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第115回「サムスン電子が配当金を1%に引き上げを発表した直後、株価は急落!期待のギャラクシーギアは2ヶ月で謝恩品」

第115回「サムスン電子が配当金を1%に引き上げを発表した直後、株価は急落!期待のギャラクシーギアは2ヶ月で謝恩品」

配信日:2013年12月1日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週のメルマガは韓国の支配者、サムスン電子についてである。

サムスン電子は現状の利益の6割をスマートフォン関連で稼いでいる。しかも、今年も売上を倍増した。ただ、このスマートフォン関連がなければ、ほとんどの 事業は赤字ということになる。このような韓国を飲み込む巨大な企業サムスンがスマホ一つで国の命運を左右する。なぜなら、サムスン電子は韓国の1年間の GDPの15%分に匹敵する。グループ全体では25%というあり得ない規模である。

このため、サムスンが転ければ韓国は風邪どころでは済まないわけだ。今年もインフルエンザの季節になったが、まさにインフルエンザレベルの脅威が韓国に迫 ることになる。ただのインフルエンザでも、「ワクチン」がないと猛威を振るう。しかも、そのワクチンがあっても効果がない。

例えば、サムスン電子は売上過去最高で配当金を0.5%から最大1%まで引き上げた。しかし、その後、株価は下落した。さらに、治療法として期待されていた「ギャラクシーギア」は全く売れていない。

所詮、サムスンはファーストフォロワー戦略(二番手商法)で成り上がった企業なので、いざ、トップまで来ると何も出来ないのだ。イノベイションも技術すら ない。しかも、最近は知的財産に対する認識も企業にだいぶ備わってきているので、世界中から技術をパクったと訴えられている。その数は数千件に及ぶ。その 代表に米アップル社、英ダイソンなどがあるわけだが、先日、アップルとサムスン電子の特許訴訟において1000億円近い賠償命令がサムスンに下った。

前振りは少し長くなったが、今回はサムスン特集ということで色々とみていこう。では、記事のチャートを張る。

記事のチャート

サムスン電子、株主から自社株買いを要求→配当のラチェット効果→配当金が増えたことは悪い材料なのか?→ギャラクシーギア、発売2ヶ月もたたずに’謝恩品’へ転落→今週の韓国経済

サムスン電子、株主から自社株買いを要求

(ソウル=連合インフォマックス)ノ・ヒョンウ記者=サムスン電子が株主に還元する富を拡大しなければならないとウォールストリートジャーナル(WSJ)が報道した。

WSJは28日アジア版’ハード・オン・ザ·ストリート’コーナーを通じてサムスン電子の実績が史上最高値を更新したが、投資家は特別な興味を感じられず にいるとし(アップルのように)現金配当と自社株買い入れを通じて株価を引き上げて投資家に戻る富を増やさなければならないと主張した。

WSJによればサムスン電子の第3四半期純利益は8兆2千400億ウォンで昨年第3四半期純利益である7兆7千600億ウォンより26%増加した。

WSJはサムスン電子の競争会社であるアップルの事例を挙げてサムスン電子が最大実績を記録しただけ株主に戻す富を増やさなければならないと強調した。

アップルの株価は去る4月にアップルが自社株買い入れと配当を通じて株主に戻る富を二倍増やすと発表した以後30%以上上がった。

現在のサムスン電子の配当率は0.6%でアップルの配当率である2.3%に大きく及ばない水準だ。

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

サムスン電子は儲かっているのに配当金が少ないという株主からのだめ押しである。因みにサムスン電子株の半分(49.6%ほど)は外資であり、アメリカのヘッジファンドが大抵握っている。彼らにとって、サムスンは株価が上がらなければ役立たずである。

そのため、このような圧力をかけるわけだが、サムスンも配当金を増やせるほど内部事情は良くない。なぜなら、サムスンは毎年、多額に投資を行うため、多くの借金がある。

管理人の資料によると、サムスングループの借金は2012年10月現在において、276兆2000億ウォンとなっている。だいたい、日本円に直すと20兆円ぐらいだろうか。しかも、この借金は1年で23.9%増加したようだ。

今年も増えているのは予想できるので、サムスン電子がいくら利益を1兆円叩き出したとかいっても、グループ負債の20分の1にしか過ぎない。はっきりいって、焼け石に水というところだ。

ただ、借金運営しているのはサムスンだけではないし、韓国の30大財閥の借金は合わせて1000兆ウォンあるので、まあ、だいたい韓国の1年GDPと同じ比率の借金をしていると考えておけばわかりやすいだろう。

