第184回「返済は元本支払わずに利子分だけ!?末恐ろしい韓国版サププライムローン」

第184回「返済は元本支払わずに利子分だけ!?末恐ろしい韓国版サププライムローン」

■バックナンバー宣伝文

新規借入のほとんどがお金を借りても元本を返さないという。利子だけ払っていれば、なんとかなるという安易な発想。20年、30年後なんてどうなっているかわからないのにそんな馬鹿な事を選択する。そもそも、利子だけ払っていたら返済はずるずる延びて、30年じゃすまなくなるだろうに。まさに韓国版サブプライムローンである。

このように政府がやった経済対策はかえって負債を増大させた。だが、それは韓国人が選んだ道である。政府がやったのが愚策だというのなら、それを利用しなければいいだけのことである。ましてや、韓国政府が利息だけ払いましょうと推奨したわけでもない。これは極めて危険な状態だろう。つまり、一度、何かが起これば借り手側も、貸し手側も全員首を吊ることになる。韓国メディアが警鐘を鳴らすのも当たり前。だが、どう考えてももはや手遅れなんだよな。

配信日:2015年5月24日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週の韓国経済は実に「悲劇的」な内容を取り扱う。あまりにもこの先、待ち受ける底知れぬ絶望には同情を禁じ得ない。しかし、選んだのは韓国民であって、それを日本人がどうとか述べても変化しようがない。多くの意志が介入してしまうと誰の力でもどうしようもできないことがある。その一つが戦争であるわけだが、実は戦争より、「経済戦争」のほうが将来的に命を失う数は多いとされている。

直接、人が死ぬことは稀なのであまり実感はないかもしれないが、経済が崩壊することは戦争以上に国民に打撃を与える。そして、1997年のアジア通貨危機、2008年のリーマン・ショックはまさにそれだった。金持ちや投資家が損をしただけで済まない影響を世界中に巻き起こした。もっとも、戦争とは違い、こういった恐慌には各国が力を合わせることで軽減が可能だ。それが戦争より優れていると管理人は思っている。もっとも、他国の利害関係がそこにも多数存在するので、決して、皆が力を合わせたら幸せになれるなんてことは現実にはない。

前置きでこのように書いたのは今回のテーマと深く関わっているからだ。管理人は韓国の全体的な負債をメルマガでも散々取り上げてきた。その負債は2015年になっても爆発的に増え続けている。既に総負債はGDPの300%以上。3000兆ウォンを軽く超えた。

日本円で直すと、今の円安レートだと332兆円となる。2012年5月8日の時は221兆円だったわけなので、為替ーレートで100兆円も変わるわけだ。そりゃ、日本に韓国から旅行者が来るわけだ。しかし、借金を日本円で返済することはあまりない。あくまでもドルである。では、記事のチャートを張る。

記事のチャート

韓国で借金が増え続ける理由とは→韓国版サブプライムローン→今週の韓国市場

韓国で借金が増え続ける理由とは

1.生活苦

貿易黒字は過去最大。一人当たりのGDPは日本より上。サムスンのスマホは世界一のシェア。韓国が日本を比較してホルホルするのはだいたい上の3つである。別にデータ的には間違っていない。どれも事実である。問題はその中身である。

例えば貿易黒字は過去最大というが、これはただ単に輸出が増大したからではなく、輸入が減少しているためであり、いわゆる不況型黒字の典型例である。用は在庫処分して、ほとんど生産をしてなければ、余裕で過去最大の黒字を出すことは可能なわけだ。一人当たりのGDPなんてただのまやかしに過ぎない。1位の国がアメリカより豊かだと言えるなら、管理人も考えてよい。

次ぎにサムスンのスマホだが、新製品のギャラクシー6の売上は悪い。これは日本市場だけではなく、インドや中国といったアジア市場でもそうだ。特に中国では相当酷い。この辺りは次々回辺りのメルマガで詳しく見ていく予定だが、もはや、時代はサムスン天下ではない。

さて、一人当たりGDPを除き、この二つは韓国の絶望的な未来を暗示させるには十分過ぎる。輸出は低迷、頼みのサムスンも売上が激減。他にも韓国経済の赤信号はたくさんあるのだが、負債の話に進まないので割愛して次ぎに行く。

上で説明したとおり、韓国のように輸出依存が高い国は売上が低迷すれば、当然、市民の暮らしぶりに影響する。借金が一つ増える理由は物価高、つまり、デフレである。物の価格と得られる給金に乖離が出てきている。そうなると、生きていくために借金をする現実。1番わかりやすいだろう。もっとも、韓国の場合はそれだけではない。

2,住宅投資

韓国では住宅投資というのが盛んである。これは投資家だけがするのではなく、その辺の主婦が財テクとして扱うほどのレベルだ。この住宅投資は住宅価格が上がり続けるという前提の元にある。しかし、それが不動産バブルだとしたらどうなるのか。そもそも、住宅価格が下がればどうなるのか。価値が下がるので財テクになるはずもない。

1は仕方なくても2については日本人の感覚からすれば不思議なものである。だが、実際、政府がLTV(必要資金総額に占める借入比率)とDTI(返済負担率:年収に占めるローンの元利金返済が年収に占める割合)を規制緩和したことで、負債が増大している。

