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第315回「5月に米朝首脳会談は本当に行われるのか」

第315回「5月に米朝首脳会談は本当に行われるのか」

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■米朝首脳会談が開催されなさそうな理由

1. 米国と北朝鮮が出す条件が合わない

2. 会談する場所が未だに決まっていない

3. 米軍の病院船が日本に寄港

配信日:2018年3月25日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

管理人のサイト→http://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/

今週のメルマガは世界中が注目する米朝首脳会談について特集する。ただ、タイトルで書いたとおり、管理人は本当に行われるのかに疑問を抱いている。まず、米朝首脳会談の提案したのは北朝鮮ではなく韓国政府が北朝鮮へと送った韓国特使から。ホワイトハウスでトランプ大統領と会談した後、このような驚くべき報告を韓国特使が発表したのだ。

北朝鮮からの親書もない。過去最大規模の制裁を科すトランプ大統領が即決したことで米朝首脳会談の流れになったわけだが、その後、北朝鮮から正式に米朝首脳会談を行うという話は一切出てこない。つまり、開催されるという噂だけが一人歩きしている状態なのだ。

この時点で非常に疑わしいわけだが、実は開催されないであろう理由がいくつも存在する。それをまず列記しよう。

■米朝首脳会談が開催されなさそうな理由

1. 米国と北朝鮮が出す条件が合わない

2. 会談する場所が未だに決まっていない

3. 米軍の病院船が日本に寄港

■米国と北朝鮮が出す条件が合わない

順番に上から説明していくが、米国は米朝首脳会談の開催条件に目に見える非核化をすることを述べている。つまり、北朝鮮が核実験を凍結しましたぐらいで会談しないということ。これはおそらく国連による視察などの確認も含まれるのではないか。一方。北朝鮮は米国に在韓米軍撤収を要求している。双方、どちらの言い分も両国にとって聞き入れられるものではない。在韓米軍撤収で得するのは中国やロシアというのもアメリカに承知しているはずだ。

■会談する場所が未だに決まっていない

米朝首脳会談は一体どこで開催されるのか。実は未だにきまっていない。いくつか候補地らしきものが出てきているが、そもそも、暗殺を恐れる金正恩が海外へ出かけるのも想定しにくい。なら、トランプ大統領が北朝鮮へ行くのか・・・行かないだろう。何しろ、アメリカが譲歩する理由がないからだ。

これについては北朝鮮と韓国の軍事境界線にある地域「板門店」が1番の候補として上がっている。しかし、それだと韓国まで出てくるので米朝としては邪魔な存在だろう。なら、もっと欧州とか、北欧の国での会談などもあるかもしれない。意外かもしれないが北朝鮮は北欧の国とも国境がある。

■米軍の病院船が日本に寄港

米朝首脳会談の準備が進んでいるはずなのに、日本には米軍の病院船が寄港している。しかも、韓国から邦人の避難訓練まで行うようだ。訓練内容はなんと米国まで帰還するという。志願者はそのまま米国に戻って帰ってこないんじゃないか。

そもそも、病院船の目的は兵士の治療である。霊安室まであるそうだ。そのような船が米朝首脳会談前に日本へ寄港しているのは何らかの軍事アクションの前触れかもしれない。また、米朝首脳会談が仮に開催されても交渉が決裂する可能性もある。そういう意味では最後は軍事作戦に出る準備もしているということだろうか。

以上の視点から検討していけば、むしろ、開催されるような雰囲気がない。しかも、来週のメルマガで特集するが、アメリカは中国との貿易戦争に踏み切った。とても北朝鮮とのんびり会話している場合ではないという。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

19日 2475.03 1071.60 880.97 320.35 -844億

20日 2485.52 1068.60 890.40 321.79 -1401億

21日 2484.97 1072.30 885.53 321.60 -674億←FRB基準金利25bp引き上げ

22日 2496.02 1072.70 871.62 323.32 2123億

23日 2416.76 1082.90 829.68 312.42 -1332億←米中貿易戦争勃発。サムスン電子248万6000ウォン…3.98%

今週の韓国市場はなんといっても日経平均を-1000円ほど下げた米中貿易戦争とまでいわれる米国の対通商圧力である。アメリカは中国から輸出品に総額6兆円にも上る高い関税を課すことを決めた。一方、中国は3100億円相当の報復関税。さらに米国債の購入を控えるなどといった対抗措置を取る。どちらも引くことはなく貿易戦争は過激化している。これによって世界経済に大きな影響を与えている。それが来週も続くという。

韓国経済はどうなのか。KOSPIがかなり下がったわけだが、依然としてサムスン電子が強いのでそこまで大きな影響はないとみている。後、米国と韓国の金利逆転も地味に大きなニュースの1つだ。韓銀はモニタリングを強化するなどといったひとまず様子見状態である。