このような現状を見ればとても配当金率を増やすようなことは難しいわけだ。だが、投資家にとってはそれは関係ない話だ。無理なら、サムスン株を売って別の投資をするだけの話となる。

このニュースの後、サムスンは配当金を0.6%から1%にすると発表したのだが、投資家にとってはアップルに遙かに及ばないことで失望されている。

配当のラチェット効果

前回、企業所得でも少し触れたが、このようにサムスン電子は売上を伸ばすほど配当金を要求される。だが、余裕はない。しかし、配当金を減らせば大暴落に繋がる。そのため、いくら経営が悪化しても減らすことは出来ない。これを財政学で「配当のラチェット効果」という。

ラチェットとは歯止めするという意味で、人々の消費行動に関して、わりと見られる現象のことで、所得水準の低下に対して消費支出がそれほど低下しない現象 を指す。さらに、各時点での消費支出はそのときの所得水準に依存すると考えるのが一般的なことだが、過去において最も高かった所得水準の影響を受けること がある。

説明自体は消費行動の話なのだが、株式においても、これのラチェット効果は出てくる。つまり、配当金=所得水準と置き換えればいい。株主は1年の実績だけ ではなく、過去の最大の実績から、最大所得水準での配当金を考えるので、売上が低迷して、配当金を減らすことはそれまでの株価を維持することは不可能とな る。そのため、企業は売上が低迷すると見込んでいても、配当金を現状維持に勤めようとする。

逆に言えば、どれだけ売上が低迷しても配当金を減らすことはサムスンにとって不可能なわけだ。もし、減らせば将来の業績が低迷する流れだと簡単に予想でき るためだ。つまり、将来得られるキャッシュが減少する恐れがある「危険信号」とみなされる。しかも、株主の半数が外資である以上、日本企業の黄金株のよう な、業績回復を待っててくれる甘い株主ではない。速攻、きり捨てられるだろう。

しかし、問題はこれだけではない。IT企業関連は浮き沈みが激しいことは読者様もご存じだと思う。例えば、パズドラで一気に利益を2300%にしたガン ホー、最近は低迷してきたGREEやモバゲーといったソーシャル企業を見ていると成長が凄まじく速いわけだ。だが、その成長には多額の投資がかかせない。

つまり、配当金を引き上げるより、内部留保でさらなる投資、利益を増やさなければ、IT企業関連は回っていかないのだ。そこに落とし穴がある。

そのため、サムスン電子配当金が2倍に増えたからといって、サムスン電子が好調だという保証がどこにもないことを補足する必要がある。

配当金が増えたことは悪い材料なのか?

先ほど少し触れたが、サムスン電子はスマートフォン関連で多額の投資をして、大量生産、低価格で一気に市場シェアを1位にした。しかし、その時の配当金は 0.6%だったわけだ。そして、今年は1%になるわけだが、ここで大事なのはサムスンはさらに多額な投資をしている。それは利益以上である。

利益以上に投資を拡大させるのは借金を増やすことに繋がる。つまり、サムスンはいくら利益を上げたとしても、その利益をさらに投資に使う必要性があるた め、実は配当金を増額させている余裕はないわけだ。そのため、管理人はこのニュースは「悪い材料」だと見ている。なぜなら、スマートフォンを大量に売れ ば、やがては市場は飽和する。

これも財政学の分野であるが、市場には初期段階、成長途中、成熟期といった大きな転換点が存在する。つまり、サムスンのスマートフォンは初期段階の投資か ら成長途中で拡大し、そろそろ成熟に入るわけだ。売上的には成長途中が最も伸びるのは言うまでもない。スマートフォン市場も、そろそろ成熟期に入るので来 年以降に爆発的な売上が期待出来るとは思えない。

そこでサムスンは50ドルという超低価格のスマホ開発しているそうだが、仮に売れたとしても、市場を荒らしまくった後は何も残らない。なぜなら、安いだけの商品は消えていく運命にあるからだ。

また、このニュースを管理人だけが悪い材料と見ているわけではない。実際に、サムスンが配当金を最大1%まで引き上げるニュースを出して、サムスン電子の 株価は3日で5%急落した。市場の反応は様々だが、配当金の引き上げが必ずしも良い材料といえないことを長々と説明してきた。

