第139回「朴槿恵大統領は6月4日に統一地方選で惨敗確実!? どっちに転んでも反日路線が強化される始末に」
配信日:2014年6月1日
最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)
今週の韓国経済は朴槿恵大統領の最新の行く末を見ていく。既にセウォル号沈没事件での浅 はかな対応で、反日ドーピングで稼いだ支持率は失った。日本との関係は悪化しまくり。もはや、日本側から断れるまでに至る。しかも、驚くべきニュースとし て、北朝鮮と日本政府が交渉し、拉致被害者の再調査を約束させた。
これについては北朝鮮の話なので直接関係ないが、韓国にだって北朝鮮に拉致された多くの被害者がいる。しかし、現状を見る限りでは、韓国より北朝鮮のほう が交渉しやすい現実があるわけだ。しかも、朴槿恵政権は6月4日に地方統一選が控えている。この地方統一選の結果は考えてるまでもなく惨敗であるし、野党 が勝とうが、日本への反日路線は強化されることだろう。
朴槿恵大統領のお涙ちょうだいのパフォーマンスがどこまで効果あるか知らないが、現実的にはすでに詰んでいる。竹島侵入などのウルトラCの反日をするぐら いしか残されていない。もっとも日本側からすれば、アメリカに韓国とは協調できないというのを知らしめる口実が出来上がる。どのみち、反日の韓国と協力す るのは背中に銃を突きつけられているのとたいして変わらない。では、記事のチャートを張る。
記事のチャート
朴槿恵大統領、北朝鮮の核実験を牽制→トラウマから抜け出せない韓国→海洋警察イジメ→韓国大統領の風刺絵を発見して20代の男が逮捕→今週の韓国市場
朴槿恵大統領、北朝鮮の核実験を牽制
【ソウル】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は28日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、北朝鮮が新たに核実験を実施すれば、隣国に核武装の口実を与え、ドミノ効果をもたらす恐れがあると警告した。 (中略)
朴大統領は「北朝鮮が新たな核実験を強行すれば、事実上ルビコン川を渡ることになる」と述べ、米国など主要国が参加する北朝鮮核交渉に終止符が打たれるとの見通しを示唆した。(中略)
朴大統領は、不安定な北東アジア地域での核実験強行に伴う影響の1つは、近隣諸国も不安にかられ、自前の核兵器を開発する必要があるのではないかと考える ことだと指摘した。同大統領は「そうなれば、われわれがこの地域で核のドミノ現象を阻止するのは難しいだろう」と述べた。
北東アジアで北朝鮮のミサイルによって最も大きなリスクに直面するのは日本と韓国だ。両国とも核兵器を保有していないが、北朝鮮に対する抑止力として行動するため、これを導入するよう求める少数派政治集団が存在している。
(http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304817704579592940411774748)
北朝鮮が核実験を強行する。日本との拉致被害者への交渉が発表される前のニュースだが、朴槿恵大統領が牽制した。ただ、韓国が牽制しようが、北朝鮮にはた いした効果はない。どのみち,このままでは中国に飲まれるのは目に見えているので、韓国が核実験を行おうが、日本の脅威が過ぎさるわけでもない。だが、核 武装の流れは現実的に起こりえることだ。
朴槿恵大統領がどのような決断をするかはわからないが、彼女に力はない。口先だけの韓国ではなにもなしえないということだ。日本批判の告げ口外交は思った より、成果は上げていないことになる。日本の民主党政権で東日本大震災が起こったとき、その対応のまずさで政権が崩壊した。朴槿恵政権はただの人災で政権 が崩壊しようとしている。この違いは明らかであるが、後世の歴史家なら、色々と考えたいところだろう。
無能なトップが一番上に立つと、その政権を崩壊させる事件が起こる。朴槿恵大統領という無能なトップの時に、セウォル号沈没事故が起こった。これは偶然なのか、必然なのか。それは神のみぞ知ることだが、日本にとっては韓国と離れられるチャンスを活かしたい。
トラウマから抜け出せない韓国
>朝鮮日報電子版(日本語)も5月30日付の記事で、相次ぐ事故の不安から「防災グッズ販売が急増」と書いた。市民がこれほどまでに神経質になっているの は、フェリー沈没や、ソウルを流れる漢江に架かる「聖水大橋」崩落、さらに百貨店ビルが突如崩壊した1993~95年以来だという大学教授のコメントを引 用している。
「韓国社会全体が、セウォル号事故のトラウマからいまだに抜け出せないでいます」と話すのは、ソウル在住の韓国人女性ジャーナリストだ。既に40日以上が 経過したが、行方不明者の捜索は今も続いている。転覆した船体が無残な姿をさらし続けているのも人々の心をえぐる。「自分たちの目の前で起きた悲劇に何も できなかったというつらい事実が、私たちの頭から消えることはありません」。
選挙戦での歌のパフォーマンス「全く見かけない」
セウォル号事故発生後しばらくは、韓国全体が「服喪」の雰囲気に包まれた。明るい色調の服の着用をためらう人もいたという。韓国の大手企業に勤務する女性は取材に対し、事故後数週間はテレビ番組から「お笑い」やトークショー、ドラマが姿を消したと話した。