世界市場はかなり荒れているが、日経平均に大きな影響を与える要素としてはやはり、安倍政権の存続だろう。海外投資家は安倍政権が例の森友学園問題で辞職するとなれば、上向いた景気が一気に後退するという見方をしている。つまり、株がまた投げ売りされるわけだ。

北朝鮮情勢もあるので安倍総理も内閣解散は考えてないとは思うが、与党とマスコミは偏向報道していくことだろう。もっとも、経済のメルマガの範囲ではないので軽く触れるぐらいにしておく。来週は米中貿易戦争で韓国経済はどうなるかを検討したい。

第314回「米と日本で韓国鉄鋼による通商圧力(反ダンピング関税)で韓国鉄鋼危機に!?」

第314回「米と日本で韓国鉄鋼による通商圧力(反ダンピング関税)で韓国鉄鋼危機に!?」

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アメリカがFTA再交渉で韓国の自動車をさらに締め付けるのを認める代わりに鉄鋼への譲歩・・・。

取引材料としては弱い気がするな。そもそも米韓FTA見直しは韓国がまともに履行しないからというのもある。交渉の行方はそのうちわかるだろう。そこまでは判断は保留であるが、この韓国鉄鋼への反ダンピング関税はかなり韓国鉄鋼に大きな打撃を与えることは間違いない。だから、韓国鉄鋼危機といっても過言ではない

配信日:2018年3月18日

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今週のメルマガは韓国を狙い撃ちにした通商圧力、主に韓国鉄鋼について特集していく。実際、アルミニウムもあるのだが、管理人がアルミニウムの知識を勉強中なので、そちらはお待ち頂きたい。鉄鋼に付いてはわりと興味あるので解説できる。

さて、まずはニュースを確認しようか。アメリカの通商圧力から。

トランプ大統領が世界中の国家に鉄鋼輸入品に対し25%、アルミニウム製品には10%の関税を課す方針を示したことで貿易戦争へと発展した。これによってEUは米輸入の製品に逆関税の制裁を行うなどで対立。現在。各国が米国と交渉中だが、免除されたのはカナダとメキシコのみ。後、3月13日に東亜日報がEUの除外の可能性もあるという。EUの交渉がどうなるかわからないが、仮に対象除外となれば、韓国と日本のみが残る。

韓国の鉄鋼の米国内市場への輸出は3位。日本は7位となっている。では、ここで米国への鉄鋼輸出(米国の鉄製品輸入先)を見ておこう。

■米国の鉄製品輸入先

1位 カナダ 16%←対象外

2位 ブラジル 10%

3位 韓国 10%

4位 メキシコ 9%←対象外

5位 ロシア 8%

6位 トルコ 6%

7位 日本 5%

8位 ドイツ 4%←交渉中

9位 台湾 3%

10位 インド 2%

このようになっている。確かにEU、日本と韓国を除けば制裁レベルが半分になるわけだ。韓国も米韓FTA見直しもあるので、今、交渉しているようだが、免除は難しいだろうな。韓国政府も対抗措置としてWTOに提訴した。だが、WTOに提訴したところで審査には時間がかかる。制裁は止まらない。

そこで米韓FTA再交渉で大幅譲歩を見返りに制裁の免除などを考えているようだ。KBSワールドRadioによると、17日、韓米FTA=自由貿易協定の見直し交渉の第3回会合が、ワシントンで現地時間の16日にあったのだが、それが終わってからも代表団は残って、韓国鉄鋼への関税賦課の対象から外すように交渉するという。アメリカがFTA再交渉で韓国の自動車をさらに締め付けるのを認める代わりに鉄鋼への譲歩・・・。

取引材料としては弱い気がするな。そもそも米韓FTA見直しは韓国がまともに履行しないからというのもある。交渉の行方はそのうちわかるだろう。そこまでは判断は保留であるが、この韓国鉄鋼への反ダンピング関税はかなり韓国鉄鋼に大きな打撃を与えることは間違いない。だから、韓国鉄鋼危機といっても過言ではない。では、次は日本の動きを追う。

■日本、韓国と中国の鉄鋼製品に最大70%の反ダンピング関税賦課を検討

まずは朝鮮日報を見て頂こう。

>15日付の朝日新聞によると、日本の財務省は、韓国・中国の企業が炭素鋼製(配管をつなぎ合わせるために使われる部材)を不当に安い値段で日本に輸出したとして、関税を課す方針を固めた。今月中にも閣議決定を経て発動する予定だ。韓国製に対する関税率は最大で7割に達するという。日本当局は昨年3月に調査に着手し、12月の予備判定で韓国製に対する43.51-73.51%のダンピングマージン(不当廉売差額)の仮決定を出していた。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/15/2018031502831.html

日本の場合、既に調査結果が出ているので反ダンピング関税を課すことは決定事項。ただ、それが最大70%になるということ。韓国や中国の鉄鋼製品がダンピングで不当に安く輸入されて、日本の製品が淘汰されているのは見過ごせない。この結果も今月中には出ている。このように米国と日本から韓国鉄鋼への反ダンピング関税という通称圧力がかかっている。