ギャラクシーギア、発売2ヶ月もたたずに’謝恩品’へ転落

ギャラクシーギア謝恩品提供案内/フォンズフォーユー公式ホームページ キャプチャー

発売直後から、ニューヨークタイムズ(NYT)など有数の報道機関やIT専門家から酷評を受けた、三星の‘スマート ウォッチ’ギャラクシーギアが、英国では謝恩品に転落する身分になった。

英国の携帯電話販売業者フォンズフォーユー(www.phones4u.co.uk)は10日、公式ホームページで“三星電子のギャラクシーノート3を購入する顧客に、ギャラクシーギアを無料で提供するイベントを行う”と公示した。

また、この業者からギャラクシーノート3を購入する場合、料金制度も消費者が自由に決めることができることが分かった。ギャラクシーギアの国内出荷価格は39万6000ウォンで、英国でも299ポンド(約50万ウォン)で売られている。

ギャラクシーギアはバッテリーを完全に充電しても、およそ25時間しか使用できないなど実用性議論が起きている。NYTは“木を1ヶ所にまとめても、ログハウスにはならない”として、ギャラクシーギアを単純に機能を詰め込んだだけで‘一貫性がない’と評価した。

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

こうなることは予想していた。そりゃ当たり前だ。ソニーやアップルが開発していたスマートギアをアイデアだけパクったものだということは誰の目にも明らかだった。

最初述べた通り、サムスンは新規の市場を独自に切り開く力はない。技術もアイデアもない。そのため、新製品を出しても他者がある程度成功して、ノウハウを盗まなければその劣化製品を作ることはできない。そもそも、スマートギアが売れるとは思えないんだが・・・。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

25日 2015.98 1061.90 507.76 266.30 885億
26日 2022.64 1059.90 510.54 266.95 166億
27日 2028.61 1061.10 511.65 267.80 -889億
28日 2045.77 1061.50 515.52 270.00 1552億
29日 2044.87 1058.20 517.06 270.15 941億

今週の予想レートは1055~1065だった。予想レート範囲内であるが、これは前回説明したとおり、世界はクリスマス、年末シーズンに入るので市場の動きがあまり活発化しない。取引規模が少なくなるので、それほどの値動きは見られないわけだ。

次回も1055~1065ぐらいだと思われる。介入懸念があるので、1055以上のウォン高は難しい。なら、1060ウォン台を推移というところ。逆に1065ウォン以下に下げるほどの材料はない。

以上、今週は結構難しい話題だった。経済だけではなく財政学も少し絡んできたが、ゆっくり読んで頂ければ嬉しい。

さて、次回の予定だが、20ヶ月連続で経常黒字が発生している韓国経済。その金額規模でついに日本を追い越す可能性が出てきた。しかし、経常黒字には景気が良いときだけではなく、悪いときにも発生する。

この辺りを解説しながら韓国の経常黒字から何が見えてくるのか分析していく。

読者様の購読に深く感謝する。これからも応援のほどをよろしくお願い致します。

第114回「経済指標から分析する韓国経済の最新動向」

第114回「経済指標から分析する韓国経済の最新動向」

今週のメルマガは韓国経済の実態を具体的な統計データから振り返り、実際、韓国の現時点 での景気や今後どうなるかを予測していく。問題は好材料と不安材料が同時に出ており、どれを重要視するかでも予想結果が変わってくることだ。その辺りは注 意しておきたい。では、いつものように記事チャートを張る。

配信日:2013年11月24日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

記事のチャート

韓家計所得不振OECD国中深刻→ムーディーズ、韓国の信用等級’Aa3’を維持→キムチ指数発表→月間輸出額史上初の500億ドルへ→9月の鉱工業生産→今週の韓国経済

韓家計所得不振OECD国中深刻

>韓国の家計所得不振は経済協力開発機構(OECD)国家中では深刻な水準であると把握された。

オ・ジユンKDIマクロ経済研究部研究委員は7日’民間消費水準に対する評価:所得との関係を中心に’という報告書でこのように指摘して民間消費を増やすには雇用と勤労所得を拡大しようとする努力が必要だと強調した。

GDPで占める家計所得比重は2000年69%から2012年62%まで下落した反面企業所得は同じ期間17%から23%に上昇した。

報告書は”このような家計所得比重の下落傾向はOECD 24ヶ国中18の国で観察される現象ではあるが我が国は下落速度がハンガリー、ポーランドに続き3番目にはやい”と指摘した。

 重要なのは家計所得が民間消費に及ぼす影響が企業所得より大きいという点だ。 時系列分析結果総所得対比家計所得の1%増加は民間消費を0.8~0.9%高めるが企業所得1%増加による民間消費増加は0.1~0.2%に過ぎない。

