第306回「29人死亡した韓国商業ビル火災は第2のセウォル号の悲劇だった」

第306回「29人死亡した韓国商業ビル火災は第2のセウォル号の悲劇だった」

■バックナンバー宣伝文

このような数々の原因が死者数を増加せて29人とした。これらの何か1つでも、スプリンクラーの全故障してなければ、もっと火災の勢いを抑え、犠牲者も少なくなったと思うと、セウォル号の悲劇から3年経過しても、何も変わっていない韓国社会が浮き彫りにされた。きっとまた、遺族が体育館に集まってカラオケ大会でも始めることだろう。新しい被害者の権利を得て、そのうち、国に賠償でも求めそうだ。

配信日:2018年1月1月7日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

■韓国商業ビル火災

典型的な挨拶は済ませたので今回、昨年の12月21日午後4時。 忠清北道堤川で起きた韓国商業ビル火災に特集していく。最初の犠牲者は16人と報道されたのだが後に29人となった。しかも、一番多く死んだのは直接の現場とされる駐車場ではなく、その上の階にあった2階のサウナという。なぜ、2階のサウナで20人という大勢の韓国人が死ぬことになったのか。原因と思われるものをリストがこれである。

■死者数を増加させた原因

違法駐車
はしご車故障
スプリンクラー全故障
自動ドア故障
ビル外壁が発泡スチロール
天井の補修工事が火災の原因?
犠牲者が多い女性用サウナの非常口に柵
上層階に無許可でテラスや小屋が増築

以上の8つが表に出ている火事がここまで酷くなった原因である。例えば、現場に駆けつけようとする消防車が駐車場の前に止めてある違法な車が原因で現場に入れなかったり、ハシゴ車がその時だけ偶然に故障したりと斜め上のオンパレードである。特に酷いのはスプリンクラーの全故障である。もっとも、本当に故障だったかは知らないが。元々、作動しないようになっていても不思議ではない。

さらに逃げようとすれば自動ドアが故障して閉じ込められたり、女性用サウナの非常口に柵など、なぜか、逃げられないようにまでしてあるという。挙げ句の果ては、ビル外壁が発泡スチロールという。引火しやすい発砲スチロールで建築などもちろん、禁止されているはずだが、韓国では法律なんて賄賂1つでなんとかなる。どれだけ立派な法律があろうが、守らなければ意味がない。

■セウォル号の悲劇から何も学ばない韓国

このような数々の原因が死者数を増加せて29人とした。これらの何か1つでも、スプリンクラーの全故障してなければ、もっと火災の勢いを抑え、犠牲者も少なくなったと思うと、セウォル号の悲劇から3年経過しても、何も変わっていない韓国社会が浮き彫りにされた。きっとまた、遺族が体育館に集まってカラオケ大会でも始めることだろう。新しい被害者の権利を得て、そのうち、国に賠償でも求めそうだ。

一応、 ビルのオーナーと管理人の男を業務上過失致死傷で24日に逮捕したのだが、逮捕したところで29人が帰ってくるわけではない。しかも、何もこのオーナーが特別酷いわけでもない。そこら中の商業ビルは同程度の危険性を内包している。韓国では通常運転といってもいい。後のニュースで済州(チェジュ)サウナ・風呂49%消防設備不良が111件摘発というのがある。

■関係ない文在寅大統領の訪問

だが、一度、このような悲惨な事故が起こればなぜか、大統領に犠牲者の遺族は大統領に怒号を浴びせるという。いや、文在寅大統領は何も関係ないだろう。しかも、なぜか、文在寅大統領は罵声を浴びに行くのも大統領の仕事とか言い出す謎理由。それなら全ての事故の遺族に文在寅大統領は会いに行くのか。その線引きは死者数なのかと。色々突っ込みたい。でも、こんなパフォーマンスはなぜか韓国では受けが良いという。一部の怒号を引用しよう。

>一部の遺族は「文在寅政権は人が先というが、何も変わっていない」と声を強めた。文大統領が殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)に到着するなり、一部の遺族は「政府がこんなやり方で対処するのは一度や二度ではない」「初期対応さえうまくやっていたら、こんなに大勢が死ぬことはなかっただろう」と声を荒げた。(http://news.livedoor.com/article/detail/14069191/) <

初期対応というのは消防車のことだろうか。でも、違法駐車したのは韓国人である。ハシゴ車の故障も韓国人が日々のメンテナンスをまともにやってないこと。消防に非がないわけではないが、初期対応よりも防災対策が徹底していればこうはなってないという。被害の拡大を阻止できない原因は結局、韓国社会そのものにあったわけだ。悲劇はまた起きた。原因は結局、わかっていないが、これもまた人災の一種だと思う。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

25日 お休み
26日 2427.34 1076.10 762.21 318.89 246億
27日 2436.67 1074.10 791.95 320.25 -1156億
28日 2461.79 1070.20 795.88 323.94 1792億
29日 お休み

2018年
04日 2466.46 1062.20 808.01 324.58 3305億←WTI,原油価格62ドルに上昇
05日 2497.52 1062.70 828.03 328.97 2466億←サムスン電子260万6000ウォン…2.04%

先週、メルマガがお休みだったので2週間分掲載しておく。ウォン高が圧力が強く数年ぶりに1060ウォンまで上がったのだが、ここらで介入を恐れて少しはさがった。しかし、今年の韓国経済は半導体が絶好調でなんとサムスン電子がインテルを抜いてシェアになったというニュースがある。台湾や中国勢が追いつくまで1,2年、あるいはそれ以上がかかると市場は見ている。今後もこの勢いは維持される見通しだ。それともう一つが原油価格である。WTIが62ドルまで上がった。今後、70ドルまで上がるという展望もあるのだが、こうなってくると韓国経済には追い風といえる。原油需要は世界の景気が回復してきている証でもある。

以上。今回はこれで終わるが次回は2018年の韓国経済の展望をコラム形式で見ていく。実際、どうなると予測できるのか。ウォン高の圧力が強いので1000ウォンを目指すことになるのかなど、色々と俯瞰しておきたい。

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