自粛ムードは現在も続いている。前出の女性ジャーナリストは、政府関係者や上司から「今はタイミングがよくない」「喪に服す時期だ」 といった言葉を今も耳にすると明かした。5月15日付の日本経済新聞朝刊は、ゴルフ場やカラオケなどのレジャー産業と、宿泊施設などの観光業界に大きな影 響が出ていると伝えた。さらに修学旅行の中止が相次ぎ、5月2日時点で5400件を超えるキャンセルが発生。
業界全体で約27億円の損失になるそうだ。百貨店の売上高も、セウォル号事故後はマイナスに転じた。自粛による消費の減退が続くと、韓国経済の冷え込みが懸念される。(後、省略)<
(http://www.j-cast.com/2014/05/30206284.html?p=all)
もはや、韓国が滅びる前兆の兆しみたいなのが韓国全体に見え隠れしている。これは街の様子を知って貰うためにもってきたニュースだが、経済停滞以上に朴槿 恵大統領のやりかたは恐怖政治一直線である。それがセウォル号のオーナーである国際的な指名手配と、240億円の財産の没収である。
法治国家より、感情が優先する韓国ならではの責任のなすりつけ合いはこのオーナー一家を破産させるために向けられた。もはや、オーナーの関係者なら、誰で も処刑しようというような異様な雰囲気である。ここでまともな路線に戻すなら朴槿恵大統領の失脚以外はあり得ないのだが,それをしないことでますます亡国 へと傾いているわけだ。しかも、役に立たなかった海洋警察を解体してから、海洋警察イジメが始まっている。
海洋警察イジメ
>韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、救出活動に失敗したとして組織解体が発表された海洋警察庁が、各方面で肩身の狭い思いをしていることが分かった。複数の韓国メディアが23日、報じた。
報道によると、全羅南道・莞島(ワンド)海洋警察署のある派出所では、職員が飲食店にデリバリーを注文したところ、海洋警察であることを理由に配達を拒否 された。飲食店の店員は電話口で「お前は飯を食う資格がない。配達しない」と言い放ったそうで、職員はこの時について「頭を殴られたようだった」と話し た。
別の海洋警察署の職員は、漁船の点検を行おうとしたところ、船長に「もうすぐ解体される海警が何をしにきたんだ」と言われ、点検を拒否された。
(http://news.searchina.net/id/1533812)
確かに無能であることは言うまでもないが、彼らは彼らなりに一生懸命やったのだろう。しかし、一番上のトップは自分たちをいらない子を扱いし、さらに関係 のない職員までが配達を拒否する始末。そういうやりかたがさらなる危機を招くことは知らない。負の連鎖がどこまで続くかはわからないが、国が滅びようとす る些細な前兆ではないだろうか。そして、恐怖政治はまともな韓国人を逮捕する。
韓国大統領の風刺絵を発見して20代の男が逮捕
>1日の午前、江原道(カンウォンド)春川市(チュンチョンシ)明洞(ミョンドン)の地下商店街のトイレで、朴槿恵(パク・クネ)大統領を風刺する内容が盛り込まれたステッカーを貼ったり、ステンシル技法で壁面に絵を描いた20代の男が現行犯逮捕された。
(http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=003&aid=0005879594)
ソースは韓国語なのだが、どんな風刺絵なのかチェックしてみてほしい。表向きには器物破損罪だと思われるが、大統領の関係者に余裕がないことを伺われる。 イライラしているのが伝わっているのだろう。セウォル号沈没事故以来、負の一面が一気に放出されて、気がつけば恐怖政治へと変貌していく。この先、韓国は 実に興味深い事象を我々に教えてくれるかも知れない。
今週の韓国市場
日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)
26日 2010.35 1024.00 548.84 263.20 831億
27日 1997.63 1023.20 547.97 260.50 198億
28日 2017.06 1021.40 549.96 263.60 1099億
29日 2012.26 1020.60 549.61 263.10 956億
30日 1994.96 1020.10 546.53 260.50 -171億
先週の予想は1020~1030だった。予想通りの動きであるが、今のウォン高圧力は、世界的にドル安の圧力が強い。今後、ウォン高はさらに進行すると見 ているが、30日の1020.10は介入を精一杯してこれである。そのため、次回は1020以上突破される可能性が出てきた。
突破されたら、5ウォンほど上がると見ている。予想レートは1015~1030にしておく。もっとも、介入をどこまで続けるかは定かではない。しかし、な りふり構わず介入しているので、韓国経済も完全、ヘッジファンドの玩具である。政権運営だけではなく,経済の舵取りも自由に出来ない。経済的に危険なウォ ン高推移が続けば続くほど韓国は疲弊していく。頼みの綱のKOSPIも2000を切ってしまっている。
以上。今回はこれで終わる。来週の予定だが、セウォル号沈没事故後における韓国社会の変化について特集しようと思う。今回のテーマで色々と調べていて、韓国の自粛ムードの行き着く終着点がどこにあるかを興味を持った。もっとも、統一地方選挙の結果も合わせて出す予定だ。
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