第344回「文在寅大統領は逃亡!河野外相は「徴用工問題で法律議論以外は焦点にならない」と一蹴!」
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このように自分たちがこの裁判で日韓関係をぶち壊しておいて、韓国国民の感情がどうとか言い出して日本政府へ発言を批判する始末。しかし、日本の河野外相が「韓国側のコメントへのコメントはない」とぴしゃり言い放ち、さらに「日韓請求権協定の話だから、法的な議論以外のことは(焦点になら)ない」と述べた。
配信日:2018年11月18日
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今週の韓国経済は前回に引き続き、韓国の徴用工問題について見ていく。判決があった10月30日からメルマガを書いているのが11月10日なので、だいたい10日あまりが過ぎた。まず、その間に何かしらの進展があったかどうか。それについては大きくはない。
日本政府は国際司法裁判所(ICJ)に単独提訴も視野に入れてすぐさま、韓国が国際法違反の状態であることを外信する。そして、同時に韓国政府にどのような対応を取るのか迫っている。だが、文在寅大統領は10日経過しても徴用工裁判について何も言わずに、代わりに韓国の外相や首相がこのようなことを述べた。
韓国の外交当局者「韓国国民の感情を刺激する発言」
韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相「日本政府の指導者らの過激な発言を深く憂慮する。妥当でなく賢明ではない」
このように自分たちがこの裁判で日韓関係をぶち壊しておいて、韓国国民の感情がどうとか言い出して日本政府へ発言を批判する始末。しかし、日本の河野外相が「韓国側のコメントへのコメントはない」とぴしゃり言い放ち、さらに「日韓請求権協定の話だから、法的な議論以外のことは(焦点になら)ない」と述べた。
つまり、韓国国民の感情論など聞いてない。韓国側に日韓請求権協定を守る意思があるかどうかについて以外は耳を貸さないと。そして、今月のAPECで予定されていた日韓首脳会談も中止となった。このような応酬はあったのだが、韓国政府は事実上、日本の強気な対応に反撃することもできずにただ、お得意の国民感情ガーである。その国民感情というものが日本側にあることも理解しない。
しかも、BTSという韓国のアイドルグループが日本のMステに出演が決まったことが引き金となり、原爆Tシャツを過去に着用していたことがわかって、日本中から批判殺到。そして、日本のMステから出演を急遽キャンセルされた。最初、管理人は徴用工問題が糸を引いたかと考えていたのだが、どうやら原爆Tシャツの方が問題視されたようだ。これは、徴用工問題で最悪の日韓関係をさらに冷え込ませる結果である。BTSはこの先、日本のメディアに出てくることはまずないとおもう。世界的なグループなので日本以外で稼げば良いんじゃないか。
さらに徴用工問題の動きとしては11月29日の別の元徴用工裁判の高裁判決、12月5日には三菱重工の2審が迫っている。さらに集団訴訟の説明会に80人が参加するといった慰安婦詐欺と同じで被害者ビジネス的な広がりも見せている。財産の差押えなどの申請も進んでいるようで、この先、元徴用工問題は拡大していくばかりである。後、韓国政府の対応を日本政府もいつまでも待っているとは思えない。文在寅大統領は逃げているが、確実に時間が追い詰めて行くだろう。
韓国政府が日韓請求権協定の3億ドルを使い込んで経済発展に使ったのだから、要求するなら韓国政府というのが当たり前だ。だから、この先、韓国政府は使い込んだ分の賠償を偽の徴用工にも支払うことが唯一の問題解決である。斜め上としては最高裁判決を取り消すような法案作成とか。どのみち日本政府も日本企業も一銭も払う必要はない。
それができないなら日本政府が国際司法裁判所に提訴などに踏み切るつもりだと思われるが、手の内は明かさないそうなので、それ以外にも色々と準備している感じはある。実際、徴用工問題の解決なくして日韓関係の正常化はないのでこの先の展開を考えれば、韓国に関わっている日本企業は撤退の準備をしたほうがいい。間違っても韓国人を雇用とかしてはいけない。数年後に訴えられるリスクがある。
■今週の韓国市場
日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人〔ウォン〕
05日 2076.92 1123.50 691.94 270.07 -539億
06日 2089.62 1123.80 691.55 271.57 -81億
07日 2078.69 1123.30 682.37 270.45 -82億←米国中間選挙。上院が共和党過半数。下院は民主党が過半数。
08日 2092.63 1117.30 693.67 270.55 4927億←FRB、金利凍結全員一致
09日 2086.09 1128.30 687.29 271.33 313
今週の大きな動きとしては米国の中間選挙があった。実際、中間選挙で与党側が勝つことは歴史的に見てもほとんどないので上院だけでも守り通したトランプ大統領の勝ちともいえる。CNNはねじれとか述べているが、ねじれというのはオバマ前大統領の後期政権みたいな両院で過半数を取られたことだとおもう。しかし、下院を取られたことでトランプ大統領は国税調査を逃れるのは難しいかもしれない。
韓国市場はKOSPI、ウォンと共に好調だった。2000以下になってから急に吹き返したわけだが、韓国にとってFRB金利凍結は悪くないニュース。来月あげるかもしれないが、キャピタルフライトまで少し時間が延びた。他にも文在寅大統領が経済対策の失敗を部下に押しつけて更迭したあげく、所得主導成長を続けることを宣言したりしているが、来週のネタになっているので次回を楽しみにして欲しい。