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第315回「5月に米朝首脳会談は本当に行われるのか」

第315回「5月に米朝首脳会談は本当に行われるのか」

■バックナンバー宣伝文

■米朝首脳会談が開催されなさそうな理由

1. 米国と北朝鮮が出す条件が合わない

2. 会談する場所が未だに決まっていない

3. 米軍の病院船が日本に寄港

配信日:2018年3月25日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

管理人のサイト→http://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/

今週のメルマガは世界中が注目する米朝首脳会談について特集する。ただ、タイトルで書いたとおり、管理人は本当に行われるのかに疑問を抱いている。まず、米朝首脳会談の提案したのは北朝鮮ではなく韓国政府が北朝鮮へと送った韓国特使から。ホワイトハウスでトランプ大統領と会談した後、このような驚くべき報告を韓国特使が発表したのだ。

北朝鮮からの親書もない。過去最大規模の制裁を科すトランプ大統領が即決したことで米朝首脳会談の流れになったわけだが、その後、北朝鮮から正式に米朝首脳会談を行うという話は一切出てこない。つまり、開催されるという噂だけが一人歩きしている状態なのだ。

この時点で非常に疑わしいわけだが、実は開催されないであろう理由がいくつも存在する。それをまず列記しよう。

■米朝首脳会談が開催されなさそうな理由

1. 米国と北朝鮮が出す条件が合わない

2. 会談する場所が未だに決まっていない

3. 米軍の病院船が日本に寄港

■米国と北朝鮮が出す条件が合わない

順番に上から説明していくが、米国は米朝首脳会談の開催条件に目に見える非核化をすることを述べている。つまり、北朝鮮が核実験を凍結しましたぐらいで会談しないということ。これはおそらく国連による視察などの確認も含まれるのではないか。一方。北朝鮮は米国に在韓米軍撤収を要求している。双方、どちらの言い分も両国にとって聞き入れられるものではない。在韓米軍撤収で得するのは中国やロシアというのもアメリカに承知しているはずだ。

■会談する場所が未だに決まっていない

米朝首脳会談は一体どこで開催されるのか。実は未だにきまっていない。いくつか候補地らしきものが出てきているが、そもそも、暗殺を恐れる金正恩が海外へ出かけるのも想定しにくい。なら、トランプ大統領が北朝鮮へ行くのか・・・行かないだろう。何しろ、アメリカが譲歩する理由がないからだ。

これについては北朝鮮と韓国の軍事境界線にある地域「板門店」が1番の候補として上がっている。しかし、それだと韓国まで出てくるので米朝としては邪魔な存在だろう。なら、もっと欧州とか、北欧の国での会談などもあるかもしれない。意外かもしれないが北朝鮮は北欧の国とも国境がある。

■米軍の病院船が日本に寄港

米朝首脳会談の準備が進んでいるはずなのに、日本には米軍の病院船が寄港している。しかも、韓国から邦人の避難訓練まで行うようだ。訓練内容はなんと米国まで帰還するという。志願者はそのまま米国に戻って帰ってこないんじゃないか。

そもそも、病院船の目的は兵士の治療である。霊安室まであるそうだ。そのような船が米朝首脳会談前に日本へ寄港しているのは何らかの軍事アクションの前触れかもしれない。また、米朝首脳会談が仮に開催されても交渉が決裂する可能性もある。そういう意味では最後は軍事作戦に出る準備もしているということだろうか。

以上の視点から検討していけば、むしろ、開催されるような雰囲気がない。しかも、来週のメルマガで特集するが、アメリカは中国との貿易戦争に踏み切った。とても北朝鮮とのんびり会話している場合ではないという。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

19日 2475.03 1071.60 880.97 320.35 -844億

20日 2485.52 1068.60 890.40 321.79 -1401億

21日 2484.97 1072.30 885.53 321.60 -674億←FRB基準金利25bp引き上げ

22日 2496.02 1072.70 871.62 323.32 2123億

23日 2416.76 1082.90 829.68 312.42 -1332億←米中貿易戦争勃発。サムスン電子248万6000ウォン…3.98%

今週の韓国市場はなんといっても日経平均を-1000円ほど下げた米中貿易戦争とまでいわれる米国の対通商圧力である。アメリカは中国から輸出品に総額6兆円にも上る高い関税を課すことを決めた。一方、中国は3100億円相当の報復関税。さらに米国債の購入を控えるなどといった対抗措置を取る。どちらも引くことはなく貿易戦争は過激化している。これによって世界経済に大きな影響を与えている。それが来週も続くという。

韓国経済はどうなのか。KOSPIがかなり下がったわけだが、依然としてサムスン電子が強いのでそこまで大きな影響はないとみている。後、米国と韓国の金利逆転も地味に大きなニュースの1つだ。韓銀はモニタリングを強化するなどといったひとまず様子見状態である。

世界市場はかなり荒れているが、日経平均に大きな影響を与える要素としてはやはり、安倍政権の存続だろう。海外投資家は安倍政権が例の森友学園問題で辞職するとなれば、上向いた景気が一気に後退するという見方をしている。つまり、株がまた投げ売りされるわけだ。

北朝鮮情勢もあるので安倍総理も内閣解散は考えてないとは思うが、与党とマスコミは偏向報道していくことだろう。もっとも、経済のメルマガの範囲ではないので軽く触れるぐらいにしておく。来週は米中貿易戦争で韓国経済はどうなるかを検討したい。

第313回「4年で損失は3兆ウォン!?工場閉鎖問題で韓国からGM撤退危機」

第313回「4年で損失は3兆ウォン!?工場閉鎖問題で韓国からGM撤退危機」

■バックナンバー宣伝文

この決定を韓国政府が受けたのは工場閉鎖を発表する前日だったそうだ。つまり、GMは韓国GMがこのまま赤字を垂れ流ししているのは容認できないということ。そもそも、2兆ウォンの赤字(だいたい2000億円)の原因が韓国の労働者の高い賃金にある。日本円でいえば1000万以上の給料が支払われているという。つまり、トヨタ並みか、トヨタ以上ということになる。

配信日:2018年3月11日

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今週の韓国経済のメルマガは韓国からGM撤退危機である。このGM撤退危機については管理人のサイトでわりと詳しく特集したのでメルマガで同じ内容を述べてもあまり意味がないと思う。そこで大事なところを抜き出して解説する。まずは経緯から説明しよう。

■2兆ウォンの赤字で工場の稼働率も20%なのに労働者の給料が過度な賃金・成果給を要求

2月13日、韓国GMはおよそ2100人が働く群山工場を5月末までに閉鎖すると発表。その理由は3年間の群山工場の稼働率は20%に満たず、工場閉鎖は避けられないという。群山工場のおよそ2100人は転換勤務なしで、全員が希望退職の対象に分類となった。

この決定を韓国政府が受けたのは工場閉鎖を発表する前日だったそうだ。つまり、GMは韓国GMがこのまま赤字を垂れ流ししているのは容認できないということ。そもそも、2兆ウォンの赤字(だいたい2000億円)の原因が韓国の労働者の高い賃金にある。日本円でいえば1000万以上の給料が支払われているという。つまり、トヨタ並みか、トヨタ以上ということになる。

どうして、このような高い賃金が支払われているのかは、いつもの韓国労働組合が働きもせずに、経営は赤字なのに賃金増額要求ずっとし続けていたため。だいたい、韓国の問題はこの労働組合に収束される。世界災凶である現代労組もまたその1つだ。むしろ、何で今まで放置されていたのかすら理解できないだろう。だが、そこにこんな取り決めがあった。

それはGMが2000年に大宇自動車破綻して、韓国の産業銀行と買収したときに、韓国の産業銀行と交わした「特別決議拒否権」の行使を可能にする契約である。この契約はGMの資産処分など17項目に対する産業銀行の「特別決議拒否権」であり、産業銀行がGMの決定を覆すことが可能であった。そして、この契約期間が実は15年間で2017年に時効となっていた。つまり、縛るものがなくなったことでGMは韓国GMの赤字経営にメスを入れることが可能となった。そして、2018年、赤字を垂れ流す工場の閉鎖を5月に決めたわけだ。