 また、家計所得比率が1%下落する時民間消費比率は0.53%ポイント低くなることが明らかになって家計所得比重の縮小が民間消費を制約する主な要因で現れた。 (省略)

引き続き家計所得拡大が前提にならない状態での民間消費拡大は家計貯蓄率下落と家計負債増加など問題を招くだけでなく長期間持続できないと強調した。(後、省略)
 
(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

家計所得がOECD国家の中では下落速度が3番目に速いという記事だが、ポイントは家計所得が増えて、企業所得が増えていることだ。 これは明らかにサムスン グループらの搾取であろう。といっても、サムスンは外国人投資家に配当金を多く出さなければならないので従業員は使い捨てのブラック企業である。

なぜなら、配当金を減らすと投資家はその企業は将来、経営難に陥るのではないかと疑い、株が売られるからだ。これを配当金のラチェット効果という。サムスン電子なんて配当金を減らした瞬間、大暴落してもおかしくない。

超低倍率のサムスンに入社しても、そのうち首を切られるのはお約束である。家計所得が縮小すれば消費は減少する。12年前より、景気が悪くなっているニュースだろう。

また、家計所得が拡大しない限り、消費の拡大となれば、なけなしの貯蓄を崩すので貯蓄率は下落、増えていくのは借金ということになる。 長時間持続出来ないのは1000兆ウォンに近い、家計負債を見ていればわかる。

ムーディーズ、韓国の信用等級’Aa3’を維持

>国際信用評価会社ムーディーズは、我が国の国家信用等級を現行水準である’Aa3’で維持して、展望も安定的’を維持した。Aa3は上から4番目の信用等級だ。

ムー ディーズは8日’韓国例年報告書’で、”昨年韓国の国家信用等級引き上げの土台になった要因が維持されている”として、▲財政健全性が良好で▲銀行部門の 対外脆弱性が減少しただけでなく▲対外衝撃克服能力が高まり輸出部門競争力が良く▲北朝鮮リスクも安定した状態だと評価した。

特にムーディーズは、韓国の財政収支(統合財政収支・管理財政収支に年金など社会保障性基金を全て合わせた金額)が持続的に黒字を記録していて、低い国家債務と堅実な対外債務構造が、韓国経済の強みだと分析した。 米国とのかたい同盟体制を維持していて、北朝鮮リスクも安定的に管理しているとした。

し かしムーディーズは最近増加している公企業と家計の負債は、韓国信用等級の脆弱要因だと指摘した。報告書では、”緩い財政規律にともなう財政収支悪化と、 公企業に対する過度な財政支援、雇用・成長親和的マクロ経済政策基調の弱化、地政学的リスク高調は韓国信用等級を引き下げる要因“と説明した。

スタンダードアンドプアーズ(S&P)とフィッチは、それぞれ我が国の信用等級を’A+’と’AA-‘としてて、上から4番目の等級で評価している。 等級展望はいずれも’安定的’だ。

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

ムーディーズなど名だたる格付け会社は韓国経済はわりと安定しているという評価している。韓国例年報告書でいくつか理由に述べているが、どれも信頼できる情報ではない。

このメルマガの読者様ならわかると思うが、韓国の財政収支は火の車である。ほとんどの公共事業は赤字垂れ流し状態である。さらに隠れた債務が多すぎるので、 国家債務が決して低いとはいえない。 むしろ、年間のGDPを越えている。4000億ドルを超える対外債務が堅実かどうかも疑問がある。しかも、来年は運用収益が不足するといわれている。一体どこの財政が健全なんだろうな。これはこのようなニュースからわかる。

> 来年度政府予算案をめぐって、与野党が克明な立場の違いを見せた。 国会予算政策処が8日国会で開催した’2014年度予算討論会’では、357兆7000 億ウォン規模の来年度予算案に対し、政府と与党が来年は不足している税収を埋めることができると展望した反面、予算算政策処と野党は経済成長率を非常に楽 観的に見通しているうえ、政府の税収拡充対策の実効性にも疑問を提起した。

政府と与党は対外経済条件が好転すると予想して、適正水準の財政支出を通じて雇用創出と投資活性化を牽引しなければならないと主張した。 もちろん政府・与党 も、昨年の景気鈍化にともなう今年の税収実績の不振から財政条件は厳しいと見たが、非課税減免整備と地下経済陽性化等によって、不足している税収を満たすことができると展望した。<

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載。一部抜粋)

