第143回「河野談話は「河野談合」であった。河野談話が作成された経緯を検証」

第143回「河野談話は「河野談合」であった。河野談話が作成された経緯を検証」

配信日:2014年7月6日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週のメルマガは河野談話の作成過程について見ていく。これは平成26年6月20日に公開された河野談話作成過程に関する検討チームによる25ページにもわたる報告書からである。文章的には長いのだが、河野談話がなぜ作成されたかがわかる。

http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/06/20/20140620houkokusho_2.pdf

結論から述べると、韓国側の要求である。当時、日本政府がそれを聞き入れて、韓国側に譲歩したのが河野談話である。しかも、この河野談話作成は「結論」か ら先に出来ているという、もっともふざけたやりかたである。どんな証言があろうか、それが嘘だろうが、裏付けが取れなくても、談話の内容はほぼ確定してお り、それを作るために都合の良い証言を集めたに過ぎない。しかも、韓国側とは何度も秘密裏に事前協議が行われており、談合であったこともわかった。

この時点で河野談話が荒唐無稽で、韓国を喜ばせる作られた外交的な産物としか言えないのだが、大事なのはこの談話の発表によって、日本は慰安婦問題を解決 させようとしたわけだ。だが、韓国はこの談話を根拠に慰安婦は日本軍によって強制されたと世界中に吹聴した。なんと談話を公表してすぐに韓国側がいきなり 裏切ったわけだ。

もはや、当時の日本政府が完全に騙されたわけだが、それを今まで放置してきた日本もどうかしているだろう。なぜ、あの時、さっさと韓国側に追求しなかった のか。慰安婦問題で騒ぐなら、事実を明らかにすると言えば良かったと思われる。それが20年ほどたった現在、ようやく検証とか、何を考えているのかは知ら ないが、ヘタレ外交も良いところである。

それからアジア女性基金が作られた経緯も語れるのだが、これでも韓国は裏切っている。もはや、どこまでも裏切れている。だが、ここは最初に指摘しておきたい。

>慰安婦問題に関して、河野談話作成過程における韓国とのやりとりを中心に、その後の後続措置であるアジア女性基金までの一連の過程について、実態の把握 を行うこととした。したがって、検討チームにおいては、慰安婦問題の歴史的事実そのものを把握するための調査・検討は行っていない。<

以上。これは忙しい人のために管理人がまとめたものだ。ここからは上の発言を補足する形でこの報告を書見ていく。ただ、内容がかなりあるので前編と後編に分けることにした。では、記事のチャートを貼る。

記事のチャート

結論から作成された河野談話→韓国側との事前協議→強調性の有無→立ち合いに来ない韓国政府の狡猾さ→逃げる挺対協→今週の韓国市場

結論から作成された河野談話

この談話でもっとも怒りを覚えるのは結論から作成されていることだ。普通、何かを調べる時に、様々な調査を得てから結論に至る。なぜなら、調査中に出てき た事実が大事だからだ。ところが、この談話は元慰安婦への聞き取り調査も行うわけだが、元慰安婦16名の裏付けや信憑性もないただの証言であり、それが現 在では20万人となった。まずはここまでを整理しよう。

>1991年12月以降、韓国側より複数の機会に、慰安婦問題が宮沢首相訪韓時に懸案化しないよう、日本側において事前に何らかの措置を講じることが望ま しいとの考えが伝達された。また、韓国側は総理訪韓前に日本側が例えば官房長官談話のような形で何らかの立場表明を行うことも一案であるとの認識を示し、 日本政府が申し訳なかったという姿勢を示し、これが両国間の摩擦要因とならないように配慮してほしいとして、総理訪韓前の同問題への対応を求めた。<

つまり、韓国によって慰安婦問題が懸念化しないように日本政府へ対応を求めて作られたのが河野談話であるわけだ。だが、懸念化どころか、韓国はそれを利用 して、日本批判を展開した。既にこの時点で韓国人は狂っているとしかいいようがないのだが、これが20年以上続く摩擦問題の発端である。

これを見る限りでは日本政府がどこまでも韓国を甘やかす。土下座外交しかしていないことがわかる。はっきり言ってただの間抜けである。解決を図る目的で 造った談話を逆に利用されて、問題を深刻化させるとか、大失敗とかのレベルではない。歴史的外交敗北である。また、元慰安婦への聞き取り調査が行ったわけ だが、これはただの形式的なものに過ぎないこともわかった。