それを知った韓国政府は交渉の打診があったのに1ヶ月ほど放置していたこの問題が実は相当、深刻であることに気付かされる。なぜなら、GMが撤退とかになれば2100人の失業だけではない。韓国GMの職員およそ1万5千人。関係企業を含めれば30万人にも影響が及ぶという。今の韓国では仕事がチキン屋しかなく、失業者が溢れている現状において、韓国からGM撤退するのは6月の選挙にも響く。文在寅大統領はただでさえ、北朝鮮への融和策で支持率が6割と落ちてきているのに、ここでGM撤退となれば、未来のロウソクデモの要因にすらなりうる。GMはかなりの税制優遇や、人員削減を韓国政府に要求している。一部の報道だと2100人以外に追加で2700人、つまり、5000人以上の削減などの交渉とかもある。要求が飲めないなら韓国GMは清算し、韓国から撤退すると。

このようなニュースが平昌五輪開催中にひっそりと報道されたわけだ。管理人は拾ってきたが、日本のメディアはほとんど報道してなかったと思う。

以上。今、交渉段階なのでGMが撤退するかはまだわからない。ただ、韓国政府はローンスターと同じように無理矢理、難癖を付けて対処するかもしれない。何しろ、韓国のやることだからだ。我々の想像を斜め上に軽く超える。現に韓国メディアはなぜかGMが悪いような書き方が多い。経営者の視点として、4年で3兆ウォンの赤字を垂れ流し、稼働率20%の工場を放置するほうがどうかしていると普通は思うが。撤退しないにしても工場閉鎖は当然だし、経営計画の見直しもするだろう。今、わかっている動きはこんな感じだ。

GM群山工場閉鎖’群山市民角が生えた…韓国GM経営陣告発推進
韓国GM群山(クンサン)工場非正規職200人余りに’解雇通知’…勤労者反発
韓国GM、費用削減’特命’…専務級35%、常務・チーム長クラス20%縮小案
韓国GM 1万6千人の運命は…希望退職締め切りD-1
韓国GM、昨年にも9千億ウォン赤字…4年間3兆ウォン肉迫
韓国GM、2月内需前年比’半分’…輸出も9.4%↓
韓国GM、2月国内販売’半分’…群山(クンサン)工場閉鎖衝撃

韓国GM昌原(チャンウォン)工場も’危機’…生産車種販売量4年間40% ‘急に’ 

韓国GM労組、6日記者会見…工場閉鎖撤回など要求 

韓国GM希望退職申請50代勤労者死体で発見


■先週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

26日 2457.65 1073.4 874.43 317.34 -1506億
27日 2456.14 1071.3 874.00 316.83 -3億
28日 2427.36 1082.80 857.06 312.86 -30億

3月

2日 2402.16 1080.30 860.23 308.35 -2329億←サムスン電子230万1000ウォン…2.21%


今週の韓国市場は外国人が全部、投げ売りしている。KOSPIも段々とさがっており、2400ラインを割るかもしれない。GM撤退危機もそうだが、それよりも、アメリカの動きに世界の投資家が反応している。特にアメリカの保護貿易主義で関税の掛け合いになっているという。次回はそこ「通称圧力」に焦点を当てる。アメリカは韓国にも容赦なく、鉄鋼やアルミニウムといった製品に高い関税をかけていくことを発表した、いわゆるスーパー301条である。日本人はこの301条には苦い思い出があるだろう。自動車メーカーは特に。

■今週の韓国市場

05日 2375.06 1082.00 845.01 304.58 -993億
06日 2411.41 1076.10 859.21 310.46 141億
07日 2401.82 1069.10 841.03 311.14 -1443億←城東造船、産業コンサルティング結果でも生存の可能性希薄(速報)
STX造船、一ヶ月内自救計画労使確約なければ法廷管理申請(速報)
08日 2433.08 1070.20 853.94 314.78 -1770億←トランプ、韓国産含む輸入鉄鋼に25%関税賦課強行、米朝首脳会談?
09日 2459.45 1069.80 865.83 317.67 1944億←錦湖(クムホ)タイヤ労組部分スト…政府などに立場要求

先週、メルマガがお休みだったことに今週のメルマガを書くときに気付いた。申し訳ない。とりあえず、2週間分の動きを追ってある。通商圧力にはついては上の説明でいいとおもうが、まず、韓国の中堅造船会社である城東造船、STX造船が経営危機となっているようだ。後、クムホタイヤの話もある。なんと部分ストが起きているようだ。経営危機で中国に買収されるような話はあったんだが、韓国の労働組合が最悪という話は先ほど取り上げた通りだ。他にも米朝首脳会談の話題も飛び込んできた。

以上。このように特集したい項目がたくさんあるので、1個ずつでも最新情報を交えて特集していくのでお待ち頂きたい。

第307回「2018年における韓国経済の3つの不安要素その1 ウォン高とFRBの利上げ」

第307回「2018年における韓国経済の3つの不安要素その1 ウォン高とFRBの利上げ」

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12日、アメリカの労働省が発表した消費者物価は緩やかなペースとなり、これを踏まえて政策金利の引きあげを継続するようだ。だとしたら、1%はないとみて年3回。0.5~0.75%程度の利上げになると管理人は予想している。なので、2.50%~2.75%が2018年の最終的な金利になるのではないだろうか。

配信日:2018年1月14日

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今回のメルマガは2018年の初月ということで、韓国経済の今後の動向について考察する。では、まずは列記しよう。

■韓国経済の3つの不安要素

1.ウォン高とFRBの利上げ

2.原油高とUAE問題

3.サムスン電子 以上の3つである。

では、1から順に解説していく。残り2つは次週に回す

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人〔ウォン〕

08日 2513.28 1066.00 839.51 331.28 3917億

09日 2510.23 1067.10 829.99 330.25 190億

10日 2499.75 1071.90 834.91 327.61 -2792億←コスピ、外国人’売り’に2500線下へ、サムスン電子244万2000ウォン…3.10%↓

11日 2487.91 1072.00 852.51 325.67 593億

12日 2496.42 1064.80 873.05 326.72 -1075億←サムスン電子241万ウォン…0.08%↓

1を説明する前に今週の韓国市場を張っておく。今週はKOSPIが下がり、2500台を割った。ただ反対にKOSDAQは急上昇している。サムスン電子も徐々にさがり、241万ウォンとなった。では、ウォン高を見ていく。

■ウォン高とFRBの利上げ

管理人のサイトでもいくつかの展望をあげたのだが、まず、ウォンは1060ウォン以上の高騰を避けている。明らかに1060ウォンに防衛ラインを敷いている感じである。これ以上のウォン高は為替介入してでも止めるという強い意志みたいなのが読み取れる。それで今週を見れば1060ウォン台から1070ウォン台へと行ったり来たりである。

1060ウォンの攻防戦が短期市場での見所になりそうだ。 さて、このようにウォン高の圧力が強いわけだが、これはサムスン電子の圧倒的なDRAM売上が韓国経済そのものを牽引した形となっている。サムスン電子の動向については再来週で特集する予定だが、とにかくDRAMシェアでインテルを抜いたサムスン電子の2017年の売上はなんと25兆2千億円である。営業利益は昨年83%増加の5兆6千億円である。サムスン電子だけがばく大な利益をたたき出した。そして、時価総額はKOSPIの21%を占めている。だからこそ、KOSPIの2500という高騰である。

そして、サムスン電子によって輸出は好調となり、貿易も絶好調ということで成長率は念願の3%を超えて、ウォン高の圧力が強まることになった。輸出が好調なら通貨高になるのは避けられない。今後、ウォン高への流れはそのためである。下手すれば1000ウォン超えて、900ウォン台もあるかもしれない。そうなれば輸出は低迷するわけだが。