ムーディーズの格付け評価が如何に信用ならないかわかるのではないだろうか。 政府の主張をそのまま評価したような格付けである。管理人は野党の方が正しく経済を分析していると思われる。

最後に家計負債にも触れているが、明らかに保険みたいな感じである。格付け会社にどれだけの賄賂を渡したかは知らないが、信用等級と実際の経済の差がありすぎる。 好材料ニュースであるが、信頼に足る情報とはいえない。

キムチ指数発表

>白菜、粉唐辛子、牡蠣、大根などキムチ材料の価格推移を反映して、キムチ漬け込み費用をひと目で見ることができる、いわゆる’キムチ指数’が発表された。 今年11月のキムチ指数は91.3で、キムチを漬ける季節で見れば2009年以来最も低い水準だ。

農 林畜産食品部は8日、白菜(20株)とダイコン(10本)、粉トウガラシ(1.86kg)、乾燥大蒜(1.2kg)、あら塩(8kg)などキムチ漬け込み 材料13品目を、キムチを漬け込む時に使う比率に合わせて、全体的なキムチ漬け込み費用を指数化した’キムチ指数’を初めて発表した。 この指数は最近5年間の、キムチ漬け込み費用の最高・最低金額を除いた3年平均を基準(100)としている。今年の指数の基準になった価格は21万 3846ウォンだ。

今月のキムチ指数は91.3で低い水準だった。指数をキムチ漬け込み費用で現わせば19万5214ウォンで、昨年より20.1%下落した。今年は野菜の作況が良く、白菜などキムチ材料価格が全般的に下がっている。

分析の結果、キムチ指数は白菜と粉唐辛子の価格に最も大きい影響を受けることが明らかになった。 白菜価格が100ウォン上昇する時にはキムチ漬け込み費用が 28ウォン上昇し、粉トウガラシが100ウォン上がれば費用は19ウォン上がった。 農林部は毎月キムチ指数を発表して、キムチを漬ける季節や価格変動が大 きい時期には毎週キムチ指数を出す計画だ。

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

こ れは難しい経済の話から脱線して箸休め程度のニュースであるが、韓国人はとにかくキムチなしでは生きていけない特異な民族なので、このキムチ指数から景気 や物価の上昇を見るのはわりと面白い視点だと思われる。しかし、キムチをドンだけ漬けてるんだ。粉唐辛子1.86キロ、塩8キログラムって何だよ。これは 辛いとかのレベルなんだろうか。

月間輸出額史上初の500億ドルへ

>我が国の月間輸出額が初めて500億ドルを越えた。

 14日関税庁が発表した‘2013年10月輸出入動向(確定分)’によれば、輸出は504億9300万ドルで前年同月比7.2%、輸入は456億1400ドルで5.2%増えた。これに伴い、貿易黒字は48億7800万ドルと集計された。

月間輸出額が500億ドルを越えたのは国内貿易史上初になる。これまでの最大実績は2011年7月の489億5000万ドルで、今年10月より15億4300万ドル少なかった。

輸 出を導いた品目は、無線通信機器(30.3%)、家電製品(22.4%)、乗用車(19.8%)、半導体(13.5%)、化学工業品(10.5%)、船舶 (7.4%)、鉄鋼製品(3.7%)だった。 しかし石油製品(-16.1%)、液晶デバイス(-15.2%)は前年同月よりも海外販売が減った。

国 家別では、米国(23.1%)、中国(5.5.%)、オーストラリア(6.8%)、ヨーロッパ連合(EU、15.9%)への輸出が増え、日本 (-8.9%)、中南米(-8.3%)、東南アジア(-1.8%)、中東(-6.2%)が減った。輸入は、乗用車(45.6%)、機械類と精密機器 (25.8%)、半導体(2.9%)で増え、原油(-6.1%)、化学工業品(-2.3%)、鉄鋼材(-1.4%)の原材料が減った。

 今年に入って先月までの輸出額は4638億ドル、輸入額は4280億ドルで、貿易収支は357億ドル黒字となった。

(ソースは韓国語なので2chより記事掲載)

貿易輸出額が月間ではじめて500億ドルを超えたというニュース。これも好材料ニュースであるのだが、輸入の乗用車が45.6%増加というのが気になる。 このことは欧州の自動車が韓国では当たり前のように走っているわけだ。韓国とEUのFTAは上手くいっているのか。輸出は確かに増えているが、自動車では苦戦している状況が窺える。

