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第119回「(号外特別号)年末なのに韓国経済を揺るがす3つの重大事件」

第119回「(号外特別号)年末なのに韓国経済を揺るがす3つの重大事件」

配信日:2013年12月29日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週、韓国経済のメルマガは第5週ということもあり、本来なら休みである。だが、前回に述べた通り、号外として今週の韓国市場だけを振り返ろうと思っていた。しかし、タイトルに書いてあるととおり、なんと韓国経済には3つの重大事件が起きてしまった。

これは来週からのメルマガ特集の内容となるので、予告で3つ「韓国経済を揺るがす3つの重大事件」を紹介しておく。

■韓国経済を揺るがす3つの重大事件

1.韓国軍、日本から1万発の銃弾を提供される。
2.安倍総理、靖国神社を参拝して韓国が事実上断交宣言
3.鉄道公社ストライキで朴槿恵大統領の支持率下がる。労組1万人が退陣デモ

管理人は年末、年始辺りに面白いことが起こると予想していたのは3番目のことである。なので、お正月はストライキの話題を中心に取り上げようと思っていた のだが、なんとそれまでに二つも興味深い出来事が起きている。しかも、1と2は日本も絡んでいる。ネタを提供してくれるのはありがたいが、韓国には緊迫し た経済事情がある。

それが2chにたくさん貼られている例のコピペだ。これが本当かどうかはIMFの発表次第である。

>IMF「借金いくらだ」
韓国「400兆ウォンオーバーです」
IMF「そんなもんじゃねーだろ! よし調べてやる」
IMF「1500兆ウォンもあるじゃねーか! 他に無いだろうな?」
韓国「はい、それだけです」
IMF「胡散臭いな もう少し調べてやる」
韓国「え」
IMF「今年いっぱい調べて2014年1月上旬発表な」 ←今ココ

韓国の主要銀行の7つの内の6つはアメリカが出資している銀行。 日本が韓国を見捨てたら、アメリカが助けるしかなくなるのです。

11月発表するというIMFが2ヶ月以上遅らせているのは韓国の真の借金の総額を暴き出すためなのか。だが、26日、安倍総理が靖国参拝したことで韓国は 日本に頼ることは不可能となった。つまり、アメリカが助けざる得なくなると。もっとも、アメリカにそんな余裕があるかは知らない。

このように一気にネタが追加された。1月からのメルマガも是非とも、楽しみにしていただきたい。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人

23日 1996.89 1060.70 489.63 263.15 704億
24日 2001.59 1059.30 491.08 263.55 -602億
25日 お休み
26日 1999.30 1059.30 488.87 263.10 -193億←安倍総理靖国参拝
27日 2002.28 1053.90 496.77 265.45 733億

今週の予想レートは1050~1065だった。終値が1053ウォンとウォン高が進行した形となったが、やはり、1050ウォンの壁は厚いようで、そこを 突破できるかどうかが今後の焦点となる。ただ、1050ウォン台そのものが、為替介入ラインであるので、激しい攻防が日々、行われているわけだ。もっとも 年末となり、今年、韓国市場が動くのは30日だけ。

年明けのアメリカの経済指標の発表次第なところもあるので、引き続き、この辺りのウォンレートを維持するとみられる。つまり、1050~1065の間だと 思われる。また、30日にKOSPIが2000を越えられるかは注目していただきたい。韓国は旧暦なので年末にはならないのだが、KOSPIが2000以 下になれば、韓国経済は不調ということになる。心理的な壁というのもある。

年末、年始予定は以下の通りだ。

年末年始予定   ○:開場 -:閉場 △:10時開場
25262728293031.1.2 3 4 5 6
水木金土日月火水木金土日月
日○○○--○------○
米-○○--○○-○○--○
韓-○○--○--△○--○

韓国市場は1月2日から開くことになる。アメリカ、日本と市場は開かないのでたいした値動きはないと思われる。

以上。さて、次回は韓国経済を揺るがす3つの重大事件として、韓国軍、「日本から1万発の銃弾を提供される」を特集する。その後、2と3と見ていく。もっ とも、3のストの動き次第では先に3を取り上げる可能性はある。もし、朴槿恵大統領の退陣ともなれば、優先せざる得なくなる。さすがに、それは低いと考え ているのだが、世の中、何が起こるかわからない。しかも、まだ1月1日になっていない。他にも、何か韓国経済ニュースが飛び込んでくることも考えられる。

それでは、今年最後の挨拶をさせていただく。

2013年、韓国経済のメルマガを講読していただいてありがとうございます。韓国経済を特集して、来年で6年目となります。そのため、かなりの知識を蓄えてきたと自負しております。

