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第75回「90円突破!アベノミクスがウォン高の原因?復活する日本経済と沈む韓国経済」

第75回「90円突破!アベノミクスがウォン高の原因?復活する日本経済と沈む韓国経済

配信日:2013年1月20日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

今週のメルマガは日本の円安が韓国のウォン高にどこまで影響しているかを取り上げる。最近、よく韓国経済で話題になるのは安倍総理の金融政策、いわゆる「アベノミクス」が韓国のウォン高の原因という話がある。それは本当なのか。では、記事のチャートを貼る。

記事のチャート

90円を突破して円安に一直線の日本→中国の属国化が進む韓国経済→アベノミクスの真の影響→今週の韓国経済

90円を突破して円安に

すでに、ご存じの通り、1月18日の朝、USD/JPYにおいて、90円を突破した。EUR/JPYでは120円という円安である。

90円だとようやく日本の輸出業が利益を出せる範囲に戻ってきたことで、18日の日経平均株価は瀑上げして、このメルマガの記事を書いている土曜日には 10961円と11000円を睨んでいる。また、アメリカの財政の崖問題も回避されて、ダウも好調だ。そして、来週は日銀の政策会合が発表される。

長期的には円安トレードが維持されるとは思うが、この政策会合のインフレ目標2%というのは市場ではすでに織り込み済みという話だ。他にも無制限の金融緩 和というものがあるが、それがどこまで円安、株高に導けるのかは少し不安なところもある。もう一つ、管理人が注目してるのは23日に発表予定のアップルの 業績だ。

ジョブズ氏がいなくなって数年は好調だといわれていたアップルが今、結構、厳しい状況になっている。株価も下がり、業績悪化が見込まれる。日本の部品企業はiPhoneの部品をアップル提供しているので、アップルの業績悪化は、日経平均にマイナス要素となる。

ただ、アメリカ市場もだいぶ好転してきている気はする。いくつかの指数も市場予想には及ばないものの、それなりに悪くないものだった。来週は色々な意味で注目だ。ただこれ以上の急激な円安に、アメリカの自動車団体がオバマ大統領に日本を制裁するべきだと主張している。

アメリカ、EUは通貨安政策をしといて、日本だけ非難できるこの態度には呆れるしかない。GMは儲けているのはドル安のためなのは以前に触れた気がする。 G20(主に韓国の主張)で何かしら日本に言及があるかもしれないが、財務大臣は麻生元総理だ。そんな脅しなど華麗にスルーしてくれるだろう。

麻生氏の話だと日本経済は民主党によってぐちゃぐちゃにされた全治三年では無理だという。ただ、今後、民主党政権が与党になることはなく、次の総理候補がこのように述べているわけなので、経済の再生は急ピッチで進んでいくと期待している。

中国の属国化が進む韓国経済

日本経済においては復活の兆しが見えている一方、韓国経済は絶望的な未来が待っている。管理人はよく絶望ということばを使うと思うかもしれない。だが、管理人は好んで使うわけじゃない。どう言い表しても、絶望という言葉がぴったりなのが2013年の韓国経済なのだ。

どこから切り込んでも絶望しかなく、唯一の道が中国との属国化しかないという現実。そのため、韓国は元とウォンのスワップを貿易で決済できるようにした。明らかに元の国際化に向けての動きであり、ウォンがそれに取り込まれたことを意味する。

経済危機が深刻になれば、今回はアメリカではなく中国が助けてくれるだろう。なので、残念ながらIMF行きは低い。ただ、中国の属国化が進むだけだ。外資に支配される比率がますます高まる。ウォン高の圧力はこれからも続く。

アベノミクスの影響

さて、韓国経済の面白い視点としては語っておきたいのが、アベノミクスの影響である。韓国のメディアの報道によれば、影響は少なく、ITや自動車分野では 韓国が優位だそうで、アベノミクスなんてたいしたことないという話だ。しかし、本当にそうなのか。円安で日本の輸出業が回復すれば、韓国の輸出は減少させ られる。韓国だけが別の世界で貿易しているわけではないのだ。

韓国の新聞はサムスンの悪い記事を書かないので、アベノミスクの影響をまともに取り上げるようなこはしない。しかも、別に韓国輸出が危機なのはアベノミスクのせいでもない。いわば、既定路線なのだ。

ウォン高による圧力は韓国における投資を回収するため。撤退準備が整えば、最後に大もうけしようと一気にウォンは暴落する。

2013年は持ちそうだが、2014年はどうなのか。輸出不振がどこまで影響するかは未知数だが、昨年よりは急激に悪化していくことだろう。比較していくのも面白いと思われる。

今週の韓国経済

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

14日 2007.04 1056.10 513.44 266.40 -959億
15日 1983.74 1056.50 508.02 263.40 -2326億
16日 1977.45 1058.70 507.68 261.45 -915億
17日 1974.27 1058.10 506.35 261.95 -1227億
18日 1987.85 1057.20 510.71 262.45 319億

14日に興味深い言及がある。

>金総裁は今日、外信記者クラブ懇談会で「大幅な日本円の下落などで為替レート変動性が拡大するとスムージングオペレーション、 外国為替健全性措置等に積極的に対応する。」と明らかにした。
朴宰完(パク・チェワン)企画財政部長官も「先進国の流動性供給は泡を育てることもあることを肝に銘じなければならない。」と、日本の円安誘導を批判するような発言を出した。<

自分たちはさんざん、為替介入を行いウォン安にしているのにこのような発言をする韓国。日本のマスメディアが安倍総理を批判しているのは裏にいる在日、韓国が困るからだ。毎日新聞なんて本当にわかりやすい。韓国の主張をそのまま記事にしてくる。

不況だと国民の不安を煽り、経済対策が大事だといいながら、日本経済の復活の邪魔をするダブルスタンダード。こういった屑の集まりがメディアである。ジャーナリズムなんて、海外に行かない時点であるわけがない。記者クラブの情報を記事に起こすぐらいなら誰でもできる。

ちなみに朝日や毎日が絡むと記事が捏造されるおまけまである。久しぶりにテレビでニュースを見ていたら、円安になっているというニュースを流した後に、原油高騰のニュースを流していた。いやあ、やることがさすがに露骨すぎる。

今週も介入示唆があり、終値ではたいしたことはないが、数日は面白い動きをしていた。ただ、1050ウォンの心理的ラインがあるため、ここを突破するのはまだまだ時間がかかるし、介入も来る可能性が高い。

来週も1050~1060ぐらいを行ったり来たりすると思われるが、そろそろ韓国はお正月に入るので、市場もその影響が出てくるはず。つまり、年末商戦となるわけだ。

以上。今週はこれで終わるが、次回のメルマガは外国人の配当と持ち株比率についてみていく。たまに言及するが韓国が稼いだお金は外資に吸収されている。その実態はここ数年でさらに悪化しているようだ。

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