最後の3年物金利の話は覚えておいて欲しい。おそらくそうなると予想する。

9月から韓国経済は厳しくなるのに、もう日本の援助は皆無という、なかなか、興味深い状態へと自らを追い込んだ韓国。この国には未来はあるのか。第4次経済危機はもうまもなくやってくる。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(単位はウォン)

13日 1932.44 1131.1 478.40 258.55 2664億
14日 1956.96 1129.6 480.74 261.00 4227億
15日 休み
16日 1957.91 1134.0 485.32 261.25 3532億
17日 1946.54 1134.3 487.26 260.20 3453億

以上。韓国経済が好調かの一つの目安はKOSPIが2000台を回復するかで決まる。ただ、今回はアメリカに釣られて上がったのがほとんど。そして、これ からの先行きは暗澹としている。9月から韓国経済は苦しくなる。日本の助けは得られない状態で、一体、どうなるのか注目したい。

今週はこれで終わりだが、次週は日韓通貨スワップ協定についてだ。韓国メディアは凍結しても大丈夫だと言い切ったわけだが、実際、上で見たとおり、国債金利が上昇している。そして、気がつくと冷静に対応しろと、なぜか喧嘩をふっかけてきた相手が述べるという斜め上。

来週には日本政府の検討がどうなるか決まっていると思うので、最新ニュースを交えながら解説したい。

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第54回「ロンドンオリンピックにおける韓国の問題行動で世界中から嫌われる」

第54回「ロンドンオリンピックにおける韓国の問題行動で世界中から嫌われる」
配信日:2012年8月12日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週のメルマガは韓国がロンドンオリンピックで起こした問題行動をふり返る。その予定は変わらないが、途中からサッカーの日韓戦が決まり、急激にオリンピック熱が冷めていく。

そして、韓国大統領が日本の固有領土であり、韓国に不法占拠されている竹島に不法侵入した。そして、韓国のサッカー選手が竹島を韓国の領土だと政治的アピール。もはや、オリンピックに政治を持ち込まないというルールすら彼らには通用しない。では、記事のチャートを貼る。

記事のチャート

女子バスケットボールの予選、日本対韓国の試合→柔道で審判買収か→フェンシングでごねて特別メダル授与→バドミントンでは無気力試合で失格→関わりたくないのに日韓戦で政治的アピール→韓国人選手だけじゃない韓国人の火病→今週の韓国経済


女子バスケットボールの予選、日本対韓国の試合

>ロンドン五輪は、日々さまざまな競技が行われるとともに、新たな話題が生まれている。そんな中、1ケ月以上も前に行われた、ロンドン五輪女子バスケットボール世界最終予選の日本対韓国戦の動画に注目が集まっている。

問題となっている動画は、6月30日にトルコのアンカラで開かれたロンドン五輪女子バスケットボール世界最終予選の日本対韓国戦。この試合における韓国チームのラフプレーが物議を醸している。

問題の試合の映像は、「女子バスケ日本vs韓国 韓国選手のラフプレー」と題され、動画サイトYouTubeに投稿されている。再生回数は8月3日の時点で90万回を突破した。

動画の冒頭から韓国人選手が日本人選手を激しく引っ張ったり、押したりする行為が見られ、たび重なるラフプレーに対し、解説者からも苦言が漏れるシーンもあった。

YouTubeのコメント欄には、日本人をはじめ韓国人や中国人、また台湾人とみられるユーザーのコメントが掲載されており、「国際試合でなぜこんなことができるのか」「これはひどい」「何でこんなプレーをするのか?」といった批判の声が並んでいる。(後は省略)

女子バスケ、韓国人選手による日本人選手へのラフプレーに批判の声 2012/08/03(金) 17:19:22 [サーチナ]  

勝つためならどんな手段もいとわない。韓国は早速実行した。だが、それでも試合は惨敗。国際試合など韓国には関係ない。彼らに必要なのは自分たちがメダルを取って兵役免除になることだけだ。動画のリンクも出しておく。酷い試合なので閲覧注意。

女子バスケ 日本vs韓国 韓国選手のラフプレー – YouTube

また、柔道では観客の大ブーイングで審判の判定が覆るという異例の事態があった。審判が買収されていたかは今後、明らかになることだ。ただ、このロンドンオリンピックのスポンサーはサムスン。後は言わなくてもわかるだろう。