サムスン電子の稼ぎ頭であるDRAMは数年、安泰だと管理人は見ている。そのため、すぐにこの牙城が中国や台湾勢に持って行かれることはないだろう。だとしたら、2018年の韓国経済も3%成長達成するかもしれない。しかし、ウォン高が強まればそれも難しい。後、ウォン高はFRBの金利引き上げがどこまで行われるかにもかかっている。次はこちらを見ておこう。

■FRBの利上げは継続

問題はこの金利引き上げにおいて韓国もまた金利を上昇させないといけないわけだ。これはドルキャリーが関わっている。つまり、今まで金利が低かったアメリカが景気回復すると、投資の流れは新興国からアメリカへと戻っていく。特に金利が米国より低いと投資の対象となるには難しい。 韓国はそのジレンマに苦しめられて金利を上げざるを得ない。

しかし、金利があがれば家計負債は増加する。韓国の庶民にとっては苦しくなるわけだ。また、金利を上げる好調ということにもなり、株価やウォンも上昇する。このようにウォン高の流れはあらゆる方向からやっていく。 他にも、米韓の経済問題として米韓FTAの見直しや、アメリカの鉄鋼や石油製品におけるセーフガード発令や輸出制限などの不確定因子が存在する。

ただ、緊急にどうにかなるものでもなく、時間はかかるのでそこまで急いで取り上げる必要性はないだろう。 以上。今週はこれで終わる。次回も2018年の韓国経済の不安要素を見ていく。

第306回「29人死亡した韓国商業ビル火災は第2のセウォル号の悲劇だった」

第306回「29人死亡した韓国商業ビル火災は第2のセウォル号の悲劇だった」

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このような数々の原因が死者数を増加せて29人とした。これらの何か1つでも、スプリンクラーの全故障してなければ、もっと火災の勢いを抑え、犠牲者も少なくなったと思うと、セウォル号の悲劇から3年経過しても、何も変わっていない韓国社会が浮き彫りにされた。きっとまた、遺族が体育館に集まってカラオケ大会でも始めることだろう。新しい被害者の権利を得て、そのうち、国に賠償でも求めそうだ。

配信日:2018年1月1月7日

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皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

■韓国商業ビル火災

典型的な挨拶は済ませたので今回、昨年の12月21日午後4時。 忠清北道堤川で起きた韓国商業ビル火災に特集していく。最初の犠牲者は16人と報道されたのだが後に29人となった。しかも、一番多く死んだのは直接の現場とされる駐車場ではなく、その上の階にあった2階のサウナという。なぜ、2階のサウナで20人という大勢の韓国人が死ぬことになったのか。原因と思われるものをリストがこれである。

■死者数を増加させた原因

違法駐車
はしご車故障
スプリンクラー全故障
自動ドア故障
ビル外壁が発泡スチロール
天井の補修工事が火災の原因?
犠牲者が多い女性用サウナの非常口に柵
上層階に無許可でテラスや小屋が増築

以上の8つが表に出ている火事がここまで酷くなった原因である。例えば、現場に駆けつけようとする消防車が駐車場の前に止めてある違法な車が原因で現場に入れなかったり、ハシゴ車がその時だけ偶然に故障したりと斜め上のオンパレードである。特に酷いのはスプリンクラーの全故障である。もっとも、本当に故障だったかは知らないが。元々、作動しないようになっていても不思議ではない。

さらに逃げようとすれば自動ドアが故障して閉じ込められたり、女性用サウナの非常口に柵など、なぜか、逃げられないようにまでしてあるという。挙げ句の果ては、ビル外壁が発泡スチロールという。引火しやすい発砲スチロールで建築などもちろん、禁止されているはずだが、韓国では法律なんて賄賂1つでなんとかなる。どれだけ立派な法律があろうが、守らなければ意味がない。

■セウォル号の悲劇から何も学ばない韓国

このような数々の原因が死者数を増加せて29人とした。これらの何か1つでも、スプリンクラーの全故障してなければ、もっと火災の勢いを抑え、犠牲者も少なくなったと思うと、セウォル号の悲劇から3年経過しても、何も変わっていない韓国社会が浮き彫りにされた。きっとまた、遺族が体育館に集まってカラオケ大会でも始めることだろう。新しい被害者の権利を得て、そのうち、国に賠償でも求めそうだ。

一応、 ビルのオーナーと管理人の男を業務上過失致死傷で24日に逮捕したのだが、逮捕したところで29人が帰ってくるわけではない。しかも、何もこのオーナーが特別酷いわけでもない。そこら中の商業ビルは同程度の危険性を内包している。韓国では通常運転といってもいい。後のニュースで済州(チェジュ)サウナ・風呂49%消防設備不良が111件摘発というのがある。

■関係ない文在寅大統領の訪問

だが、一度、このような悲惨な事故が起こればなぜか、大統領に犠牲者の遺族は大統領に怒号を浴びせるという。いや、文在寅大統領は何も関係ないだろう。しかも、なぜか、文在寅大統領は罵声を浴びに行くのも大統領の仕事とか言い出す謎理由。それなら全ての事故の遺族に文在寅大統領は会いに行くのか。その線引きは死者数なのかと。色々突っ込みたい。でも、こんなパフォーマンスはなぜか韓国では受けが良いという。一部の怒号を引用しよう。

>一部の遺族は「文在寅政権は人が先というが、何も変わっていない」と声を強めた。文大統領が殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)に到着するなり、一部の遺族は「政府がこんなやり方で対処するのは一度や二度ではない」「初期対応さえうまくやっていたら、こんなに大勢が死ぬことはなかっただろう」と声を荒げた。(http://news.livedoor.com/article/detail/14069191/) <

初期対応というのは消防車のことだろうか。でも、違法駐車したのは韓国人である。ハシゴ車の故障も韓国人が日々のメンテナンスをまともにやってないこと。消防に非がないわけではないが、初期対応よりも防災対策が徹底していればこうはなってないという。被害の拡大を阻止できない原因は結局、韓国社会そのものにあったわけだ。悲劇はまた起きた。原因は結局、わかっていないが、これもまた人災の一種だと思う。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

25日 お休み
26日 2427.34 1076.10 762.21 318.89 246億
27日 2436.67 1074.10 791.95 320.25 -1156億
28日 2461.79 1070.20 795.88 323.94 1792億
29日 お休み

2018年
04日 2466.46 1062.20 808.01 324.58 3305億←WTI,原油価格62ドルに上昇
05日 2497.52 1062.70 828.03 328.97 2466億←サムスン電子260万6000ウォン…2.04%

先週、メルマガがお休みだったので2週間分掲載しておく。ウォン高が圧力が強く数年ぶりに1060ウォンまで上がったのだが、ここらで介入を恐れて少しはさがった。しかし、今年の韓国経済は半導体が絶好調でなんとサムスン電子がインテルを抜いてシェアになったというニュースがある。台湾や中国勢が追いつくまで1,2年、あるいはそれ以上がかかると市場は見ている。今後もこの勢いは維持される見通しだ。それともう一つが原油価格である。WTIが62ドルまで上がった。今後、70ドルまで上がるという展望もあるのだが、こうなってくると韓国経済には追い風といえる。原油需要は世界の景気が回復してきている証でもある。

以上。今回はこれで終わるが次回は2018年の韓国経済の展望をコラム形式で見ていく。実際、どうなると予測できるのか。ウォン高の圧力が強いので1000ウォンを目指すことになるのかなど、色々と俯瞰しておきたい。

第305回「文在寅大統領の訪中で起きた韓国人記者暴行事件。互いに主張が食い違う異例の事態に」

第305回「文在寅大統領の訪中で起きた韓国人記者暴行事件。互いに主張が食い違う異例の事態に」

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中国はおそらく、文在寅大統領の訪中での韓中首脳会談で、3不を公式文章にしようと韓国に迫ったが、韓国は拒否した。それで、共同会見、共同声明なしという異例の事態となった。そして、まだまだ属国の立場を理解していない、韓国に対して記者を暴行して躾をしようとしたのではないか。これが一番納得が行きそうな理由だ。