最近、日本の週刊誌が韓国ネタをかなりまともに取り上げているので、管理人も毎週、一冊の週刊誌を購入して読んでいます。もっとも、こちらが知らない情報ではないので確認程度なのですが、何か気になる内容があれば、記事にしようと思っております。

これからも自分のペースで韓国経済のメルマガを続けていきますので、来年も温かい応援の程をよろしくお願い致します。それでは、良いお年を迎えてください。

2013年 12月29日 管理人のジンボルト より

第118回「米アップル VS サムスン電子の特許訴訟…韓国でもサムスンが負ける崖っぷち?」

第118回「米アップル VS サムスン電子の特許訴訟…韓国でもサムスンが負ける崖っぷち?」

配信日:2013年12月22日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週の韓国経済特集はアップルとサムスン電子の特許訴訟の最新情報についてだ。タイトルに書いたとおり、サムスンはかなりの崖っぷちに追い込まれているか もしれない。標準特許の侵害だと訴えた裁判、アメリカの裁判、世界中で起こされた裁判の結果はどれもこれもサムスンに不利なものばかりだった。しかも、韓 国の裁判でも事実上は負けとなった。では、記事のチャートを張る。

記事のチャート

サムスン、韓国の裁判所でアップルに負ける→サムスン、欧州では携帯電話の基本端末特許訴訟を行わない→今週の韓国市場

サムスン、韓国の裁判所でアップルに負ける

韓国のソウル地方裁判所は、同国サムスン電子と米アップルの特許権侵害訴訟でサムスンの訴えを棄却した。サムスンは国内で予想外の打撃を与えられた格好だ。

世界で相次ぎ特許訴訟を繰り広げているサムスンは、アップルの一部製品が携帯端末に使用されている同社のメッセージング技術関連特許3件を侵害したと訴え ていた。アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)4s」「iPhone 5」モデルが、係争されている特許3件のうち2件を侵害したと主張していた。

サムスンは訴えの棄却を受け声明で「裁判所の決定に失望している」と述べ、「当社の知的財産権を保護するため今後も必要な措置を講じていく」姿勢を示した。

この日の判決は、サムスンに総じて有利な内容となった昨年の国内裁判所の判決とは対照的だ。昨年はアップルがサムスンの標準必須特許の2件を、サムスンがアップルの特許1件を侵害したとの判決が言い渡されていた。

サムスンとアップルは現在、互いの携帯技術特許をめぐり、複数の訴訟を起こしている。

米カリフォルニア州サンノゼの連邦陪審は11月の再審理で、アップルの特許を侵害した損害賠償金として2億9000万ドルを支払うようサムスンに命じた。 この判決に先立ち、サムスンは再審理の対象にならなかった特許についてすでに6億4000万ドルの賠償支払いを命じられていた。

(http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303747904579253471826326490.html)

韓国の裁判所でサムスンに不利な判決出たことに驚いたわけだが、良くも悪くも韓国の裁判所は世論に流されすぎで、韓国内ではサムスンに対する不信感が高 まっている。その背景が考慮された気もしないでもないという意見も中にはある。しかし、実は中身を見るとサムスン有利な判決だったりする。

もっとも、標準特許侵害だとアップルに訴えたサムスンはアメリカから干されている。例えば、800億円の賠償金を支払うことになったカリフォルニア州連邦 地裁では、サムスンは、自身の特許3件とデザイン特許4件をアップルは侵害していると訴えたが、陪審員はアップルは一件も侵害しておらず、賠償金額はゼロ とした。つまり、アメリカではサムスンの一方的な負けなのである。

さて、この特許訴訟の一審判決を解説した記事をネットで見つけたのだが、かなり専門的過ぎて難しい。しかし、ここで大事なのは実は韓国ではサムスンは一方的には負けていないのだ。特許侵害が認められたことで負けは事実ではあるが、そこは韓国の裁判所だった。

>この判決は,アップル,サムスン共に互いの権利を侵害しているというもので,両者に対しそれぞれ相手に賠償金の支払いを命じた(アップルに4000万ウォン,サムスンに2500万ウォン)。

この訴訟を含む一連のサムスンとアップルの特許訴訟,サムスンにとっては,その勝敗以上に,巨大通信企業アップルを相手に展開している訴訟を通じ,その技術力のPR,サムスンのブランド力のアップ等,得たものは大きい。<

(http://www.jpaa.or.jp/activity/publication/patent/patent-library/patent-lib/201303/jpaapatent201303_082-087.pdf)

