第298回「韓中関係が雪解け!?だが、その「3約束」は主権を中国に譲り渡す属国化の宣言だった」

第298回「韓中関係が雪解け!?だが、その「3約束」は主権を中国に譲り渡す属国化の宣言だった」

■バックナンバー宣伝文

アメリカはおそらく、一度、配備すればさらに追加でTHAADを増やすのは容易と見ていた。そこを中国が先手を打って韓中通貨スワップ協や経済報復措置といった中国に依存する韓国経済を人質に取り、無理な裏合意をさせた。これが今回の「3約束」である。

しかも、韓中関係の改善の発表によって平昌五輪のPR映像が中国に流れるなど、いきなりの改善が見られるようにまでなった。だが、中国は決して、経済報復措置を認めてもいなければ、謝罪すらしていない。そして、韓国はこの先の軍事に関して大きな足かせを強制的に約束させられた。それは米韓同盟の「亀裂」さえありうるかもしれないのだ。

■配信日:2017年11月5日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

管理人のサイト→http://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/

今週の韓国市場はトランプ大統領の訪韓前に韓中関係が突然の改善という事態を特集する。実際、韓中通貨スワップ協定の延長が満期から数日後に韓国メディアから報道されたことを見れば、何らかの裏合意を結んでいると考えた日本人も多いんじゃないだろうか。その裏合意こそ、この3約束である。では、まずは3約束について見ていこう。

■協議分で約束された3約束とは

1.米国のミサイル防衛(MD)システムに加わらない

2.THAAD追加配備を検討しない

3.韓日米軍事同盟には発展しない

以上に3つである。これを韓国の外交長官、自らが宣言した。しかも、トランプ大統領がアジア歴訪が行われる前にである。11月5日なので日本ではイバンカ氏が日本から帰国した。韓国には行かない。そして、代わりにトランプ大統領が訪日した。これから、安倍総理とゴルフを楽しむようだ。

CNNでは5分ほどのトップニュースだったが、実際、北朝鮮問題を日本に話しあうよりは韓国と中国の方が難色を示しているので、そちらの動きの方が注目される。そういう情勢となっているわけだが、ここに来て韓国が韓中関係の改善のための裏合意と見られる3約束は、この先、北朝鮮関連で大きな足かせとなるかもしれない。

例えば、韓国でTHAADが現在、6基ほど配備されているわけだが、たった6基で北朝鮮へのミサイル攻撃に対応できるのか。多くの日本人は無理だと考えるだろう。管理人もその1人だ。なら、なぜ、アメリカはロッテから土地提供が正式に出された4月の頭、すぐにTHAAD配備をしようとしたのか。それはアメリカが検討している米国のミサイル防衛(MD)システムに組み込むためであり、韓国の場合、大統領選挙前で文在寅大統領が当選すれば揉めることを理解していたからだろう。案の定、揉めまくって正式に6基配備されたのは最近だったりするわけだ。

アメリカはおそらく、一度、配備すればさらに追加でTHAADを増やすのは容易と見ていた。そこを中国が先手を打って韓中通貨スワップ協や経済報復措置といった中国に依存する韓国経済を人質に取り、無理な裏合意をさせた。これが今回の「3約束」である。

しかも、韓中関係の改善の発表によって平昌五輪のPR映像が中国に流れるなど、いきなりの改善が見られるようにまでなった。だが、中国は決して、経済報復措置を認めてもいなければ、謝罪すらしていない。そして、韓国はこの先の軍事に関して大きな足かせを強制的に約束させられた。それは米韓同盟の「亀裂」さえありうるかもしれないのだ。

THAAD配備の損失が100億ドル以上といわれて、GDPに試算すると0.4%とされたが、韓国経済を救うために韓国政府は中国への属国化を宣言する形となった。これは中国との軍事パレートに韓国の朴槿恵前大統領が参加したことと同様に、歴史の教科書に載るほどのターニングポイントといっていい。