配信日:2017年12月24日

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今週のメルマガは文在寅大統領の訪中時におきた中国人警備員による韓国人記者暴行事件について特集する。事件の発端から最新ニュースまで出すが、まさに「ミステリー」である。

■事件の発端

12月14日、国賓として招待されていた文在寅大統領を行事を取材中であった韓国人記者が、中国公安(警察)の指揮下にある警備会社の警備員たちから集団で暴行を受けた。現場では十数人の警備員が記者に暴行を行った。暴行を受けた記者は血だらけになり、うち1人は目の周囲を骨折し、眼球にも出血の症状が出て倒れて病院に運ばれた。これは、北京市内で開催された両国の貿易振興(大韓貿易投資振興公社(KOTRA)主催)に関する行事の進行中の出来事で、現場となった会場で文大統領と共に移動していた記者らを警備員らが制止した際に起こったそうだ。しかも、暴行を受けた記者は取材許可証を持っていた。

暴行は、 韓国大統領府の職員らが間に入って止めようとしたが、暴行する警備員らは全く意に介さなかったという。韓国写真記者協会は声明で「大韓民国そのものが暴行を受けた」として強く抗議した。

以上が事件の発端である。上の内容は朝鮮日報の記事を元に管理人がまとめたものなので、韓国よりの視点で書いてあるわけだが、実際、どうして暴行を受けたかは未だによくわかっていない。

■暴行された理由

最初は韓国人記者が態度が悪いので一発殴ったとか、そんなレベルかと思ったら、そういう軽い暴行ではない。十数人の警備員が暴行したということは、上の指示があったとしか到底、考えられない。そこで韓国人記者が暴行を受けた理由が例の3不+1限ということになる。

3不+1限は大事なので説明しておくと、 1.THAAD追加配備を中止する。2.ミサイル防衛(MD)システムに参加しない。3.韓米日3カ国の軍事同盟に発展させない。1限:すでに配備されたTHAAD(米国の高高度防衛ミサイル)の使用を制限し、中国の戦略的利益を害さないことで、冷えきった韓中関係の改善となり、韓中通貨スワップ協定の延長や、中国人の韓国旅行禁止令などが解除されたはずだった。ただ、訪中後に、中国人観光客の団体旅行禁止令がでている。中国当局すれば禁止した理由はないそうだ。

中国はおそらく、文在寅大統領の訪中での韓中首脳会談で、3不を公式文章にしようと韓国に迫ったが、韓国は拒否した。それで、共同会見、共同声明なしという異例の事態となった。そして、まだまだ属国の立場を理解していない、韓国に対して記者を暴行して躾をしようとしたのではないか。これが一番納得が行きそうな理由だ。

韓国政府はひたすら訪中で冷遇されたにもかかわらず、中国への賞賛をしていたが、韓国メデイアは文在寅大統領の冷遇を激しく批判した。この暴行事件も、韓国メディアは自分たちが被害者だとばかりに書き立てている。しかし、中国当局は謝罪も何もしない。殴った中国人警備員が逮捕されたこともない。明らかに傷害罪なんだが、韓国人記者が中国で裁判までするとは思えない。そもそも訴えても中国国内で勝てないだろう。

■食い違う主張

まず、韓国メディアによると、 この行事は大韓貿易投資振興公社(KOTRA)主催だったが、国家の首脳が出席する場合は警備などの最終責任は会場を提供する側の国にあるとしており、つまり、中国側だという。しかし、中国側が韓国側が雇った中国人警備員への暴行だという。だが、常識に考えて首相を警備するような人材に中国政府が関与しないわけもない。何かあったら国際問題になるからだ。

それで、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は警備してもらう金は支払ったが、用意したのは中国側だという。しかし、中国はその主張に真っ向から対立している。何でここまで主張が食い違うのか。まさにミステリーといったところ。誰が用意したかなんて書類があるのだから一発でわかる。おそらく中国側が嘘を付いているとおもうが、それは些細なことに過ぎない。暴行を受けた理由が中国の圧力強化なら、記者が何をしようが中国政府は謝罪も賠償もしないだろう。

中国側の横暴な態度も、今の韓国のように中国依存をしていれば、抗う術がない。今後、このような嫌がらせが増えていくのではないか。THAAD配備をしている限りは。

■今週の韓国市場

18日 2481.88 1088.50 770.50 326.60 -1652億
19日 2478.53 1084.90 766.18 326.56 674億
20日 2472.37 1080.90 755.27 325.79 -3066億
21日 2431.11 1081.90 741.71 319.86 -3270億
22日 2440.54 1079.7 761.20 321.39 1362億←サムスン電子248万5000ウォン…1.14%

今週の市場はウォン高が進んだようだ。最終的には1079ウォンと1080台を超えた。韓国の適正レートは1100~1150なので、この範囲を20ウォンを超えていることになる。ただ、そこまで大きな影響はない。まだまだ。KOSPIも高い。

以上。今回はこれで終わる。さて、次は31日で第5週となるのでメルマガはお休みとさせていただく。ということで、今年、最後のメルマガとなる。一年間、購読をありがとうございます。

購読料は管理人のサイトのレンタルサーバー代として使っているのだが、サイトを運営できるのも、多くのメルマガ購読者様のおかげである。2017年も色々あった。年明けは韓国経済のコラム的な内容を考えていたのだが、例の韓国商業ビルで29人がなくなった大火災について取り上げる必要が出てきた。1年、色々、韓国経済の記事を取り上げてきたが、実際、その重要性は高まっているといえる。では、よいお年をお過ごしください。来年も引き続き、よろしくお願い致します。少し早いが締めの挨拶とさせて頂く。

第304回「共同会見、共同声明なし。朝食は大衆食堂でパンと豆乳で国賓扱いだった文在寅大統領の訪中」

第304回「共同会見、共同声明なし。朝食は大衆食堂でパンと豆乳で国賓扱いだった文在寅大統領の訪中」

■バックナンバー宣伝文

朝食がパンと豆乳という国賓とは思えないみすぼらしいというより、ただの観光客としか思えない情けない姿に「属国」というパワーワードを強く意識させた。韓国側は朝食すら用意してもらえなかったのだ。これでも、韓国は外交の天才といわれて、支持率は7割と高い文在寅大統領である。中国にとって韓国は完全に属国扱いしかしていない。しかも、韓国メディアは中国を批判するのに対して、韓国政府側がひたすら中国擁護という。こんな仕打ちまでされても、中国への媚びを忘れない。でも、中国はそんな韓国側の意志を完全に無視していく

配信日:2017年12月17日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

管理人のサイト→http://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/

今週の韓国経済のメルマガは文在寅大統領の訪中について特集する。

12月13日~16日の3泊4日。文在寅大統領は国賓として訪中をしたわけだが、その訪中内容は国賓などとは全く違うレベルの粗末な扱いだった。その中で興味深いのは大きく分けて次の4つとなる。

■文在寅大統領の国賓として訪中

1.共同会見、共同声明なしの韓中首脳会談

2.韓国人記者が中国の警備員に暴行された事件

3.訪中した次の日の朝食は大衆食堂でパンと豆乳だった

4.北京大学での文在寅大統領の演説

順番に説明したかったのだが、2の韓国人記者が中国の警備員に暴行された事件は次回に詳しく取り上げる。なので、今回、見ていくのは大きく3つである。

■文在寅大統領の訪中の出迎え

まず、ニュースとしてもたらされたのは1の韓中首脳会談への取り決めだった。そこには共同会見、共同声明、 首相午餐なしという驚くべき内容である。しかも、待遇は「国賓」である。中国がこのような対応をしたのは例のTHAAD設置における深刻な対立がある。この前、3不+1限で改善されたように見えたが、実はそうでもないというのがこれだけで理解されよう。韓国はTHAAD配備を中国は容認したと思い込んだようだが、実際は3不+1限を宣言させて後、さらに圧力を強めてきた。しかも、この共同声明を出さないのは、1994年3月の金泳三(キム・ヨンサム)大統領訪中以来、23年ぶりということで、一体どこまで格下としてもてなしたか。大きく騒がれることになった。