米国と日本とも韓国も交渉しようとしているだろうが状況は絶望的だろう。特に日本の場合、あまり、外国製品にこのような反ダンピング関税をかけないのに、その日本から関税を検討されているということはよほど酷いわけだ。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

12日 2484.12 1065.20 884.27 320.70 1976億←韓国GM、仁川(インチョン)・慶南(キョンナム)に外国人投資地域指定申請

13日 2494.49 1067.50 886.25 322.98 5921億←サムスン電子258万3000ウォン…3.86%↑米商務部、現代エレクトリック・ヒョソン変圧器に60.8%反ダンピング関税

14日 2486.08 1064.60 886.92 321.99 -1270億←家計借金先月3.3兆ウォン↑、増加傾向は鈍化

15日 2492.38 1065.40 890.43 322.74 -401億←ビットコイン、グーグル広告禁止に一時7千ドル台…一ヶ月ぶりに最低。←キム・ドンヨン”米洗濯機セーフガードWTO提訴検討、キム・ドンヨン”韓国GM、完全撤収シナリオも排除しなくて”

16日 16日 2493.97 1066.20 894.43 322.88 1032億←サムスン電子255万7000ウォン…0.78%

以上。今週はわりと動きが強かったが2500は回復してない。ウォンのほうも1066と高くなっている。韓国GMの動きについてわりと追ったが、まだ結論は出ていない。おそらく韓国に残るとは思うのだが、どれだけGMが有利に運ぶかは注目だろう。後、ビットコインについてだが、これG20で議論されるのでおそらくまだ下落していくんじゃないかというのが管理人の見解である。何らかの規制が出てくるかと。

さて、今週はこれぐらいで終わる。来週の予定だが、そろそろ米朝首脳会談は結局、どうなるかを特集しておくほうがいいか。米朝首脳会談の米国と北朝鮮、それぞれの条件、開催場所、時期などのいくつか気になる項目があるのだが、その辺りを整理しながら、実際、今のところ、どうなるかを考察したいと思う。

第313回「4年で損失は3兆ウォン!?工場閉鎖問題で韓国からGM撤退危機」

第313回「4年で損失は3兆ウォン!?工場閉鎖問題で韓国からGM撤退危機」

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この決定を韓国政府が受けたのは工場閉鎖を発表する前日だったそうだ。つまり、GMは韓国GMがこのまま赤字を垂れ流ししているのは容認できないということ。そもそも、2兆ウォンの赤字(だいたい2000億円)の原因が韓国の労働者の高い賃金にある。日本円でいえば1000万以上の給料が支払われているという。つまり、トヨタ並みか、トヨタ以上ということになる。

配信日:2018年3月11日

最新情報は→2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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今週の韓国経済のメルマガは韓国からGM撤退危機である。このGM撤退危機については管理人のサイトでわりと詳しく特集したのでメルマガで同じ内容を述べてもあまり意味がないと思う。そこで大事なところを抜き出して解説する。まずは経緯から説明しよう。

■2兆ウォンの赤字で工場の稼働率も20%なのに労働者の給料が過度な賃金・成果給を要求

2月13日、韓国GMはおよそ2100人が働く群山工場を5月末までに閉鎖すると発表。その理由は3年間の群山工場の稼働率は20%に満たず、工場閉鎖は避けられないという。群山工場のおよそ2100人は転換勤務なしで、全員が希望退職の対象に分類となった。

この決定を韓国政府が受けたのは工場閉鎖を発表する前日だったそうだ。つまり、GMは韓国GMがこのまま赤字を垂れ流ししているのは容認できないということ。そもそも、2兆ウォンの赤字(だいたい2000億円)の原因が韓国の労働者の高い賃金にある。日本円でいえば1000万以上の給料が支払われているという。つまり、トヨタ並みか、トヨタ以上ということになる。

どうして、このような高い賃金が支払われているのかは、いつもの韓国労働組合が働きもせずに、経営は赤字なのに賃金増額要求ずっとし続けていたため。だいたい、韓国の問題はこの労働組合に収束される。世界災凶である現代労組もまたその1つだ。むしろ、何で今まで放置されていたのかすら理解できないだろう。だが、そこにこんな取り決めがあった。

それはGMが2000年に大宇自動車破綻して、韓国の産業銀行と買収したときに、韓国の産業銀行と交わした「特別決議拒否権」の行使を可能にする契約である。この契約はGMの資産処分など17項目に対する産業銀行の「特別決議拒否権」であり、産業銀行がGMの決定を覆すことが可能であった。そして、この契約期間が実は15年間で2017年に時効となっていた。つまり、縛るものがなくなったことでGMは韓国GMの赤字経営にメスを入れることが可能となった。そして、2018年、赤字を垂れ流す工場の閉鎖を5月に決めたわけだ。