>聞き取り調査の位置づけについては、事実究明よりも、それまでの経緯も踏まえた一過程として当事者から日本政府が聞き取りを行うことで、日本政府の真相 究 明に関する真摯な姿勢を示すこと、元慰安婦に寄り添い、その気持ちを深く理解することにその意図があったこともあり、同結果について、事後の裏付け調査や 他の証言との比較は行われなかった。聞き取り調査とその直後に発出される河野談話との関係については、聞き取り調査が行われる前から追加調査結果もほぼま とまっており、聞き取り調査終了前に既に談話の原案が作成されていた(下記5参照)。<

普通の日本人なfらこの時点で舐めているとしか言いようがないわけだが、当時の日本政府は秘密裏にこれを行った。結果の検証もしない、他の証言の比較もしないとか、鵜呑みとかのレベルではないだろうに。

韓国側との事前協議

河野談話が河野談合であることを管理人は指摘した。それの証拠となるのが談話が発表される前に行われた韓国との事前協議である。

>日本側は、1991年12月に開始した各省庁における関連資料の調査を1992年6月まで実施した。韓国側からは、調査結果発表前に、当該調査を韓国の 政 府及び国民が納得できる水準とすることや、調査結果発表について事務レベルで非公式の事前協議を行うことにつき申し入れがあった。

また、発表直前には、韓国側から、調査結果自体の発表の他、当該調査結果についての日本政府の見解の表明、調査に続く措置の案の提示が含まれるべき旨意見が呈されるなど、調査結果の発表ぶりについて韓国側と種々のやりとりが行われた。<

強制の有無

慰安婦問題で度々,問題になるのが強制の有無であるが、日本政府は最後まで譲らなかった。だから、河野談話には強制という言葉は書かれていない。報告書には韓国側との協議が掲載されているが、一部を出しておく。

>更に、同年4月下旬に行われた日韓の事務方のやりとりにおいて、韓国側は、仮に日本側発表の中で「一部に強制性があった」というような限定的表現が使わ れれば大騒ぎとなるであろうと述べた。これに対し、日本側は、「強制性」に関し、これまでの国内における調査結果もあり、歴史的事実を曲げた結論を出すこ とはできないと応答した。また、同協議の結果の報告を受けた石原官房副長官より、慰安婦全体について「強制性」があったとは絶対に言えないとの発言があっ た。

ここで日本は折れなかった。しかし、韓国側が強調性を何度も指摘してくる。つまり、最初から,日本政府を騙す気があったとしか思えない。この時点で談話作成など止めるべきなのに、日本政府は韓国を信じた。

>韓昇洲外務部長官からは、日本側の誠意あふれる発言に感謝するとしつつ、重要な点として、「第一に強制性の認定、第二に全体像解明のための最大の努力、 第 三に今後とも調査を継続するとの姿勢の表明、第四に歴史の教訓にするとの意思表明である。これらがあれば」、「韓国政府としても」、「本問題の円満解決の ために努力していきたい」との発言があった。また、韓国側からは、日本に対し金銭的な補償は求めない方針であるとの説明があった。

この発言も今から見れば嘘だらけなのがよくわかるだろう。どれもこれも韓国は守っていない。金銭的な補償は求めない。でも、アジア基金で金を受け取る。

立ち合いに来ない韓国政府の狡猾さ

報告書を読み進めていくと慰安婦への聞き取り調査の話となる。しかし、ここで気になる内容がある。

>日本側においては当初、元慰安婦からの聞き取り調査を始めると収拾がつかず、慎重であるべきとの意見もあったが、1992年12月までに、上記韓国側見 解を踏まえ、「真相究明の結論及び後続措置に関して韓国側の協力が得られる目処が立った最終段階で」、元慰安婦からの意見聴取を「必要最小限の形で」実施 するとの対応方針が決定された。

その後、1993年3月の日韓の事務方のやりとりでは、日本側より、前述(3(4)~(6))の対処方針に沿って、「韓国 政府の仲介が得られれば、本件措置のパッケージの一環として元慰安婦代表(複数可)との面会を実施する用意がある」ことを打診した。

これに対し、韓国側は、評価すべきアイディアとコメントするとともに、全員から聴取する必要はないであろうとし、「証人」の立ち会いを求めることはあり得るが、韓国政府は立ち合いを希望しないであろう旨述べた。<

つまり、韓国政府は日本側の一方的な調査という嘘を固めたかったのである。仮に慰安婦への証言で立ち合いをしていれば、慰安婦によって暴露される可能性を恐れたかもしれない。さらに邪推するなら、韓国政府はこの慰安婦証言は嘘だらけなのは知っていた。