この共同声明を出さない理由は中国は「THAAD配備に反対する」という中国の立場を韓国側が認識しているという表現を盛り込むよう主張したのに対して、韓国側がTHAAD配備問題は封印したという立場を崩さなかったためという。つまり、互いに譲歩せずに仲違いで終わり、共同声明もなくなった。これで訪中する意味の半分が訪中前に失われた。さらに、文在寅大統領を出迎えたのはただの「次官」である。その日、習近平国家主席、南京大虐殺80周年記念に式典に参加しており、北京にすらいなかった。国賓とは何か。多くの日本人が考えることになった。

その日、文在寅大統領が会ったのは在中韓国人。しかも、「きょうは南京大虐殺から80年にあたる追悼の日で、われわれ韓国人は中国人が経験したこのつらい事件に深い同質感を持っている」と早速、告げ口外交をして、中国に媚びを売るが、会ってももらえない。出迎えてもらえない。これが最初のスタートだった。

■訪中した次の日の朝食は大衆食堂でパンと豆乳だった

管理人を含めて多くの日本人がさらに驚いたのは訪中から次の日の、文在寅大統領の朝食における一枚の写真だった。

リンクを張っておく。この写真を見て、朝食がパンと豆乳という国賓とは思えないみすぼらしいというより、ただの観光客にしか見えない情けない姿に「属国」というパワーワードを強く意識させた。韓国側は朝食すら用意してもらえなかったのだ。これでも、韓国では外交の天才といわれて、支持率は7割と高い文在寅大統領である。中国にとって韓国は完全に属国扱いしかしていない。しかも、韓国メディアは中国を批判するのに対して、韓国政府側がひたすら中国擁護という。こんな仕打ちまでされても、中国への媚びを忘れない。でも、中国はそんな韓国側の意志を完全に無視していく。

■北京大学での文在寅大統領の演説

北京大学での講演を一言で語るなら「中国夢」である。文在寅大統領は講演中に、 中国を「高峰」「大国」とおだて韓国を「小さな国」と呼んだ。また、中国が周辺国をより広く受け入れてくれることを強調した。 演説はひたすら中国への媚びとなった。自身は三国志演義が好きだとか、中国の青年は魯迅の「狂人日記」と「阿Q正伝」を読むなど。だが、漢字を捨てたのは韓国人である。中国文化が本当に好きなら漢字を捨てるわけない。

しかも、文在寅大統領は劉備を尊敬しており、特に劉備が民を率いて真也から江陵に避難行くシーンを最も好みという。「敵に追われる緊迫した状況で、一日10里しか前進していないのにも民に義理を守ろうとする劉備の姿は「人が先に」という私の政治哲学通じる部分がある」とも述べた。文在寅大統領の政治哲学は知らないが、誰が見ても劉備の器ではない。

このような内容を講演して、ひたすら中国に媚びを売る姿を韓国の野党は「朝貢外交」と批判した。

実際、今回の文在寅大統領の訪中は中国の格下だと見せつけるだけの結果でしかなかった。何一つ目立った成果もなく、帰路についたのである。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

11日 2471.49 1092.30 764.09 325.09 -1736億
12日 2461.00 1092.40 760.40 324.07 -2359億
13日 2480.55 1090.70 772.22 326.18 -2042億
14日 2469.48 1089.10 770.35 324.74 3689億
15日 2482.07 1089.80 771.82 326.23 -2015億← サムスン電子253万1000ウォン…0.86%

今週の市場は多少のウォン高傾向、外国人の5日連続投げ売りではあるのだが、12月は株が売られやすい時期なので、これぐらいなら問題はないかと。順調に推移しているといえる。FRBの利上げ前に金利もあげたので、しばらくは韓国経済は順調ということになる。なので、2018年に韓国経済破綻というのはほぼないだろう。サムスン電子の限界がそろそろ見えてきた頃ではあるが、DRAM価格が引き続き高騰するなら、韓国経済にとっては悪くない。まさにDRAM需要で助けられた1年といえる。

以上。今週はこれで終わる。次回は文在寅大統領の訪中で起きた韓国人記者が中国の警備員に暴行された事件について詳しく見ていく。また、寒いので体調管理には十分、注意して頂きたい。

第303回「IOCがロシアの参加を禁止。さらにアメリカまで辞退?韓国平昌五輪は最悪な状況に」

第303回「IOCがロシアの参加を禁止。さらにアメリカまで辞退?韓国平昌五輪は最悪な状況に」

■バックナンバー宣伝文

誠に信じられない話しだが、なんと安倍総理を平昌五輪への出席するように韓国側が要請しているようだ。今、朝鮮半島有事という非常事態でもあり、2月なので国会も開いている。そんな中、敵国に近い場所に日本の総理大臣を呼ぶ。もし、何かあったらどうするつもりなのか。安倍総理はいかないとは思うが、日韓慰安婦合意からもうすぐ2年。全く履行もせずに、そこら中に慰安婦像設置している韓国である。しかも、トランプ大統領の訪韓で独島エビや元慰安婦などで日本を激怒させたにもかかわらず、厚かましいとしかいいようがない。日韓慰安婦合意については年末ぐらいに何らかの大きな動きがあるかもしれないので注目しておいてほしい。

配信日:2017年12月10日

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今週のメルマガは残り、2ヶ月切った韓国の平昌五輪の最新状況を見ていく。

先週、ロシアが例の国家ドーピングの件でIOCが平昌五輪への出場を禁止するかもしれないという話題をしたわけだが、結局、IOCはロシアの平昌五輪への出場を禁止にした。ただ、中立国として個人的にクリーンな選手の参加認めるそうだ。でも、ロシアという国を背負ってこその五輪であり、IOCの決断は正しいとしても、それが韓国経済的に正しいのか考えると最悪である。ただ、あくまでも韓国経済的な話なので管理人はIOCを批判してるわけではない。そこで、経済的な理由を解説する。

■ロシア参加禁止で平昌五輪は大打撃

まず、ロシア選手の参加がなくなったことでロシアメディアは平昌五輪を放送を中止しようとしている。これだけ放送権料が数億円消える。さらにロシア選手を見たい観光客が一気に減る。これだけではない。ロシアという冬のスポーツ大国が参加しないということは選手にとって非常に痛手となる。世界一の選手が数多く存在するロシアが抜けた五輪でメダルを取っても、それほど価値はないのだ。だいたい、既にアメリカのアイスホッケーのプロリーグのチームが参加をしないと以前にも取り上げた。平昌五輪への関心はますます遠のくということだ。では、チケットはどれだけ売れたのか。

■チケットの販売状況

今、チケットは最新情報で52%売れており、残りは小中学生にチケットをあげて導入するという動きがあるのだが、そもそも、宿泊場が通常の価格の10倍以上という理解不能なぼったくり価格である。だから、中国人観光客はそのようなぼったくりを批判している。THAAD配備、例の3不+1限でせっかく、韓中関係は改善し、中国人観光客を呼び込もうとしても、ホテルや飲食業、サービス業などが全てぼったくりなので、また平昌五輪に来るのはほとんど関係者ぐらいだろう。

■安倍総理が平昌五輪への出席する?

