第317回「クムホタイヤ海外売却へ」

第 317回「クムホタイヤ海外売却へ」

■バックナンバー宣伝文

クムホタイヤの労働組合も清算されて職を奪われるぐらいなら、中国のダブルスターから資本誘致および経常正常化案に合意したほうがましという判断のようだ。この妥結のタイムリミットは0時まで3時間も残っていない状況。そして、4月2日の法定管理申請の3日前という劇的な妥結だった。

配信日:2018年4月8日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

管理人のサイト→http://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/

3月30日、クムホタイヤの海外売却が決定した。管理人はメルマガ記事を出した後に知ったのだが、まさかの展開に驚かされた。交渉は決裂して、クムホタイヤは清算されると思っていたのだ。

クムホタイヤの労働組合も清算されて職を奪われるぐらいなら、中国のダブルスターから資本誘致および経常正常化案に合意したほうがましという判断のようだ。この妥結のタイムリミットは0時まで3時間も残っていない状況。そして、4月2日の法定管理申請の3日前という劇的な妥結だった。

それでまさか、交渉が妥結するとは思ってなくて一体何を書けば良いのかと。とりあえず、この案を受けた理由は2つあるそうだ。1つは政府が公的資金を投入して会社を立て直すことはないという立場を明確にしたこと。

2つめは、この日0時まで労使の自律回生案を出せなければ法定管理が避けられないという点とのこと。労働組合は権利を主張するが自律回生案なんて出せるはずはないと。

つまり、韓国政府はクムホタイヤをそれほど重要視してなかったと。造船業とは違う。確かに管理人がニュースを調べても日本のメディアはほとんど報道していない。組合員3500人は少ないのか。非組合員が1500人。だいたい5000人いるわけだが、これによって雇用は守られたことになる。しかし、中国にタイヤ技術は持って行かれると。

あまり、大きなニュースになってないのだが、一見、落着ということになる。その後、ダブルスターがどうしていくかはそのうちわかるだろう。そして、4月2日、錦湖(クムホ)タイヤの労使が経営正常化合意の調印式を受け入れた。これで海外売却が確定したことになる。

以上。クムホタイヤの方はなんとか双方が合意することになった。だが、韓国GMの方はまだまだ余談は許さない状況である。5月末の工場閉鎖までにどのような判断が下されるのか。注目したい。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

02日 2444.16 1056.60 867.80 314.00 -260億← サムスン電子242万7000ウォン…1.38%↓ 中、半導体メーカーに最大5年間免税恩恵、錦湖(クムホ)タイヤ、海外売却確定にまた、上限値
03日 2435.32 1055.70 868.68 312.46 -947億←
04日 2408.06 1059.80 862.51 308.57 -1957億
05日 2437.52 1059.70 868.94 313.04
06日 2429.58 1069.60 867.96 311.61 -2354億←パク・クネ、1審で懲役24年・罰金180億,サムスン電子1分期営業利益15兆6千億ウォン’新記録、サムスン電子242万ウォン…0.70%↓

今週の韓国市場は朴槿恵氏に懲役24年、罰金180億円というとんでもない判決が出ている。さらに18億円を払えない朴槿恵氏は刑を終えても3年の労働が待っているとか。いや、既に90歳に労働なんて無理だろう。次の政権が保守派となれば恩赦で釈放されるとおもうのだが、今のところはなさそうだ。むしろ、この5年で韓国が消滅すらあるかもしれない。

後はサムスン電子の決算だろうか。過去最高の利益を出しても株価はむしろ、下がるという。

以上。今週はこれで終わる。次回は韓日漁業協定で動きがあるかもしれないのと、やはり、韓国GMがどうなるのかといったこと。さらに韓国がトランプ大統領の報復関税に乗り出すなど、色々、取り上げたい話題がある。しかも、米朝首脳会談の行方もある。経済的に政治的にも今の韓国は見ていて面白い。

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