この選択が韓国をどのような道に突き進むことになるのか。簡単に言えば、いつもの「事大主義」である。韓国は中国との関係に裏合意はなかったという。だが、それを誰が信じるというのだ。中国がいきなり、関係改善しようなんてことはまずない。むしろ、この3約束でさえ、まだ改善関係の裏合意の一部ではないかと思うほどだ。

韓国のやったことでアメリカが非常に怒っているのは言うまでもない。先ほど、イバンカ氏が韓国へ行かないと述べたが、もしかしたら、突然のキャンセルはアメリカによる韓国への不信の現れかもしれない。でも、どうなるかはトランプ大統領の訪韓が11月8日であるのでわかるだろう。

米韓首脳会談。国会での演説。これらの内容次第では、韓国はまた事大するだろう。結局、100年前と何も変わっていない。主権を投げ捨てて自らを大国の板挟みに苦しむという。そのうちロシアにも助けを求めるかもしれない。

1と2はわかったが、3はどうなんだ?と思うかも知れないが、元々、日本と韓国が同盟するなどあり得ない。日本は竹島問題、歴史の捏造、日韓慰安婦合意違反、対馬の仏像返還など、韓国に改善求めることは山ほどあるし、そもそも、日本国民が同盟など許さない。だが、韓国が勝手に中国の属国化を目指すなら喜んで見送ればいい。韓国がどうするかは韓国自身が決めることだ。いつまでも蝙蝠が続けるようなら、中国のように先手を打たれるわけだ。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

23日 2489.06 1129.80 675.43 329.25 3151億
24日 2493.24 1128.10 687.29 329.41 -1002億
25日 2492.50 1127.90 689.14 329.31
26日 2480.63 1124.60 680.61 326.99 -343億
27日 2496.63 1130.50 689.97 329.23 1255億


30日 2501.23 1125.00 689.46 330.34 2826億←’慰安婦記録物’日阻止に押されて世界記録遺産登載失敗
31日 2523.43 1120.40 694.20 333.57 4382億←サムスン電子売り上げ・営業利益史上最大…半導体10兆黒字、韓中関係復元]サード雷管’封印’…凍りついた首脳外交’急速解氷’
01日 2556.47 1114.50 695.77 338.76 3074億←コスピ4日連続最高額
02日 2546.36 1114.40 694.96 337.53 -22億←サムスン電子285万3000ウォン…0.28%↓
03日 2557.97 1113.80 701.13 338.83 -1476億

今週の韓国市場は前週がお休みだったので2週間分の掲載となったが、まさか、2週間でここまで株価が変動するとは思いもしなかった。まあ、世界的な景気好調で日経平均株価も22539円と連日、高値を更新しているので、KOSPIも2500まで上がったことはそれほど驚くことはない。輸出依存の韓国なら景気の良し悪しが大きく左右されるためだ。だが、間違えてはいけないのがサムスン電子が輸出の半分を占めているということ。

例えば、 10月の半導体輸出は94億8300万ドルで前年同月の55億9200万ドルより38億4600万ドル(69.6%)増加したのだが、 半導体を除く残りの品目の輸出は前年同月より8億ドル減ったと中央日報が述べている。半導体の価格高騰で輸出はとても好調のように見えるが、実は半導体を除けばそこまで景気が良いわけではないと。

半導体の影に隠れてはいるが、これが数年後にどのような経済状態へと導くかはまだまだ不透明といったところ。2020年に韓国経済破綻を予想する管理人は増加してどうしようもなくなる家計債務が原因だと述べているわけだが、輸出動向も韓国人の財布(給料)に直結するので関係がないとはいえない。でも、サムスン電子がいくら儲けても半分は外資のものとなる現実もあり、韓国の若者の就職難は続く。文在寅大統領の経済対策にかかっているわけだ。

以上。今週はこれで終わる。次回はトランプ大統領の訪韓になる。一体どんなことになるのか。楽しみではあるのだが、トランプ大統領の訪韓で220の団体が反米デモを行うといった報道もある。北朝鮮の工作員であろうが、過去にアメリカ大使が暗殺されかけたこともある、十分、用心してもらいたい。

Leave a Reply

avatar
  Subscribe  
Notify of