誠に信じられない話しだが、なんと安倍総理を平昌五輪への出席するように韓国側が要請しているようだ。今、朝鮮半島有事という非常事態でもあり、2月なので国会も開いている。そんな中、敵国に近い場所に日本の総理大臣を呼ぶ。もし、何かあったらどうするつもりなのか。安倍総理はいかないとは思うが、日韓慰安婦合意からもうすぐ2年。全く履行もせずに、そこら中に慰安婦像設置している韓国である。しかも、トランプ大統領の訪韓で独島エビや元慰安婦などで日本を激怒させたにもかかわらず、厚かましいとしかいいようがない。日韓慰安婦合意については年末ぐらいに何らかの大きな動きがあるかもしれないので注目しておいてほしい。

■米国連大使が参加を憂慮

先日、北朝鮮がまたもや弾道ミサイルを発射したことで、アメリカは激怒した。2ヶ月半、何もしなかったのにいきなり発射してことで、米国では戦争ムードが高まっている。そんな中、在韓米軍の家族を帰国させるなどもあり、米国連大使が平昌五輪へ参加は「未解決」と憂慮している。つまり、安全性が確認できないのだ。アメリカの選手が人質に取られる可能性もある。最近、北朝鮮の木造船が日本の無人島で1000万近くの窃盗を働いたことで逮捕されたこともあり、日本にすら、工作員が紛れているのだから、陸続きの韓国なら容易に先入できるわけだ。米国連大使が憂慮するのも致し方がない。

以上。平昌五輪の最新情報を紹介した。ロシアに続いてアメリカまで参加しないとなれば、欧州も空気を読んで参加辞退してくるかもしれない。日本も人質にされないためにボイコットしたほうがいい。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

04日 2501.67 1088.70 782.45 328.77 1763億
05日 2508.11 1083.50 775.55 329.16 554億
06日 2479.50 1093.70 769.15 325.30 -3366億 
07日 2465.74 1091.80 755.56 324.19 -4686億
08日 2463.22 1093.10 745.94 324.57 -582億← サムスン電子260万ウォン…2.48%↑

今週の市場はメジャーSQ日の週ということもあり、全体的に利益確定売りが多かった。日本の市場もそうだったし、韓国も半導体関連がさがっていた。サムスン電子はメジャーSQ日であり、2%ほどあげているが、それでも260万と勢いは止まっている。おそらく、この流れはアメリカが利上げを行うということで来週も続くのではないかと。12月で年末。北朝鮮有事もあるのだが、緊張していても始まらないのでクリスマスを祝ったり、お正月の用意に大掃除をしたりと日々の生活を大切にして欲しい。いつ戦争になるかはわからない。けれども、慌ててもどうしようもない。アメリカと北朝鮮次第という。

さて、次回はタックスヘイブンについて特集する。なんと韓国が欧州のタックスヘイブン、租税回避地へブラックリスト入りしたのだ。一体どういうことか解説していく。

第302回「韓国経済はまさに絶好調!成長率3%越えに貿易総額1兆ドル突破」

第302回「韓国経済はまさに絶好調!成長率3%越えに貿易総額1兆ドル突破」

■バックナンバー宣伝文

韓国経済は絶好調であるが、恩恵を受けられるのは一部であり、それは経済格差をより深刻化させるという悪循環にすら陥っていると。好調でこれなら、不調の時はどうなるのか。もっと酷くなる。結局、サムスン電子のような超一流企業で働く人間からの搾取が永遠と続いている。文在寅大統領は財閥潰しを宣言しているが、実際はそこまで熱心なわけでもない。ただのガス抜きのブラフだろうな。

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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今週のメルマガは韓国経済の全体を俯瞰する。毎週、市場の動きを乗せており、KOSPIが過去最高の上昇だったりするので、順調なのは見ての通りなのだが、実際、ここに来て韓国中央銀行が政策金利を6年5ヶ月ぶりに引き上げた。1.25%→1.50%となって、アメリカのFRBの利上げよりも速く、韓国が恐れていた金利の逆転はひとまず免れた形である。

さらに経済成長率予測値も相次いで上方修正されていき、今では3%成長越えるのが確実となった。減少傾向だった貿易総額も今年は1兆ドルを突破するという。他にも、 11月消費者心理指数(CCSI)は6年11カ月ぶりに最大値(112.3)となっており、消費者も経済が順調なことをよく知っている。

さて、それで韓国経済が好調な主な理由が原油価格の上昇と世界的なDRAM需要とその価格上昇だった。前回のメルマガで原油価格動向を追ったわけだが、あれから1週間経過しても、58.3ドルといずれも強い。60ドルを超えるのは難しいようだが、以前として高い数値をキープしており、日本でも11週連続、ガソリン価格が引き上げられるといったことになっている。

このように韓国経済はまさに絶好調なのだが、いくつか不安材料もある。その1つが「家計債務残高」である。

■家計債務残高は 1419兆ウォン(約146兆3928万円)を越える

管理人が2020年に韓国経済破綻を数年ほど前から予想しているわけだが、その理由となるのが家計債務の増加によるものである。確かに韓国経済は順調なのだが、実際のところ、借金を増やして経済成長率を引き上げている。家計債務の急激な上昇が金利引き上げの理由にもなったそうなのだが、問題は金利を上げれば家計債務は増加する。なら、金利を下げれば家計債務が減少するかというと、今度は借りやすくなって借金をする人が増加して、結局、債務は増える。

どちらも同じではないかと思うのだが、金利を引き上げたほうが海外投資家にとってお得なのでその政策に間違いがあったわけではない。今回の金利引き上げは市場も予想済みだった。

そもそも、韓国では景気が好調だと借金が増えるという摩訶不思議な現象が起きている。普通、景気が良ければ市民にも給料という形で還元されて、市民は負債を減らしながら、日々の生活を送れるだろう。だが、そのようなことにもなってない。むしろ、景気が良くなってますます借りている感じもしないでもない。これが政府による借金帳消し、いわゆる徳政令を狙っているかまでは判断できないが、韓国政府の徳政令はあくまでも韓国という国や企業に借りている場合だ。外資に徳政令が可能かどうか。出来なくもないが、それをやればハイパーインフレになるかもしれない。さて、インフレということで次は「物価変動」について見ていこう。

■韓国消費者物価指数は102.90

韓国消費者物価指数もここ数ヶ月、平均2%以上の上昇している。日銀のインフレターゲット2%目標を達成しているので羨ましい限りなのだが、その理由が夏の猛暑や干ばつ、鳥インフルエンザなどといったもので野菜や卵、鶏の価格上昇が大きい。特に卵は殺虫剤卵でも問題になったことで卵の価格もあがっている。

卵というのは物価の優等生といわれており、管理人がスーパーに行けば必ず、卵の値段はチェックしている。日本の卵の値段はあまり変わってない気もする。でも、野菜は高くなった。お菓子やパンを食べると量がいつのまにか減っている。それなのにインフレにはあまりなっていないんだよな。それは置いといて、韓国消費者物価指数は2%ほどの上昇で基準指数の100を越えて、102.90となっている。景気が上向いている証拠でもある。ただ、インフレでも食べ物の値段が上がっているのだから、庶民の生活は楽になっているわけではない。これに伴う実質賃金はどうなのか。

■ 家計の実質所得は2年連続減少

経済が絶好調なのだから、家計の実質所得は上昇していると思いがちだが、実はそうでもない。ここが経済素人だと難しいところなのだが、韓国の家計の実質所得は2年連続で減少している。 今年第3四半期の全国2人以上世帯の月平均所得(名目基準)は453万7192ウォン(約45万4500円)で、1年前より2.1%増えた。ところが、先ほど物価の上昇率が平均2%ということは、 物価を考慮して算出すると実質所得は439万1823ウォンで、1年前より0.2%減少したという。これは8四半期連続でマイナス行進。

以上のことから、結局、景気が良いはずなのにその恩恵を受けているのが一部だけということがわかる。そして、上から説明してきたことが「貧富の格差」が深刻化しているというデータの裏付けとなる。ここで明確な数値を出すのは良いのだが、ややこしいので結論から先にシンプルに述べよう。

「低所得層は借金を増やし、高所得層は借金を減らした」である。

■経済格差がさらに深刻化する

先ほど、シンプルに結論を述べたが、どういうことを解説する。低所得層(名目所得を基準に所得下位20%未満)である1分位世帯の月平均所得は141万6284ウォンで、1年前より0.04%減少した。少し減ったぐらいなのだが、問題は次だ。 所得上位20%である5分位世帯の所得は894万8054ウォンで、1年前より4.7%増加した。