それを知った韓国政府は交渉の打診があったのに1ヶ月ほど放置していたこの問題が実は相当、深刻であることに気付かされる。なぜなら、GMが撤退とかになれば2100人の失業だけではない。韓国GMの職員およそ1万5千人。関係企業を含めれば30万人にも影響が及ぶという。今の韓国では仕事がチキン屋しかなく、失業者が溢れている現状において、韓国からGM撤退するのは6月の選挙にも響く。文在寅大統領はただでさえ、北朝鮮への融和策で支持率が6割と落ちてきているのに、ここでGM撤退となれば、未来のロウソクデモの要因にすらなりうる。GMはかなりの税制優遇や、人員削減を韓国政府に要求している。一部の報道だと2100人以外に追加で2700人、つまり、5000人以上の削減などの交渉とかもある。要求が飲めないなら韓国GMは清算し、韓国から撤退すると。

このようなニュースが平昌五輪開催中にひっそりと報道されたわけだ。管理人は拾ってきたが、日本のメディアはほとんど報道してなかったと思う。

以上。今、交渉段階なのでGMが撤退するかはまだわからない。ただ、韓国政府はローンスターと同じように無理矢理、難癖を付けて対処するかもしれない。何しろ、韓国のやることだからだ。我々の想像を斜め上に軽く超える。現に韓国メディアはなぜかGMが悪いような書き方が多い。経営者の視点として、4年で3兆ウォンの赤字を垂れ流し、稼働率20%の工場を放置するほうがどうかしていると普通は思うが。撤退しないにしても工場閉鎖は当然だし、経営計画の見直しもするだろう。今、わかっている動きはこんな感じだ。

GM群山工場閉鎖’群山市民角が生えた…韓国GM経営陣告発推進
韓国GM群山(クンサン)工場非正規職200人余りに’解雇通知’…勤労者反発
韓国GM、費用削減’特命’…専務級35%、常務・チーム長クラス20%縮小案
韓国GM 1万6千人の運命は…希望退職締め切りD-1
韓国GM、昨年にも9千億ウォン赤字…4年間3兆ウォン肉迫
韓国GM、2月内需前年比’半分’…輸出も9.4%↓
韓国GM、2月国内販売’半分’…群山(クンサン)工場閉鎖衝撃

韓国GM昌原(チャンウォン)工場も’危機’…生産車種販売量4年間40% ‘急に’ 

韓国GM労組、6日記者会見…工場閉鎖撤回など要求 

韓国GM希望退職申請50代勤労者死体で発見


■先週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

26日 2457.65 1073.4 874.43 317.34 -1506億
27日 2456.14 1071.3 874.00 316.83 -3億
28日 2427.36 1082.80 857.06 312.86 -30億

3月

2日 2402.16 1080.30 860.23 308.35 -2329億←サムスン電子230万1000ウォン…2.21%


今週の韓国市場は外国人が全部、投げ売りしている。KOSPIも段々とさがっており、2400ラインを割るかもしれない。GM撤退危機もそうだが、それよりも、アメリカの動きに世界の投資家が反応している。特にアメリカの保護貿易主義で関税の掛け合いになっているという。次回はそこ「通称圧力」に焦点を当てる。アメリカは韓国にも容赦なく、鉄鋼やアルミニウムといった製品に高い関税をかけていくことを発表した、いわゆるスーパー301条である。日本人はこの301条には苦い思い出があるだろう。自動車メーカーは特に。

■今週の韓国市場

05日 2375.06 1082.00 845.01 304.58 -993億
06日 2411.41 1076.10 859.21 310.46 141億
07日 2401.82 1069.10 841.03 311.14 -1443億←城東造船、産業コンサルティング結果でも生存の可能性希薄(速報)
STX造船、一ヶ月内自救計画労使確約なければ法廷管理申請(速報)
08日 2433.08 1070.20 853.94 314.78 -1770億←トランプ、韓国産含む輸入鉄鋼に25%関税賦課強行、米朝首脳会談?
09日 2459.45 1069.80 865.83 317.67 1944億←錦湖(クムホ)タイヤ労組部分スト…政府などに立場要求

先週、メルマガがお休みだったことに今週のメルマガを書くときに気付いた。申し訳ない。とりあえず、2週間分の動きを追ってある。通商圧力にはついては上の説明でいいとおもうが、まず、韓国の中堅造船会社である城東造船、STX造船が経営危機となっているようだ。後、クムホタイヤの話もある。なんと部分ストが起きているようだ。経営危機で中国に買収されるような話はあったんだが、韓国の労働組合が最悪という話は先ほど取り上げた通りだ。他にも米朝首脳会談の話題も飛び込んできた。

