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第230回「日韓慰安婦合意破棄を迫る韓国の野党。ネジレ国会で既に動けず」

第230回「日韓慰安婦合意破棄を迫る韓国の野党。ネジレ国会で既に動けず」

■バックナンバー宣伝文

日韓慰安婦合意破棄は尊重したアメリカの顔を泥を塗る。今の韓国政府ではそれはできない。しかも、トランプ氏が大統領になれば、野党がどれだけ破棄を訴えて政権を奪還しても、合意を破棄なんてことも口にはできなくなる。いつも最悪の選択をするのが韓国の習わしだが、ここに来てモンロー主義のような考え方を持つトランプ氏の登場で、今まで育成してきた「反日イデオロギー」に悩まされることになる。

配信日:2016年5月8日

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今週の韓国経済は韓国の与党が総選挙で惨敗したことでの「日韓慰安婦合意」の今後の行方を見ていく。結論から述べておくと民主党や国民の党の2大野党は慰安婦合意に反対している。だが、韓国政府は慰安婦合意を履行しようとしている。けれども、その懸念となるソウル大使館前の慰安婦像の撤去にはより慎重になってしまったというところだ。

さっさと撤去しておけば良いものを民間人どうとか、意味不明な言い訳で黙認していた結果、ますます撤去が厳しい状況へと追い込まれた。そこで、最近の言い訳だと慰安婦合意での慰安婦像撤去は「努力目標」としていること。でも、日本側は10億円の提供は像の撤去と財団成立を条件としている。この二つの報道はかみ合わない。そもそも、文章化されていないのだ。

ただ、管理人が過去のニュースを追ったところ確かに慰安婦像の撤去は「努力する」というのが韓国政府の発言だった。さて、この努力する意味合いが日本と韓国ではずれている。

1.努力して撤去し、財団成立すれば10億円を提供する。
2.努力して駄目だったけど、財団成立すれば10億円を提供する。

■日本はどちらになろうがやることは同じ

これについて多くの日本人は1が条件だと考えていると思われる。普通に考えればそうなる。でも、韓国人は異なる。おそらく2の方を選んで、10億円だけもらって日韓慰安婦合意を破棄すればいいと考えているだろう。ここが日本人と韓国人との相違である。

さて、管理人の見解であるが、実は1も2も日本側からすれば何も変わらないのだ。なぜなら、日本が慰安婦合意ですることは10億円を出すことだけであり、その条件が1や2でも、そこで完遂する。合意は最終的、不可逆的に定められたものである。

そもそも、世界中に造られているのだ。その1つをウィーン条約違反だと閣議決定しても、韓国政府は黙認していた。それが、1つ撤去されただけで世界に与える影響は微々たるものだ。日本は10億円払えばそれで終わり。相手がなにをいっても、最終的に解決しましたと、言えば良い。

何より,大事なのはアメリカや世界中のメディアに知らせたことである。

日韓基本条約なんてもうほとんどのメディアは忘れている。なにしろ、もう60年以上前のことだ。新しい合意でメディアへの上書きが必要だった。しかし、覚えて置いて欲しいのは管理人はそのうち蒸し返すと睨んでいる。それが政権交代後か、10年後かは知らないが、確実に韓国はやるだろう。だが、ここに来て韓国が大嫌いなトランプという次期、アメリカ大統領への有力候補が現れた。

■トランプ氏の登場で韓国政府は恐怖

実は来週のテーマはこのトランプ氏である。日本と韓国にいる米軍の費用を全額負担を迫っているのだ。これについては次回解説するが、問題はトランプ氏が大統領になって、慰安婦合意を破棄しようとすれば、もう、オバマ大統領なんて比べものにならないほど韓国は窮地に立たされるわけだ。

因みに管理人は年内の慰安婦合意で、オバマ大統領の「広島訪問」が決まったと思っている。広島と長崎に現在のアメリカ大統領が訪れる意味は非常に大きい。悪いプレゼントではない。実際、サミットもあるので今年は日本に多くの国の大統領が集まる。ちなみに朴槿恵大統領は招待されていない。

日韓慰安婦合意破棄は尊重したアメリカの顔を泥を塗る。今の韓国政府ではそれはできない。しかも、トランプ氏が大統領になれば、野党がどれだけ破棄を訴えて政権を奪還しても、合意を破棄なんてことも口にはできなくなる。いつも最悪の選択をするのが韓国の習わしだが、ここに来てモンロー主義のような考え方を持つトランプ氏の登場で、今まで育成してきた「反日イデオロギー」に悩まされることになる。

既に韓国政府による表だって反日もすっかり息を潜めている。せいぜい,教科書や靖国神社へ内政干渉ぐらいしかできない。毎日のように日本批判を繰り返していた朴槿恵大統領はもういない。

以前、メルマガでアメリカの大統領選挙に注目して特集したわけだが、あの頃よりも状況は最悪といえよう。トランプ氏が大統領になれば、日本はおろか、韓国にも多大な外交見直しが起きる可能性がある。ただ、こればっかりはアメリカ国民の選択だ。我々はその成り行きを見守るしかない。せいぜい、トランプ氏とのパイプ作りぐらいだろう。韓国の命運を握るトランプ氏の登場。最悪の状況が迫っている中で起きた日韓慰安婦合意。北朝鮮の水爆実験。中国経済の失速。

今年のアジア情勢も一筋縄では行きそうにない。

今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

02日 1978.15 1137.80 690.27 244.25 -322億
03日 お休み
04日 1976.71 1154.30 694.17 243.35 1717億
05日 お休み
06日 お休み

今週の市場はGWでお休み。2日、4日に開いただけ。4日には1154ウォンのウォン安となっているが、この辺りのレートではそれほど気にするものではない。今後、どうなるかは不透明だが、なるべく1130~1180ラインを敷いてくると思われる。実際,アメリカの雇用統計の良し悪しで多少動く程度かと。

以上。今週はこれで終わる。次回はトランプ氏の登場で米韓同盟はどうなってしまうのかを特集していく。もっとも、管理人は彼が暗殺されないかが心配である。言動が鋭すぎるので反対派にとっては危険人物としか思われないだろう。ただ、暗殺されれば国民はさらに過激な人材を求めるかもしれない。