この2つからわかる通り、低所得層は実質所得をほとんど増やしていないが、高所得者層はなんと4.7%も増えているのだ。経済が好調になればなるほど儲かるのは金持ちだけということだ。どうして低所得層は実質所得が増加していないのか。文在寅大統領が最低賃金を一気に200円ほどあげたわけだが、実際、その給料を支払っているかはわからない。そもそも、韓国の若者の失業率は依然として高いままである。そこに今回の金利引き上げを入れると、低所得層は融資金利の引き上げで借金が増加する。高所得層は借金を返済するので利子負担は減っていくことになった。

おわかり頂けただろうか。物価のインフレが2%上昇しているので、低所得層の負担は大きいわけだ。しかし、実質所得はほとんどかわらない。管理人が先ほど述べたとおり、金利を引き上げれば負債が増える理由にもなる。

韓国経済は絶好調であるが、恩恵を受けられるのは一部であり、それは経済格差をより深刻化させるという悪循環にすら陥っていると。好調でこれなら、不調の時はどうなるのか。もっと酷くなる。結局、サムスン電子のような超一流企業で働く人間からの搾取が永遠と続いている。文在寅大統領は財閥潰しを宣言しているが、実際はそこまで熱心なわけでもない。ただのガス抜きのブラフだろうな。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

27日 2507.81 1088.60 792.80 329.53 -4517億
28日 2514.19 1084.40 773.12 330.99 -1438億
29日 2512.90 1076.80 781.72 330.68 -1602億
30日 2476.37 1088.20 771.42 325.25 -5913億←サムスン電子254万ウォン…3.42%↓
01日 2475.41 1086.40 787.70 324.78 -2275億

今週の韓国経済は外国人投資家の一斉投げ売りとなった。ウォン高になれば韓国政府の介入が怖くなる。その警戒感もあり、12月ということもあり、今まで上がっていた韓国の株価は徐々に下げている。サムスン電子も254万ウォンと大幅に下げた。ただ、これは短期的な動きなので、継続するかまでは判断が難しい。アメリカの税制改革法案が通るかどうかでもずいぶん、変わってくるだろう。

以上。今回は韓国経済全体を俯瞰した。経済は絶好調だが、経済格差は深刻化したと。次回は開催まで残り2ヶ月となった平昌五輪の現状について見ていく予定。特にロシアがボイコットするかどうかのIOCの判断が注目される。

第301回「原油価格はこれから上昇するのか。韓国経済には追い風ムード!?」

第301回「原油価格はこれから上昇するのか。韓国経済には追い風ムード!?」

■バックナンバー宣伝文

11月上旬、サウジ政府の汚職対策機関が王子や現職閣僚ら数十人拘束した。ムハンマド皇太子が政敵を排除して権力を一段と集める動きとされるが、その没収金額がいくらかご存じだろうか。なんと拘束した王子ら201人の財産11兆円である。しかも、1%しか無実を証明できないということで、99%は汚職している事実を認めたわけだ。その没収金額は11兆円と。でも、おそらく王子らはそれ以上にお金を持っていると思われる。それが石油の利権というものだ。

配信日:2017年11月26日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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今週のメルマガは301回ということで気がつくともう6年ほど連載していることになる。これも、いつも購読してくださる読者様のおかげ。この場を借りてお礼を申し上げる。そういうのは300回記念でやるものだと思ったのだが、トランプ大統領の訪韓の8日目という続きものだったので止めておいた。では、今回は原油価格動向を追う。今回の話は韓国経済の輸出に大きく影響するので知っておくとネタになるかと。

■現在の原油価格推移

もうすぐ12月ということでだいぶ、日本の寒さも増してきている頃だが、1日前に原油価格が2年4ヶ月ぶりに高騰しているというニュースがあった。先週、管理人はおそらく高騰すると思っていたので次回のテーマにしたわけだが、一足遅かった感じだ。なぜなのか。実はそれはサウジアラビアの政情不安にある。それは後にして、今、日本でもガソリン価格が1リットル140円まで迫っている。これから真冬なのに灯油などが高くなるわけだ。

さて、原油価格の動向を決めるのはニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物である。これについては過去のメルマガで取り上げた記憶があるので詳しくはしないが、このWTI原油価格が世界中に大きく影響する。それが1バレル= =57.35ドルと約2年4か月ぶりの高値をつけたのが11月6日である。管理人がメルマガ書いている今は58.97ドルまで上昇している。つまり、原油価格は今後、60ドル台を目指しているわけだ。ここからさらに上がるのか。先物で儲けるために大事な情報となるのがOPECの動向とサウジアラビアの政治情勢が鍵を握る。

■OPEC

この原油価格における強気な市場は石油輸出国機構(OPEC)などが協調減産を再延長するとの期待からである。これが2018年3月までなのだが、OPECは再延長の意欲を見せており、2018年いっぱいまで協調減産が続くという見方。それが決まるのが11月30日辺りのようだ。この日は注目して頂きたい。さらにサウジアラビアの政治情勢。

■サウジアラビアの政治情勢

11月上旬、サウジ政府の汚職対策機関が王子や現職閣僚ら数十人拘束した。ムハンマド皇太子が政敵を排除して権力を一段と集める動きとされるが、その没収金額がいくらかご存じだろうか。なんと拘束した王子ら201人の財産11兆円である。しかも、1%しか無実を証明できないということで、99%は汚職している事実を認めたわけだ。その没収金額は11兆円と。でも、おそらく王子らはそれ以上にお金を持っていると思われる。それが石油の利権というものだ。

この二つの動きとロシアも経済的に苦しいので原油量を調整するということで、原油需要と共に原油価格が高騰したわけだ。なので、ここから60ドル、70ドルと上がる可能性はあるのだが、問題はそれ以上はアメリカのシェールオイルもあるので難しいということ。でも、韓国にすれば50ドル~60ドル台で推移しても、輸出は好調になるので追い風だろう。他にも気になる動きとして、イエメンやレバノンを巡ってサウジアラビアとイランとの対決もある。

■サウジアラビアとイランの対決

日本にいるとどういう理由で対立しているかはわかりにくいのだが、我々は理由を知ってどちらが正しいとか考えるよりはいつまで続くかという話だ。どちらの言い分もメチャクチャだからだ。管理人みたいな素人でもそう思えるのにこのような有様である。CNNを見ている限りでは何をやっているんだという感想しかでてこない。でも、内戦となれば多くの犠牲者が出ているのもまた事実である。

イエメンから弾道ミサイルが飛んできたら、サウジが迎撃したのが11月6日。イエメンのフーシ派の犯行という。フーシ派って何?という日本人が大半だと思うが、 イスラム教シーア派系武装勢力「フーシ派」 というそうだ。理解するのは難しいと思う。これがFacebookがもたらしたというアラブの春から続く動きによる内部クーデターとか言われて今の日本人でどれだけ理解出来るんだろうか。しかも、イエメンとサウジアラビアでは国力が違いすぎるからな。最初から勝ち目はないのだ。そこに大国の利害が衝突するのでややこしいという。

イエメンの内戦が激化しているわけだが、日本ではほとんどシリアやイラクのようには報道されない。しかし、イエメンでも多くの日本のNGOが難民や飢餓を救おうと頑張っている。欧州よりの報道はアラブやイスラム系の反米感情を隠すことが多い。

少し、原油価格の動向と外れたが、北朝鮮情勢と緊張と中東の内乱状態にある危機感に大きな違いがある。内乱はすでにおきている。先日、ジンバブエのムガベ政権がクーデターで崩壊した。新大統領にクロコダイルの渾名を持つ、元、部下のムナンガグワ氏が選ばれた。何十年もの独裁が消えたわけだが、これでジンバブエが落ち着くかはわからない。しかし、シリアやイエメンなどの内乱が続けば難民がいくらでも発生する。それが欧州に向かうわけだから、欧州はその難民の受け入れで大きな問題を抱えることになる。

以上。今回は原油価格動向を追った。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人

20日 2527.67 1100.60 785.32 332.92 2144億
21日 2530.70 1095.80 789.38 333.51 578億
22日 2540.51 1089.10 780.90 335.49 427億
23日 2537.15 1085.40 796.80 334.51 -763億
24日 2544.33 1085.40 792.74 335.44 -1094億