以上。このように特集したい項目がたくさんあるので、1個ずつでも最新情報を交えて特集していくのでお待ち頂きたい。

第311回「韓国平昌五輪が開幕!開会式で選手は途中退場。観客はほとんどいない。さらにノロウイルスまで発生」

第311回「韓国平昌五輪が開幕!開会式で選手は途中退場。観客はほとんどいない。さらにノロウイルスまで発生」

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さて、ノロウイルスだけでも大変なのだが、それよりも、やはり、「寒さ」が問題である。平昌はとにかく寒いということでIOCが選手の異例の開会式途中退場を認めた。そして、JOCは選手の自主参加としてなんと7割が欠席した。残り3割の選手が開会式に出席して安倍総理が手を振っていた。しかも、入場してきた選手はそのまま退場。観客席はガラガラという

配信日:2018年2月18日

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今週の韓国経済は2月9日から開催された韓国平昌五輪を特集していく。それでメルマガの原稿を書いている今日は土曜日なわけだが、平昌五輪には開会直前でも、あまりにも問題が多すぎた。特に重要なのは「ノロウイルス」である。

ノロウイルスの発生が確認されたのは2月4日ぐらいだが、今のところは感染者数が132人、感染の疑いがあり、隔離している人間は1200人まで増加している。まだ、参加選手への感染は確認されてないのだが、このままだと感染する可能性がある。しかも、感染源は特定されていない。

韓国の衛生状態を最悪なことがノロウイルス発生の1つの原因ではあるが、どこまで地下水が汚染されているなどはまったくわからない。そのため、初期32人がどんどん増えて約4倍にまで拡大した。1番の問題はこれ初動で抑えられていないということ。感染者数が増加するのは時間の問題であり、さらに世界中から五輪を見に来る観光客がこの平昌に集まる。平昌五輪終了後、世界中にノロウイルスがばらまかれないかを懸念している。

■開会式は寒すぎて選手は途中退場、観客はほとんどいない

さて、ノロウイルスだけでも大変なのだが、それよりも、やはり、「寒さ」が問題である。平昌はとにかく寒いということでIOCが選手の異例の開会式途中退場を認めた。そして、JOCは選手の自主参加としてなんと7割が欠席した。残り3割の選手が開会式に出席して安倍総理が手を振っていた。しかも、入場してきた選手はそのまま退場。観客席はガラガラという。

でも、考えたらこれで良かったかも知れない。あまりに寒いため、誰も凍死することなく開会式が無事に終わったのだ。まさか、寒さに感謝することになるとは想像もしてなかったが。チケットは78%売れたそうだが、開会式にほとんど客がいない。開会式のチケットは誰が購入したのかという大きな謎は残ったが。細かいことは気にしないで良いか。

管理人が危惧していた凍死もなく開会式も無事終わった。ちなみに開会式にかかった費用は70億円とのこと。でも、防寒グッズ6点なんてほとんど配られていないとおもう。あれだけ客席がガラガラだったのだが、2万人分も用意されていたのかまた謎が増えた。

以上。平昌五輪の開会式は無事に終わった。今週と来週、スポーツの祭典は続く。どのような平昌五輪になるか。楽しみにしている。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人〔ウォン〕

05日 2491.75 1088.50 858.22 323.29 -4547億

06日 2453.31 1091.50 858.17 318.01 -2814億

07日 2396.56 1086.60 829.96 310.48 -1951億

08日 2407.62 1087.90 861.94 311.62  ←7日間にKOSPIとコスダック市場での外国人投資家の累積売り越し規模は3兆5000億ウォン

09日 2363.77 1092.10 842.60 304.83 -3109億←サムスン電子223万5000ウォン…2.83%↓

今週はダウやら日経平均が大暴落して韓国市場どころではなかった。韓国もかなりの影響を受けてKOSPIは2500近くあったのが2363まで下がった。それでもダウや日経平均が酷くてそこまで驚くこともないという。来週は少し落ち着くと思う。アメリカの方も政府機関閉鎖は一時的だったわけで。

以上、今週はこれで終わる。次回も平昌五輪特集なのだが、日本選手には頑張ってもらいたい。

第310回「韓国平昌五輪まで残り5日!当日の気候や防寒対策、食事といった様々な心配事」

第310回「韓国平昌五輪まで残り5日!当日の気候や防寒対策、食事といった様々な心配事」

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さて、経済的な話を最後にすると平様五輪のチケットは2月3日現在で75%の売れ行きとのこと。あと、25万枚も余っているそうだ。いくら無料のチケットがあっても、交通費、宿泊費、食費などの滞在費は個人持ちなのでそういった意味ではと実にノーショー問題がかなり発生するかもしれない。後、インフルエンザが流行する季節なのが心配だ。

配信日:2018年2月4日

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節分も終わり、いよいよ2月9日に韓国の平昌五輪が開催される。管理人は安倍総理の出席には反対なのだが、アメリカの意向や選手のこともあるので断り切れなかったようだ。でも、行くなら万全の準備で臨んで頂きたい。何しろ、現地の気温は-14度まで下がるという。しかも、冬季五輪で1番寒い五輪になるとまで報道された。

中央日報によると最低気温は氷点下8~9度、昼間の最高気温は氷点下2度~0度になるようだ。これでも懸念するほどの寒さではないそうだが、管理人は十分、寒いと思う。後、雪の心配はそれほどないようだ。