韓国が審判買収か?観客から大ブーイングで判定が覆る

【Full】正々堂々 海老沼vsチョ ジュンホ – ニコニコ動画:Zero

ソースはニコニコ動画からだが、ネット探せばいくらでも他のソースは見つかる。しかし、この審判の判定は明らかにおかしい。観客が大ブーイングするというのはよほどのことだ。次はフェンシングの試合。


>誤審で痛恨の涙を流したシン・アラム(26、鶏龍市庁)が、国際フェンシング連盟(FIE)の特別賞授与の提案を拒否した。

1日の海外および韓国メディアによると、シン・アラム選手は「(特別賞は)五輪メダルでないので気分が良くなるわけではない」とし、特別賞の受賞を拒否した。続いて「審判の判定が誤って出た結果であるため、これを受け入れることはできない」と拒否の理由を明らかにした。

シン・アラムは30日、英エクセルロンドンサウスアリーナで行われた女子エペ個人準決勝でドイツのハイデマンと対戦し、終了まで1秒を残して止まった時間 のため、5-6で敗れた。当時、韓国コーチは激しく抗議し、フェンシング代表チームもこの問題を公式提訴したが、FIEに棄却された。

FIEはシン・アラムのスポーツ精神を高く評価し、特別賞を授与することにしたが、シン・アラムはこの賞を拒否した。

泣いて1時間も競技台に座り込み判定に抗議した韓国フェンシング選手に、特別メダル授与→でも断る

バドミントンでは無気力試合で失格

とまあ、このように韓国だけなぜか異様に誤審が多い。だが、次は誤審ではない。バドミントンで韓国チームは無気力試合をやって失格となった。その言い訳は 先に中国選手が始めたからという、子供としか思えないレベル。しかも、強いチームとは決勝まで当たりたくないという、なんというかプロスポーツの意味をは き違えている。

プロなら観客を楽しませるのがまず第一であろうに。

バドミントン失格 韓国「中国側に全ての責任がある」 – YouTube

一つにオリンピックのトーナメント方式の問題があるだろう。何か良い手はないんだろうか。勝ったチーム同士が改めてくじ引きして対戦相手を決めるとかそういうのは無理か。

関わりたくないのに日韓戦で政治的アピール

さて、これでもかというほど韓国の失態を見せつけられたのに、さらに残念なニュースが飛び込んできた。男子サッカーで、韓国がイギリスを破り、ベスト4に 進出したのだ。先にベスト4に進出していた日本。3位決定戦での日韓同士の対決があり得てしまうという最悪な事態となった。

この時点で、管理人は嫌な予感しかしなかった。そして、嫌な予感ほど見事に的中する。日本はカナダに負けて、韓国はブラジルに負けたのだ。そして、日韓戦が決まってしまった。だが、ここに来て、韓国の大統領が竹島へと不法侵入して、オリンピック熱が急激に冷えた。

その日韓戦に興味を失い、管理人は地上波のテレビを付けなくなった。行われた日韓戦は日本が負けた。だが、ここに来て、韓国の選手は竹島を韓国の領土とアピールした。オリンピックで政治的アピールは禁止されている。

実際、失格になった選手もいたわけだが、さて、韓国の選手はどうなるのか・・・日本に繰り上げメダルはいらないが、この選手のメダルだけは今後の見せしめに剥奪させておくべきだろう。

以上。振り返ると酷すぎて言葉もでない。ちなみに、韓国選手が駄目なだけではなく、韓国人そのものが火病した話もある。時系列順にはフェンシングの時の話になる。

韓国人選手だけじゃない韓国人の火病

>2012年8月3日、ロンドン五輪フェンシング女子エペ個人の準決勝で起きた「魔の1秒」問題。韓国代表のシン・アラムが「審判の時間測定ミス」により敗れたと主張したが、判定は覆らなかった。

これを不服とする韓国のネットユーザーが猛反撃に出た。四川新聞網が韓国メディアの報道を引用して伝えた。

準決勝でドイツのブリッタ・ハイデマンと対戦したシンは「最後の1秒」で決勝点を取られ、敗退した。だが、このたった1秒の間にハイデマンが3度も攻撃していることから、「時間測定の仕方がおかしい」と韓国側は猛抗議。30分に渡って再判定を求めたが、受け入れられなかった。