実はアップルのほうが賠償金支払う総額が高いという。WSJの記事には賠償額は書いてなかったが、このような結果である。

しかも、韓国の裁判所だと無線通信関連の標準特許、FRAND宣言した後に、侵害を訴えた裁判において権利の乱用までは言えないとされている。アメリカと 韓国との裁判での判決は真っ二つにわかれていることは先ほど少し触れた。また、どちらも、高裁に提訴しているので韓国の高裁が次の戦う場所となる。

サムスン、欧州では携帯電話の基本端末特許訴訟を行わない

韓国ではそうなのだが、この標準特許をめぐって欧州委員会では昨年に独占禁止法に抵触するのではないかと見解していたわけだが、10月にサムスンはこんな提案を出した。

>欧州委は前年、サムスンの特許訴訟はEUの独占禁止法に違反するとの見解を示しており、サムソンが訴訟を控えれば、最大183億ドルの罰金の支払いを回避できる可能性がある。

欧州委によると、サムスンは「ライセンスの枠組みに合意する企業に対し、携帯端末の標準必須特許(SEP)に関する法的措置実施の要請を5年間行わない」ことを伝えた。

SEPはスマートフォン(スマホ)やタブレット端末の基本特許で、低水準の特許料で幅広く利用できるようにする必要があるとされている。

サムスンは「自社が持つ特許を公正、かつ合理的に供与することにコミットしている。サムスンは、バランスの取れた方法で特許を供与することにより、技術革新が進み、消費者、および産業全体が恩恵を受けると確信している」との見解を示した。<

(http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTJE99G01M20131017)

つまり、欧州で訴訟起こしても勝てないとわかっているからだろう。184億ドル回避したほうが自社に得だという判断である。最後のとってつけた言い回しがいかにもサムスンらしい。

違うだろう。そういう目的で造られた標準特許を侵害していると訴えたのは世界中探してもサムスンぐらいだろうに。なので、この裁判は標準特許をどのように 裁判所が扱うかが注目されている。しかし、5年間と書いてあるところが鍵だと思われる。これを欧州委員会が認めれば、実質、年間売上高10%の罰金は回避 できるわけだ。負けるとわかっていて高い弁護士を雇う必要もない。

来年も引き続き、この泥沼な争いが続くわけだが、今後どうなるかはまだまだわからない。何か動きがあれば特集していきたい。

今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

16日 1961.15 1051.50 488.19 257.10 -646億
17日 1965.74 1051.10 486.15 258.65 171億
18日 1974.63 1051.30 485.65 260.00 -1372億
19日 1975,65 1060.10 484.17 259.45 819億←米国テーパリングの影響
20日 1983.25 1061.20 488.41 260.75 336億

今週の予想は1050~1060ウォンだった。

今週の注目する場所は19日のウォン安であろう。10ウォン近く一気に下がったわけだが、これについては二つの大きな影響がある。

一つは、前回から出てきている米国テーパリング(資産買い入れの漸進的縮小)発表の影響である。つまり、アメリカドルの価値が高まった。もう一つが介入懸念である。どっちか大きいといえば、後者だと考えるのだが1050ウォンの壁は厚く介入懸念があった。

そこを少し下げて1060ウォン台辺りで止まれば、それほど介入危機はないのかもしれない。そういった、投資家心理が働き1061ウォン辺りに落ち着いたと見ている。もっとも市場の取引はたいして動いていない。年末なのでそのようなものだろう。

来週の予想レートは1050~1065ウォンにしておく。

さて、来週のメルマガは今月5回目となるのでお休みとなる。なので、次回は年明けての1月5日となる。また、日本市場は12月31日~1月6日まで開いていない。

しかし、韓国市場は旧暦なので休みではない。お正月も開いている。

そこで、今週の韓国市場を号外の方で出そうと思う。つまり、23日、24日、25日、26日、27日の5日分の韓国市場の動向である。配信予定は28日、29日の予定だ。

これはお詫びも兼ねている。管理人がたまにあるメルマガの休刊日をあまり気にしてなくて、毎週1回書くような週間になっているので、たまに配信されてなかったことを後で気づいたことが先月にもあった。

この場で謝罪させていただくとともに、毎週、市場の動向をチェックしている企業の方にも、役立つメルマガとして配慮した結果である。

では、次回は号外の方を楽しみにしてほしい。1月5日の特集記事ネタはそれまでに何か考えておく。実は1月1日に韓国ネタで面白いのことが来ると予感している。当たるかは定かではないが。

読者様の購読に深く感謝する。まだまだ至らない点も多くありますが、これからも応援の程をよろしくお願い致します。