また、開会式で何時間も寒空の中にたたされる各国の選手の方だが、米国代表チームは発熱機能のあるバッテリーがついたダウンコートを選手全員に支給するなどといった各国で防寒対策をしてくるようだ。おそらく日本の選手も各自、何らかの対策をしてくるとおもう。そういった意味ではそれほど心配はないかもしれない。

日本人選手の食事も、味の素が提供してくれるそうなので、ひとまず、食中毒の心配は消えた。酷い五輪だと予想されるのが最初からというので案外、準備が整ったのは怪我の功名とでもいうんだろうか。少し違う気もしないでもない。

今更、中止にはならないので管理人はどの選手も観客も無事に生還できることを祈っている。医療スタッフが待機しているそうだが、できればそういう低体温症などは起こらないでほしいものだ。後、事故も起きないように願っている。スタジアムの耐久度が心配であるのだが、大丈夫だとは思いたい。

後、北朝鮮の南北合同チームとかはまったく興味がない。それよりも、ロシアという国家としての出場は叶わなかったが、個人枠で出場するフィギュアスケートの世界女王メドベージェワ選手らなどの演技に期待している。他にも初出場の坂本選手などといった日本勢も応援している。

■ボランティアスタッフは地獄

どうやら先に現地入りしている平昌のボランティアスタッフへの待遇は酷いものらしい。SNSで出回っている食事は刑務所以下。氷った食パンをそのままだすという。しかも、値段はぼったくり。さらに外は-10度というのに温水シャワーもでないという。

このようにボランティアスタッフはかなり過酷な環境に置かれている。待遇完全を求めて騒いでいるが、多少、ましになった程度という。

■チケットは75%完売。残り4分1があまり

さて、経済的な話を最後にすると平様五輪のチケットは2月3日現在で75%の売れ行きとのこと。あと、25万枚も余っているそうだ。いくら無料のチケットがあっても、交通費、宿泊費、食費などの滞在費は個人持ちなのでそういった意味ではと実にノーショー問題がかなり発生するかもしれない。後、インフルエンザが流行する季節なのが心配だ。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人〔ウォン〕

29日 2598.19 1065.60 927.05 338.05 3234億

30日 2567.74 1073.60 920.96 333.40 -1248億

31日 2566.46 1067.90 913.57 333.38 -6640億

01日 2568.54 1071.90 908.20 333.36 -2719億

02日 2525.39 1079.70 899.47 327.01 -4730億←サムスン電子238万5000ウォン…4.26%、ビットコイン進退両難…価格操作説に規制撤退で9千ドル崩壊

今週の市場は30日から4日間で1兆4千億売りと、一気に外国人が投げ売りしている。特に2月2日ではサムスン電子が-4%という大暴落といってもいいほど売られている。この傾向は今週も続くと思われる。何しろ、ダウが665ドルと大暴落している。

これはリーマン・ショック以来ということで月曜日の日経平均が怖いのだが、そこまでKOSPIに影響はないとみている。ただ、それよりもビットコインである。一時的に9000ドルを割ったわけだが、実はこれが韓国経済に大きく影響するかもしれない。平昌五輪がおわればその理由について解説するが、韓国にはキムチプレミアムと呼ばれるほどの仮想通貨バブルが発生していた。それが弾けたことになる。

以上。今週はこれで終わる。次回はいよいよ平昌五輪の開幕である。どのような斜め上が飛び出すかを管理人は楽しみにしている。

第309回「2018年、韓国経済3つの不安要素その3 サムスン電子」

第309回「2018年、韓国経済3つの不安要素その3 サムスン電子」

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儲けても外資が持っていくならそれで韓国人が豊かになるわけではない。しかも、サムスン電子は韓国人の憧れある存在だけではなく、最も嫉妬する存在でもあるわけだ。そりゃ、サムスン電子に入社できるのは超エリートである。有力なコネでもない限りは超難関の採用試験に合格しないといけない。しかも、ライバルは韓国人だけではない。世界中のエリートである。そんなごく一部のエリート以外は何の関係もないのがサムスン電子である

配信日:2018年1月28日

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今週のメルマガも引き続き、2018年の韓国経済の不安要素について触れていく。絶好調だった2017年に比べて2018年における韓国経済の3つの不安要素を2つ解説したが、

最後にサムスン電子が残っている。

■韓国経済の3つの不安要素

1. ウォン高とFRBの利上げ(307回)

2. 原油高とUAE問題(308回)

3. サムスン電子(今回の範囲)

原油価格について毎日チェックしているのだが、今、66ドルまで上昇している。これが70ドルまで上がるかはわからないわけだが、66ドルでも十分、高いと思う。ただ、これもOPECの対応次第というところもあり、複雑に絡み合う中東情勢を読み解く必要がある。管理人はお手上げである。韓国経済だけでも十分、範囲が広いんだよな。もう、10年ほど経済サイトを運営しているが、まだまだ驚かされることが多い。では、サムスン電子について見ていく。