そもそも、真相究明が大事といいながら、わずか16名の意見とは少なすぎるだろう。慰安婦は20万もいたのだろう。なら、最低でもランダムに選んだ1%,200人の証言は集めるべきである。

逃げる挺対協

ここでまた重要な事実が出てきた。

>韓国政府の示唆を踏まえ、5月下旬に在韓国日本大使館が挺対協との協議に着手したが、挺対 協側は聞き取りの実現に、当時日本政府が行っていた追加調査結果の事前提示、「強制性」の認定等を条件として掲げ、日本側とのやりとりを経てもその立場を 翻意するには至らなかった。

またその過程で挺対協側より、日本の役人、しかも男性がいきなり来ても誰も心を開いて話はしないとして、慰安婦らの証言につい ては挺対協がとりまとめていた証言集を参考にすることで十分であるとのコメントもあり、最終的に挺対協からの聞き取り調査は断念し、代わりに同証言集を もって参考とすることとなった。<

この時点で人道的な配慮とか述べているから嘘に騙されるのだ。橋下市長が元慰安婦に公開討論を申し込んで逃げたのを覚えている読者様もいるだろう。つま り、彼女らは嘘がバレるのが怖くて逃げたのだ。参考が同証言集とかあほじゃないのか。まともに聞かれたら口裏合わせが出来ないから,そんな本が作成されて いるのだ。

だいたい日本の役人だけが男性ではないだろう。女性を連れてくれば良いだけの話。この時点で逃げたとしか言いようがない。もっとも、この挺対協も嘘だらけなんだが。

なぜなら、この挺対協は北朝鮮の工作機関であり、それに関連して日本政府を批判しているわけだ。だから、挺対協はベトナムで起きた韓国軍の性暴行についても告発している。慰安婦問題がややこしいのは北朝鮮も絡んでくるからでもある。

さて、この時点で10ページ目である。後、11ページあるのだが文章が長くなってしまったのでここで一旦切る。次回に続きを見ていく。次回は河野談話の文 言による韓国側との生々しいやりとりが出てくる。そして、金銭的な賠償を求めないといいながら、アジア女性基金が造られる。

先週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

23日 1974.92 1018.50 529.96 257.95 8億
24日 1994.35 1018.40 529.49 260.95 252億←年金基金が1千384億ウォン規模で純買い入れ
25日 1981.77 1021.00 527.26 259.20 -378億
26日 1995.05 1016.20 530.04 261.20 765億
27日 1988.51 1013.40 531,43 260.55 -778億←1015ウォンを越える。

先週の予想レートは1015~1025だった。しかし、27日に1015ラインが破られてしまった。1013ウォンである。破られたのに外国人は投げ売り というのが興味深い。どうして韓国政府が介入しなかったかは知らないが、こうなってくると1010ウォンのラインも視野に入れる必要が出てきた。

予想レートは1010~1025としておく。

後、24日にKOSPIを年金基金が買い支えている。それと、今週は外国人の取引規模が少ない。しかし、この一連の流れを見る限りでは投げ売り傾向に入る のではないかと睨んでいる。年金でのKOSPI買い支えはそれを見越してのことではないだろうか。もっとも、サムスン次第かもしれないが。

今週の韓国経済(7月5日追記)

30日 2002.21 1011.80 537.06 260.85 1893億
01日 1999.00 1011.70 544.90 260.90 1010億
02日 2015.28 1009.20 549.03 262.90 3124億←1010ウォンを突破
03日 2010.97 1008.50 550.68 262.65 1665億←韓中首脳会談
04日 2009.66 1008.90 552.90 262.20 364億

先週の予想よりウォン高が進行してしまっている。大規模な介入が見られないのが不思議だが、口先の介入や微調整は頻繁に行っているようだ。それでも、ウォン高の圧力は防ぎ切れていない。

ただ、来週で一気に1000ウォンを上回ることは考えにくい。1005ウォン台辺りに壁ができるのではないかと睨んでいる。4日、アメリカのダウは中々良かったのだが,それでもたいして市場は反応していない。

また、韓中首脳会談ではウォン・人民元の直接取引が合意された。これについては次々回で特集する予定だ。

今週の予想レートは1005~1015ウォンにしておく。介入が来ないなら、たいした値動きはなさそうだ。

以上。今週はこれで終わる。次回は河野談話再検証の報告書の続きを見ていく。全文、読むのは大変なのでなるべく要点をまとめてわかりやすく整理するつもりだ。

読者様の購読に深く感謝する。これからも温かい応援の程をよろしくお願い致します。

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