これに納得いかない韓国のネットユーザーたちは怒りを爆発させた。まず、その矛先は審判へ。さっそく“人肉捜索(個人情報を特定し公開すること)”を開始したところ、この審判とドイツフェンシング協会の会長が
交流サイトのフェイスブックでつながっていることが明らかとなった。

「やっぱり裏でつながっていたのか」「奴らは犯罪者だ。韓国人はこのような屈辱を決して許さない」などと怒りはますますエスカレート。審判の電話番号とメールアドレスがネット上で晒され、「謝罪しなければ、次は自宅の住所をさらす。そうなれば、自宅に大量の脅迫状が届くだろう」と警告。

これと同時に、報復の矛先は対戦相手のハイデマンへと広がっていった。2004年のアテネ五輪当時、成人向け雑誌「プレイボーイ」で披露したオールヌードの写真を探し出し、罵詈雑言を浴びせたほか、フェイスブックに大量の悪口を書き込み、炎上させた。結局、ハイデマンはフェイスブックを閉鎖する羽目に。

これに対し、ハイデマンは「何の不正もしていない。私を個人攻撃するのは間違っている」と韓国ユーザーたちのやり方に不快感をあらわにしている。

【五輪・フェンシング】「魔の1秒」に韓国ユーザーが報復、ドイツ人選手のヌード画像さらす

韓国人の選手も元をたどれば韓国人。そのメンタルはどちらも同じなのだ。インターネットツールが発達して、世界中に嫌韓を広めるのにロンドンオリンピックは最適だったようだ。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(単位はウォン)

06日 1885.88 1129.0 469.81 251.5 1621億
07日 1836.80 1128.8 471.60 251.5 530億
08日 1903.23 1128.3 471.42 254.0 7304億
09日 1940.59 1125.5 474.05 260.2 15694億
10日 1946.40 1130.4 475.51 260.2 582億

以上。今週は米雇用統計が良かったのと欧州景気回復期待感、中国輸出急増といった好材料から、世界の株価は爆上げだった。日経ももうすぐ9000円台を回復しそうな勢いだった。

韓国もそれに釣られて上がっていった。さらに、基準金利を凍結したが年内追加利下げするかもしれないというニュースも続く。ただ、ウォンが上がりすぎても困るので、1120ウォンに介入ラインがあるとみられる。

以上。今回の爆上げは次週に詳しく見ていこうと思っている。特に08日、09日の外国人の大量買いは歴代でも名を残すほどだ。なので、一体何があったのかを詳細はしっかりと分析したい。今回は息抜き回だったわけだが、息抜きになっただろうか。

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第53回「韓国不動産バブル崩壊なのに不動産賃貸価格は上昇中なのはなぜ?」

第53回「韓国不動産バブル崩壊なのに不動産賃貸価格は上昇中なのはなぜ?」

配信日:2012年8月5日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週のメルマガは前回の続きで、韓国の不動産バブルについてである。前回、韓国の不動産バブルが崩壊していることを説明したが、最後に不動産賃貸価格が上 昇中だと正反対なことを述べた。不動産購入者は激減しているのに、借りる人間は増えた。どういうことなんだろうか。では、記事のチャートを貼る。

記事のチャート

韓国不動産の特徴→チョンセ権設定とは?→今週の韓国経済

韓国の不動産特徴

韓国の不動産については正直よくわからない。日本と不動産システムがずいぶん異なるからだ。そのため、日本と同じような視点で見ると見誤る可能性がある。まずは不動産の特徴を書いておく。

賃貸条件が正確でない(しっかりと契約しないといけない)
図面がない物件が多い(土地が整理されていない場所)
賃貸権の相違(権利関係が複雑)
管理費
賃貸保証金
権利金
契約面積
確定日付(日本にはない)
チョンセ権設定(日本にはない)

以上。これが韓国の不動産だ。特に最後の確定日付、チョンセ権設定が韓国不動産の特徴だろう。この二つを説明する。

確定日付というのは、先物取引を思い浮かべていただければいい。韓国での不動産の賃貸は住む家のためではなく、ほとんどが投資目的で賃貸するという。つまり、不動産投資は一種の財テクなのだ。

そのために、オーナーは投資目的で家を購入して、その家を賃貸して収入を得ようとする。もちろん、前回に説明したLTVのような制度を使ってだ。つまり、 銀行からの融資で家を購入するから、満期日までに不動産をどうにかしないといけなくなる。そのために、急に不動産所有者がかわることだってある。次にチョ ンセ権を説明しよう。

チョンセ権設定とは?