■サムスン電子がなぜ不安要素なのか

2017年のサムスン電子はDRAM市場でインテルを抜くという快挙を成し遂げた。ずっと首位を独占していたインテルが負けるなんて管理人は思いもしなかったが、それは仕方がない。どの企業も栄枯盛衰を繰り返す。サムスン電子の大躍進がどこまで続くかは知らないが、今のサムスン電子はDRAMだけで利益の7割ほど稼いでいるそうだ。一時はスマホだけで似たような利益を出していたわけだが、その頃とは桁が違うからな。3ヶ月で1兆円以上稼ぐのだから、既によくわからない。

このようにどう見ても最盛期と思えるほどサムスン電子は強いのだ、実はこれこそ不安要素である。経済ではこんな言葉がある。

「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪を引く」

これは対米輸出への依存度が高かった高度成長時代に言われた言葉だったのだが、出典は明らかではない。ただ、この言葉はもう間違っているんだよな。アメリカがくしゃみをすれば世界中が風邪を引くのだ。それがサブプライムローンからのリーマンショックである。今だって米国の景気が良くなれば日経平均はそれに釣られて上昇している。結局、今も昔もアメリカ一強であることにはかわりない。さて、この言葉を真似て韓国では「サムスン電子が転ければ韓国経済は転倒する」というのがある。今の韓国経済が3.1%成長したのもサムスン電子が牽引していることは明らかだろう。

だが、サムスン電子は既にグローバル企業である。確かに韓国のソウルに本社は存在するが、世界中に支社があるわけだ。そして、韓国の投資家より、外国人投資家の方が多い。こうしてみるとサムスン電子が韓国にどこまで貢献しているかは疑わしいわけだ。

儲けても外資が持っていくならそれで韓国人が豊かになるわけではない。しかも、サムスン電子は韓国人の憧れある存在だけではなく、最も嫉妬する存在でもあるわけだ。そりゃ、サムスン電子に入社できるのは超エリートである。有力なコネでもない限りは超難関の採用試験に合格しないといけない。しかも、ライバルは韓国人だけではない。世界中のエリートである。そんなごく一部のエリート以外は何の関係もないのがサムスン電子である。

サムスン電子の不安要素はズバリ、イノベーションである。確かに今、DRAMでは世界的なシェアを獲得してリードしているわけだが、台湾や中国勢が猛威しており、数年後には逆転が予想されている。DRAMで食べれなくなったらサムスン電子は次どうするのかである。

スマホと有機ELもあるが、DRAMほど利益を上げているわけではない。もっとも、有機ELディスプレイのスマホを製造できるのはサムスン電子のみらしく、アップルのiPhoneXはサムスン電子に1.6億台を注文した。これによってサムスン電子はギャラクシーS8売るより、iPhoneXが売れた方が儲かるという。

調査・分析企業のCounterpointによると、iPhone Xを1台販売するごとにサムスンが得られる収益はおよそ110ドル(約1万2000円)。Galaxy S8からの収益は202ドル(約2万3000円)という。しかし、ここで売上台数に半分以上の差が出るので儲かるのは、iPhoneXの方ということだ。

この事からわかる通り、今の時点ではスマホの有機ELディスプレイはサムスン電子の独占といってもいい。だが、ここにLG電子が量産体制を整えてくるし、日本のジャパンディスプレイも準備をしている。サムスン独占はそのうち崩れていく。

今は儲かっているが将来的に次のビジョンが見えてないのがサムスン電子である。そこをどうするか。次の時代はAIと自動運転化だと管理人は思っているが、他にも色々面白いのがある。韓国経済から離れるので紹介はしないが、サイトで何かの記事ついでにネタとして出すと思うのでその時を楽しみにして欲しい。サムスン電子がここまで大きくなればもう既存の技術やデザインをコピーして何かをするというのは使えない。自分たちでイノベーションを起こさないといけないのだ。そのビジョンが出てこない限り、サムスン電子は後、数年で苦しくなるだろう。サムスン電子が苦しくなれば韓国経済も悪化するというわけだ。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

22日 2502.11 1070.10 873.09 326.27 -1756億←サムスン電子241万2000ウォン…2.19%↓

23日 2536.60 1070.20 894.43 330.93 2186億

24日 2538.00 1070.20 894.77 330.91 -128億

25日 2562.23 1058.60 898.60 334.08 3644億

26日 2574.76 1063.90 913.12  335.38 1826億←密陽(ミリャン)、世宗(セジョン)病院火災死亡者33人、サムスン電子253万9000ウォン…1.03%↑