これは一応、負債への救済策だったわけだが、借りられる金額が増えたために、帰って負債を増大させた間抜けな経済対策である。さて、ここで一つ必読記事を読んでいただきたい。

韓国版サブプライムローン

>昨年8月に住宅ローンのLTV(必要資金総額に占める借入比率)とDTI(返済負担率:年収に占めるローンの元利金返済が年収に占める割合)の規制が緩和されて以降、住宅賃貸保証金の高騰も相まって、住宅担保ローンの利用が急速に増えている。

第1四半期の銀行の住宅担保ローン残高は10兆ウォン近く増え、過去最大の伸びを示した。ところが、新規住宅担保ローンも70-80%は利息のみを 返済する形態となっており、問題は深刻化している。漠然と住宅価格が上昇するだろうという期待感から利払いだけを続ける慣行が続いている格好だ。

A銀行の融資担当者は「今年に入り、新たに住宅担保ローンを借り入れた10人のうち7-8人は利払いのみの融資形態を選んでいる。安心転換融資を除 き、元金を返済する融資はほとんど増えていない」と指摘した。ある市中銀行では、3月末現在で住宅担保ローン全体の68.4%が利息のみの返済となってい る。

新規融資を受け、利払いのみを選択した顧客の70%以上は変動金利で、金利が上昇すれば、元金はそのままで、利払い負担が増大することになる。ある 市中銀行の融資担当者は「住宅担保ローンの利用者が借り入れた資金は、住宅購入費用だけでなく、子どもの教育費、生活費などさまざまな用途に使われてお り、高金利の無担保ローンを住宅担保ローンでカバーしたりしているため、大半は元金を20-30年後に返済することを希望している」と話した。

利払いだけを行う元金据え置き期間が満了し、元利返済の必要が生じると、他の銀行の住宅担保ローンに乗り換え、元金返済を先延ばしするケースが大多数だという。

世宗大経営学科のキム・デジュン教授は「元金を返済せずに利息のみを支払う人は、借り入れで必要資金をいったん賄い、住宅価格が上昇した段階で差益 で借金も返すという成長時代の思考にとらわれている。住宅価格の暴落や失業などの危機が訪れた場合、対処策がまったくない状態だ」と警告した。

金智燮(キム・ジソプ)記者

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/05/13/2015051300803.html)

新規借入のほとんどがお金を借りても元本を返さないという。利子だけ払っていれば、なんとかなるという安易な発想。20年、30年後なんてどうなっているかわからないのにそんな馬鹿な事を選択する。そもそも、利子だけ払っていたら返済はずるずる延びて、30年じゃすまなくなるだろうに。まさに韓国版サブプライムローンである。

このように政府がやった経済対策はかえって負債を増大させた。だが、それは韓国人が選んだ道である。政府がやったのが愚策だというのなら、それを利用しなければいいだけのことである。ましてや、韓国政府が利息だけ払いましょうと推奨したわけでもない。これは極めて危険な状態だろう。つまり、一度、何かが起これば借り手側も、貸し手側も全員首を吊ることになる。韓国メディアが警鐘を鳴らすのも当たり前。だが、どう考えてももはや手遅れなんだよな。

絶望がそこに待っている。しかし、韓国人はさらにその絶望を自ら取り入れようとする。それは韓国社会で当然のようにいつでも最悪な選択肢を取ることからもわかる。セウォル号沈没事故、でもそうであったように、彼らは悲劇を楽しむことが大好きで、悲劇から身を守ることは疎かにする。これでは日本人と価値観を共有できるはずがない。

最初に戻るが、多くの意志が介入してしまうと誰の力でもどうしようもできないことがある。まさに韓国人はこの状態に陥ったのだ。そして、そうなった原因が民族性だけではなく、「反日教育」にあると管理人は分析している。いつかその持論も述べたいのだが、経済ではなく社会の話になってしまうので時間があるときにコラム風に書きたいと思う。

今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人

18日 2113.72 1085.60 703.25 262.00 1625億
19日 2120.85 1088.10 706.79 263.30 869億
20日 2139.54 1096.00 713.95 265,75 1293億
21日 2122.81 1094.00 715.64 262.70 488億
22日 2146,10 1090.10 713.54 265.85 2871億

今週の予想レートは1080~1110だった。予想通りの展開であり、1097ウォンまで下がった後、ウォンが上がったところを見れば、介入が入った可能性がある。1100は行かせなかった心理が読み取れる。また、最近知った事実だが、韓国ウォンは円だけではなく、他の通貨からも通貨高となっているようだ。つまり、韓国の通貨は世界的に見ても急上昇している。これが一体何を意味するのか。韓国の輸出はますます為替レートで苦しむことになる。

次回も1080~1100までを行ったり来たりすると思えるが、1085前後でスムージングオペレーションをするという投資家予想もあるので、管理人もその線はわりと合っているのではないかと。介入あるなら極端に上がることもない。

後、次回は市場が26日からとなっている。

以上、今週はこれで終わる。さて、次回は日本の産業革命文化遺産の世界遺産登録に韓国だけが反対しているニュースを紹介したい。相変わらず、ただの嫌がらせなのだが、どう転ぼうが日本人の反韓感情を増加させる結果にしかならない。

読者様の購読に深く感謝する。これからも温かい応援の程をよろしくお願い致します。

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