韓国では、高額の保証金のみをオーナーに預け賃貸料を支払わないというチョンセ制度というものがある。この時点で日本人の管理人には理解出来ないのだが、「ある」のだから仕方がない。

つまり、オーナーはその保証金を使って、さらに何かに投資してお金を増やすということなのだろう。そんな上手い話がいつまでも続くとは思えないが・・・・・・。もちろん、保証金だから後で返してもらうことになる。

だが、個人のオーナーが真面目に返すとは限らない。相手は韓国人なのだ。とても高いリスクが伴うから法定金利が39%だとしても安い方になる。それは置いといて話を戻すと、当然、オーナーから保証金を返してもらえないと困るので、ここでチョンセ権を設定することになる。

チョンセ権とは不動産の登記簿に賃貸借契約に伴い保証金をオーナーに預けていることを質権化することをいう。これは、一般の抵当権と同じく順位により保護されるので、オーナーが保証金の返還が不可能になった場合は、競売手続きを経て返還してもらうことができる。

また、オーナーが契約満期になっても保証金を返してくれない場合には、このチョンセ権を以って競売申請をして取り返すことも出来る。

*抵当権とは、〘名〙債権者が担保となる物件の使用を債務者に任せておきながら、債務不履行の場合はその物件から優先的に弁済を受けることのできる権利。

これは日本の民法でも定められている権利。理由があって約束を履行されない場合は、優先的に弁済を受けられる。

当然、優先的な弁済なので、自分の順位の確認と、いくらまでチョンセ権設定が保証されるかなど、詳しい取り決めをしておく必要がある。競売なら売れる物件かどうかも重要だ。

前回の話で確認したように不動産が売れない事態が起きていれば、このチョンセ権設定をしていても不動産が売れない限りは資金は返済されない。つまり、不動 産が売れなくて、不動産価格の値崩れを起こせば、連鎖式で借金だけが雪だるま式に増えていく。何も投資が1件だけと限らない。

このようなシステムが韓国の不動産の特徴なわけだが、不動産価格が値上がりしている頃には素晴らしいシステムだったかもしれない。だが、一つの歯車が狂う と連鎖式で他も全てが駄目になるという恐ろしい制度だったりする。LTVしかり、チョンセ権設定なども、結局は不動産バブル崩壊なんて考えてもいなかった 制度ということだ。

韓国不動産バブル崩壊なのに不動産賃貸価格は上昇中なのはなぜ?という答えは、つまり、住宅価格が横ばいか、下落する中、賃貸保証金のみが高騰しているからということになる。

今週の韓国経済

先週、メルマガは5週目でお休みだったので、今回はまとめて二週間分の動きを掲載する。

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人

23日 1789.49 1146.6 472.24 235.9 -1963億
24日 1793.93 1146.1 468.28 236.8 -96億
25日 1769.31 1151.2 454.72 234.5 -907億
26日 1782.47 1146.9 457.86 235.9 -448億
27日 1829.16 1138.3 464.72 242.5 4745億

30日 1869.40 1137.6 465.46 244.5 4782億
31日 1881.99 1130.6 467.61 250.4 6126億
01日 1879.93 1126.5 468.53 250.9 449億
02日 1869.40 1131.7 466.63 249.0 2116億
03日 1848.68 1134.8 465.28 246.0 -650億

以上。先週下がっていたKOSPIやウォンは、欧州危機の救済で力強い支援の約束を受けて急上昇。先週から今週にかけて上がっている。また、今週の最後に アメリカの雇用統計が予想より良くて、ダウが13000ドル台を回復した。つまり、来週もダウに連動してさらに上がることが予想される。

ただ、KOSPIは急上昇したのに、ほとんどコスダックが上がっていないのが気になる。ドーピングの可能性も考慮した方が良い。

今週はこれで終わりだが、次週はロンドンオリンピック特集である。経済の話題にほぼ関係ないが時期的に旬な話題であり、なぜか韓国人は様々なトラブルに巻き込まれたり、引き起こしたりしているので、ある意味、興味深い。次週は軽い息抜き回だと思っていただければいい。

読者様の購読に深く感謝する。これからも応援のほどをよろしくお願い致します。