第304回「共同会見、共同声明なし。朝食は大衆食堂でパンと豆乳で国賓扱いだった文在寅大統領の訪中」

第304回「共同会見、共同声明なし。朝食は大衆食堂でパンと豆乳で国賓扱いだった文在寅大統領の訪中」

■バックナンバー宣伝文

朝食がパンと豆乳という国賓とは思えないみすぼらしいというより、ただの観光客としか思えない情けない姿に「属国」というパワーワードを強く意識させた。韓国側は朝食すら用意してもらえなかったのだ。これでも、韓国は外交の天才といわれて、支持率は7割と高い文在寅大統領である。中国にとって韓国は完全に属国扱いしかしていない。しかも、韓国メディアは中国を批判するのに対して、韓国政府側がひたすら中国擁護という。こんな仕打ちまでされても、中国への媚びを忘れない。でも、中国はそんな韓国側の意志を完全に無視していく

配信日:2017年12月17日

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今週の韓国経済のメルマガは文在寅大統領の訪中について特集する。

12月13日~16日の3泊4日。文在寅大統領は国賓として訪中をしたわけだが、その訪中内容は国賓などとは全く違うレベルの粗末な扱いだった。その中で興味深いのは大きく分けて次の4つとなる。

■文在寅大統領の国賓として訪中

1.共同会見、共同声明なしの韓中首脳会談

2.韓国人記者が中国の警備員に暴行された事件

3.訪中した次の日の朝食は大衆食堂でパンと豆乳だった

4.北京大学での文在寅大統領の演説

順番に説明したかったのだが、2の韓国人記者が中国の警備員に暴行された事件は次回に詳しく取り上げる。なので、今回、見ていくのは大きく3つである。

■文在寅大統領の訪中の出迎え

まず、ニュースとしてもたらされたのは1の韓中首脳会談への取り決めだった。そこには共同会見、共同声明、 首相午餐なしという驚くべき内容である。しかも、待遇は「国賓」である。中国がこのような対応をしたのは例のTHAAD設置における深刻な対立がある。この前、3不+1限で改善されたように見えたが、実はそうでもないというのがこれだけで理解されよう。韓国はTHAAD配備を中国は容認したと思い込んだようだが、実際は3不+1限を宣言させて後、さらに圧力を強めてきた。しかも、この共同声明を出さないのは、1994年3月の金泳三(キム・ヨンサム)大統領訪中以来、23年ぶりということで、一体どこまで格下としてもてなしたか。大きく騒がれることになった。

この共同声明を出さない理由は中国は「THAAD配備に反対する」という中国の立場を韓国側が認識しているという表現を盛り込むよう主張したのに対して、韓国側がTHAAD配備問題は封印したという立場を崩さなかったためという。つまり、互いに譲歩せずに仲違いで終わり、共同声明もなくなった。これで訪中する意味の半分が訪中前に失われた。さらに、文在寅大統領を出迎えたのはただの「次官」である。その日、習近平国家主席、南京大虐殺80周年記念に式典に参加しており、北京にすらいなかった。国賓とは何か。多くの日本人が考えることになった。

その日、文在寅大統領が会ったのは在中韓国人。しかも、「きょうは南京大虐殺から80年にあたる追悼の日で、われわれ韓国人は中国人が経験したこのつらい事件に深い同質感を持っている」と早速、告げ口外交をして、中国に媚びを売るが、会ってももらえない。出迎えてもらえない。これが最初のスタートだった。

■訪中した次の日の朝食は大衆食堂でパンと豆乳だった

管理人を含めて多くの日本人がさらに驚いたのは訪中から次の日の、文在寅大統領の朝食における一枚の写真だった。

リンクを張っておく。この写真を見て、朝食がパンと豆乳という国賓とは思えないみすぼらしいというより、ただの観光客にしか見えない情けない姿に「属国」というパワーワードを強く意識させた。韓国側は朝食すら用意してもらえなかったのだ。これでも、韓国では外交の天才といわれて、支持率は7割と高い文在寅大統領である。中国にとって韓国は完全に属国扱いしかしていない。しかも、韓国メディアは中国を批判するのに対して、韓国政府側がひたすら中国擁護という。こんな仕打ちまでされても、中国への媚びを忘れない。でも、中国はそんな韓国側の意志を完全に無視していく。

■北京大学での文在寅大統領の演説

北京大学での講演を一言で語るなら「中国夢」である。文在寅大統領は講演中に、 中国を「高峰」「大国」とおだて韓国を「小さな国」と呼んだ。また、中国が周辺国をより広く受け入れてくれることを強調した。 演説はひたすら中国への媚びとなった。自身は三国志演義が好きだとか、中国の青年は魯迅の「狂人日記」と「阿Q正伝」を読むなど。だが、漢字を捨てたのは韓国人である。中国文化が本当に好きなら漢字を捨てるわけない。

しかも、文在寅大統領は劉備を尊敬しており、特に劉備が民を率いて真也から江陵に避難行くシーンを最も好みという。「敵に追われる緊迫した状況で、一日10里しか前進していないのにも民に義理を守ろうとする劉備の姿は「人が先に」という私の政治哲学通じる部分がある」とも述べた。文在寅大統領の政治哲学は知らないが、誰が見ても劉備の器ではない。

このような内容を講演して、ひたすら中国に媚びを売る姿を韓国の野党は「朝貢外交」と批判した。

実際、今回の文在寅大統領の訪中は中国の格下だと見せつけるだけの結果でしかなかった。何一つ目立った成果もなく、帰路についたのである。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

11日 2471.49 1092.30 764.09 325.09 -1736億
12日 2461.00 1092.40 760.40 324.07 -2359億
13日 2480.55 1090.70 772.22 326.18 -2042億
14日 2469.48 1089.10 770.35 324.74 3689億
15日 2482.07 1089.80 771.82 326.23 -2015億← サムスン電子253万1000ウォン…0.86%

今週の市場は多少のウォン高傾向、外国人の5日連続投げ売りではあるのだが、12月は株が売られやすい時期なので、これぐらいなら問題はないかと。順調に推移しているといえる。FRBの利上げ前に金利もあげたので、しばらくは韓国経済は順調ということになる。なので、2018年に韓国経済破綻というのはほぼないだろう。サムスン電子の限界がそろそろ見えてきた頃ではあるが、DRAM価格が引き続き高騰するなら、韓国経済にとっては悪くない。まさにDRAM需要で助けられた1年といえる。

以上。今週はこれで終わる。次回は文在寅大統領の訪中で起きた韓国人記者が中国の警備員に暴行された事件について詳しく見ていく。また、寒いので体調管理には十分、注意して頂きたい。

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