9月の鉱工業生産

>韓国統計庁が30日発表した9月の産業活動動向によると、鉱工業生産は製造部門が振るわず、前月に比べ2.1%減少した。

8月(1.6%増)は昨年11月以来最大の増加幅を記録し、景気回復への期待が高まったが、再び減少に転じた。 鉱工業生産は今年1月から3月までマイナスを 記録した後、4月に0.5%のプラスに転じた。5月が0.2%減、6月が0.6%増、7月は再びマイナスと、小幅ながら増減を繰り返してきた。

9月はサービス業が0.3%増を記録したものの、建設業が2.2%減、公共行政が3.3%減となり、全産業の生産は0.8%減となった。現在の景気状況を示す一致指数の循環変動値は前月より0.1ポイント下落し、今後の景気を予測する先行指数は0.2ポイント下がった。

製造業の生産を業種別にみると、自動車(18.6%減)、ゴム・プラスチック(4.9%減)、非金属鉱物(4.1%減)などが振るわず、全体で2.3%減少した。 特に自動車部門はストライキによる損失が響いた。<

(http://news.goo.ne.jp/article/yonhap/world/yonhap-20131030wow006.html)

最後に鉱工業生産について見ておく。8月は珍しく増加していたので景気回復傾向かどうかを探っていたのだが、9月は前月に比べて-2.1%減少した。これでは景気回復兆しとは到底言えない。

管理人はわりと鉱工業生産をわりと重視するので、貿易の輸出が500億ドルを超えた好材料ニュースもあったわけだが、まだまだ判断が難しいといわざる得ない。

このように色々見てきたが、景気回復するのか、しないのかは以前として不透明である。ただ、物価上昇の方はわりと収まっている感じがする。キムチ指数を見る限りでは白菜価格は安いようなので消費者にとってはありがたい傾向なんだろうか。

最初に触れたが、サムスンのような一部の企業だけが儲かって、家計や消費者にはほとんど還元されてない状況で、経済が順調であるというスタンスで述べるのは 管理人は好ましくないと考えている。 韓国企業のサムスンだけを見れば、経済は絶好調だと分析もできる。しかし、現実において、サムスンに就職できるのはごく一部である。

アルバイトでは48分働いてようやくビッグマックが一つ買えるぐらいの時給しかもらえない。一部の企業だけが成長し、家計所得は減少して、家計債務が増加しているわけだ。 しかも、大企業に就職しようとする学生は年々増加しているが、大企業は採用数を減らしている。

雇用については政府もかなり雇用者を増やしたようだが、その中心は50代の女性のようだ。しかも、働き口は介護などの福祉が主で、民間雇用はほとんど増えてない状況である。確かに政府主導で雇用を増やすのは悪くないが、民間がついてきてない現状では駄目だろう。

今回、経済指標を中心に見てきたので、初心者には難しい専門的な内容が色々と含まれていた。統計ニュースを分析するにはある程度慣れが必要で、好材料と悪 材 料の判断が難しいものがいくつもでてくる。今回はわりとバランス良く取り上げたわけだが、残念ながら韓国経済の景気動向を性格に掴むには情報不足となっ た。結論を出すには今後の経済指標を見ていくしかない。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

18日 2010.81 1057.90 509.54 265,60 -187億
19日 2031.64 1056.40 505.50 268.60 2480億
20日 2017.24 1057.90 504.16 266.90 -1442億
21日  1993.78 1062.90 501.05 262.20 -2376億
22日 2006.23 1060.20 504.06 263.80 -126億

今週の予想レートは1055~1070だった。一時期1054ウォンを付けたのだが、予想通り1060ウォン台に戻してきた。明らかに介入である。また、 KOSPIの方にも介入している気がする。それはKOSDAQの値動きがあまり変化ないのにKOSPIだけが上昇している不釣り合いさからもわかる。

さて、来週はアメリカはクリスマスシーズン前になっていくので、市場での取引規模は縮小する。また、月末なので輸出企業はドル売りを積極的に行うだろう。 そのような理由からウォン高が予想される。ただ、介入懸念があるので、1060ウォン台を行ったり来たりするのではないかと。1050ウォン台を維持でき るとはおもえない。次回は1055~1065にしておく。

今週はこれで終わる。次回はサムスンについて見ていく。アップルとサムスンの特許訴訟で900億円をサムスンが支払う賠償命令が出た。他にも新製品のギャラクシーギアの売れ行き、サムスンの配当金の裏に隠された実態などを特集していく。

読者様の購読に深く感謝する。これからも応援のほどをよろしくお願い致します。