今週の韓国市場はカナダと韓国の通貨スワップ協定の締結で一気にウォンが動いたようで1085ウォンまで上がった。一般的に輸出が好調だと通貨は高くなる。韓国の輸出は好調なのでウォン高が加速する原因となった。通貨スワップ協定がウォンの安全性を証明したともいえるが、もっともなところ、為替防衛するなら、外貨準備高と通貨スワップ協定の締結しておけばいいなんて思うのは韓国人だけである。一番大事なのはヘッジファンドにつけ込まれない安定した経済力なのだ。

それを理解しないで輸出偏重したあげく、韓国は中国に逆らうこともできずに例の3不を宣言させられて、今はもう主権さえ中国に取られてしまうという。韓国経済的に間違っていないのだが、経済と国防を天秤にかけたら、普通は国防だと思う。しかし、中国は3不だけでは終わらせるわけではない。この先、譲歩した韓国にさらなる要求を突きつけるだろう。韓国経済を人質に取られた韓国に策があるかは知らない。文在寅大統領は赤化したいなら、正しい道なのかもしれないが。でも、それは日本と別の道である。我々、日本人が出来ることは赤化する韓国を見送ることだけだ。二度戻ってこなくていいからなと手を振ってあげればいい。

以上。今回は原油価格動向を追った。次回は12月に入る。FRBの利上げが行われるなら12月という憶測が流れているわけだが、既にクリスマス商戦に入っているのでそれの動向次第というのもある。次回は何を特集するのは未定ということにしておく。少々、世界経済的な動きが気になるのだが絞るのが難しい。

第300回「トランプ大統領「あいつ(文在寅大統領)は何を考えてるんだ?」8日編」

第300回「トランプ大統領「あいつ(文在寅大統領)は何を考えてるんだ?」8日編」

■バックナンバー宣伝文

なぜか、演説が開始された直後の11時10分、愛国党チョ・ウォンジン議員は「パク・クネを釈放せよ」とプラカードを持って本会議場に乱入するが、強制的に退場された。このプラカードには(Stronger alliance US and Korea – Release Innocent President Park)」と書かれてあった。意味は「韓米同盟の強化 – 罪のないパク・クネ大統領を直ちに釈放せよ」である。トランプ大統領にロウソクデモから逮捕された朴槿恵前大統領と何の関係もない。全くない。何を考えていたかは知らない。

配信日:2017年11月19日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

管理人のサイト→http://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/

今週のメルマガは前週の続きでトランプ大統領の訪韓、8日目と離韓後について見ていく。7日目でもイベント盛りだくさんだったわけだが、8日目も色々あった。

■DNZ訪問

7日の晩餐会で文在寅大統領とトランプ大統領は非武装地帯(DNZ)への電撃訪問を約束していた。8日目の早朝、文在寅大統領は一足先にDNZへと出かけてトランプ大統領を待っていた。トランプ大統領もDNZへ訪問しようとヘリを飛ばしたのだが、濃霧のために途中で引き返すことになる。待ちぼうけを食らう文在寅大統領。トランプ大統領は文在寅大統領をDNZで放置して、そのまま韓国国会で演説する。 演説の時間は35分であった。

■トランプ大統領の演説

管理人はこれをCNNで視聴したのだが、韓国のことについては10分足らずで後は25分ほどは北朝鮮に対することだった。韓国のゴルファーが素晴らしいとか。自分のコースでプレイしてくれたとか。

管理人が特に印象に残ったのは韓国の成長と北朝鮮が飢餓への対比である。韓国はG20に入るほどの経済成長を遂げたのに対して北朝鮮は北朝鮮の市民に食料すら満足に供給できないことを批判していた。トランプ大統領は北朝鮮を人道的に視点で批判した。中々良い演説だったと思う。トランプ大統領を批判しかしないCNNのコメンテーターが珍しく褒めていた。多くの韓国議員にも演説は受け入れられて拍手は24回ほどあった。だが、トランプ大統領を批判しようとした議員がいなかったわけではない。

■演説の間に起きた出来事

なぜか、演説が開始された直後の11時10分、 愛国党チョ・ウォンジン議員は「パク・クネを釈放せよ」とプラカードを持って本会議場に乱入するが、強制的に退場された。このプラカードには「 (Stronger alliance US and Korea – Release Innocent President Park)」 と書かれてあった。意味は「韓米同盟の強化 – 罪のないパク・クネ大統領を直ちに釈放せよ」である。

トランプ大統領にロウソクデモから逮捕された朴槿恵前大統領と何の関係もない。全くない。何を考えていたかは知らない。他にも、 民衆党ユン・ジョンオ、キム・ジョンフン議員は「no war! we want peace!」と書かれたA4用紙をあげて抗議した。これは韓国のネット掲示板に写真が掲載されていたのを確認した。さらに演説を行う前、国会の外では、例の反米デモ隊が星条旗に火を付け、トランプの人形に赤いスプレーを吹き付けていたと朝鮮日報に書かれてあった。

さて、1つ気になることがあった。待ちぼうけを食らった文在寅大統領はどこにいったのかである。これはソースが確認できてないのだが、文在寅大統領は国会にいなかったらしい。DNZで待ちぼうけを食らっても、ドタキャンしたことがわかれば帰って国会で出迎えることぐらいはできたはずなのだ。しかし、トランプ大統領は国会演説が終わったら、文在寅大統領に一度も会わずに中国へと向かった。管理人の一番のサプライズは「国賓を見送りしない文在寅大統領」自身だったと思う。

さらにトランプ大統領の訪韓した感想が 「あいつは何を考えているんだ」「何なんだあいつは」という。サプライズと称して嫌がらせを受けて文在寅大統領をますます信用出来なくなったと思われる。

■トランプ大統領の離韓後

さて、トランプ大統領は訪韓は1泊2日ということで終わった。その中で7日目にトランプ大統領に抱きついた元慰安婦について色々出てきた。まず、彼女の年齢は88歳。この時点で朝鮮戦争当時の慰安婦だと疑念を抱く。さらに反米デモに参加したことがある。

後、韓国政府が晩餐会で出した例の「独島エビ」は、日本政府が独島エビと元慰安婦について韓国政府に抗議する。韓国政府はスルーするも、アメリカの指摘で独島エビが削除された。さらにトランプ大統領は元慰安婦と知らなかったということがわかった。

他にも、米韓首脳会談の極秘内容が韓国議員によって暴露されたりしているのだが、これが本当かはわからない。

■トランプ大統領の訪韓は「注文の多い料理店」

7日目と8日目。さらに離韓後にわかったことをまとめておいた。これがトランプ大統領の初訪韓の詳しい出来事である。管理人は今回のトランプ大統領の訪韓を自分のサイトでこう評価した。宮沢賢治の「注文の多い料理店」と。米国の大統領をここまで政治利用した怖い物知らずの文在寅大統領に惜しみない拍手を贈る。後はどうなっても知らないが。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

13日 2530.35 1120.60 741.38 334.33 -273億
14日 2526.64 1118.10 756.46 333.62 -3009億←IMFも韓成長率展望3.2%
15日 2518.25 1112.30 768.03 332.17 -652億←韓国M5.4地震。
16日 2534.12 1101.40 777.40 334.33 2876億←カナダと韓国の通貨スワップ協定
17日 2533.99 1097.50 775.85 334.18 5555億

今週の韓国市場はいくつか大きな動きがある。まず、韓国でM5.4の地震が発生して被害がでた。大学入試が1瞬間延期するほど。また、カナダと韓国の通貨スワップ協定。無期限・無制限という驚きの協定内容である。

以上。今週はこれで終わる。次回は韓国経済にも影響する原油価格動向を追う。最近、中東情勢がきな臭くサウジがイエメンに空爆を行う、OPECの減産継続見込みなど抑えておきたいことがある。オイルショックみたいにならないとはおもうが、原油価格の高騰は韓国経済には追い風である。特に石油製品、造船、建築といった分野で大きな受注が見込めるからだ。では、次回も楽しみにして欲しい。