今週の韓国市場はウォンが一時期、1056ウォンまで高騰したのだが、その後、1060ウォン台に戻している。ウォン高の圧力はまだまだ弱まる気配はないが、介入ラインなので慎重に見極めていることだろう。2017年の経済成長が3.1%と出た以上は株高、ウォン高は必至なのだが、それは普通に輸出業には不利となる。後、またもやセウォル号のような事故が起きている。病院で火災があり、41人が死亡した。しかも、この病院にはスプリンクラーが設置されていなかったようだ。うん。商業ビルと同じである。あっても作動しないのはお約束だが。

以上。今週はこれで終わるのだが、来週から平昌五輪特集となる。1ヶ月ほど平昌五輪ネタで行こうと思うのだが、多分、大丈夫だと思う。1ヶ月で尽きるようなイベントにはならないと思っている。来週は平昌五輪の開催直前の状態に触れていく。

第308回「2018年における韓国経済の3つの不安要素その2原油高とUAE問題」

第308回「2018年における韓国経済の3つの不安要素その2原油高とUAE問題」

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この最後を修正しようと文在寅政権がUAEに交渉したら激怒されたという。でも、これは韓国が何の関係もない中東情勢に強制介入させられる軍事同盟である。UAEがどこかと戦争すれば韓国から軍隊を送らないといけないわけだ。最も、明博政権のことなので文在寅大統領が悪いわけではないが、たまたま、UAEが戦争をしてなかっただけで、今後はどうなるかもわからない。

しかし、これも「国家機密」である。慰安婦問題における日韓慰安婦合意での検証過程とかもそうだが、またしても暴露しているわけだ。でも、これだけの条件を吞んでようやく受注できたという事実はかなり重要だと思う。日本とフランスが負けるのも頷ける。

配信日:2018年1月21日

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今週のメルマガも引き続き、2018年の韓国経済の展望について触れていく。絶好調だった2017年に比べて2018年における韓国経済の3つの不安要素とは。まずは記事要項を出しておこうか。

■韓国経済の3つの不安要素

1. ウォン高とFRBの利上げ(307回)

2. 原油高とUAE問題(今回の範囲)

3. サムスン電子(309回)

1のウォン高とFRBの利上げについては前回に触れたが、今週に韓国の銀行が金利凍結を発表した。ただ、FRBの利上げ前に金利を上げるかもしれないという市場予想もある。でも、管理人はしばらく凍結だと予測している。アメリカより先に金利を上げるのは自殺行為だからだ。では、今回は原油高とUAE問題について見ていく。

■原油高

まず、2018年1月20日のWTI原油は63.58ドルとなっている。2017年の9月から原油価格は上昇してきており、その傾向は2018年になっても変わらない。理由は色々といわれているが、世界経済の回復。特にアメリカ経済が好調なことが大きい。ただ、このまま原油価格がどこまで上昇するかは不透明。70ドルまで上昇するだろうという見方や、シェールオイルがあるので、65ドルまでぐらいではないのか。OPECの減産措置がいつまで続くか、さらに中東情勢の悪化など、ニュースを調べても信憑性が高いと思える情報はない。

それなりにあり得そうな予想であるのだが、結局、中東諸国、特にOPECのさじ加減のような気もしないでもない。ただ、韓国経済にとって原油高はプラス材料に働く。

もちろん、燃料価格上昇が商品の値段に上乗せされるわけだが、それよりも、ばく大な利益をあげた中東諸国がもたらす海洋プラント、タンカー、ビル建設などが韓国企業にもたらすたくさんの受注のメリットが大きい。これによって造船や建設といった韓国企業の中でも不景気だった分野が息を吹き返すかもしれない。そうなると、わりと2018年の見通しは明るくなる。ただ、あくまでも原油高の場合ならである。これが暴落とすればその限りではない。

■UAE問題

メルマガでUAEについて取り上げるのは久しぶりだが、今、韓国とUAEは国交断絶するかもしれないほど揉めている。UAEの王子が韓国に激怒しており、その解決が未だに至っていないためだ。ただ、この密約は例のUAEの原発受注に大きく関わっている。かなり昔の内容だが、おさらいしておこうか。

1.原子炉186億ドルのうち100億ドルの融資
2.原子炉稼働事故保険60年保証
3.故障時の修理回復保証
4.運転、燃料供給等の完全管理
5.原発の韓国軍による駐留警備

実はこれだけではない。さらに毒素条項が追加されていることがわかっている。それらも追加しておく。

1.揉めた場合は第3国ではなく、アラブ首長国連邦の裁判所で仲裁を受ける

2.原発運営期間も当初の60年間ではなく、10年間だけ保障される。「運営権を60年間確保で494億ドル(約55兆ウォン=約5兆4600億円)の売り上げが期待される」とバラ色の広報は6分の1ということになる。

3.アラブ首長国連邦側の要求をほとんど受け入れた

4.収益率も、当初16%で合意したが、10.5%と大幅に低下した

5.また、原発の輸出に伴う売上と配当額(60年基準)も2012年の690億ドルと216億ドルから、昨年には494億ドルと132億ドルに

6.契約がこのようになったのは、朴槿恵政権が核発電所輸出の成果を出そうと急いだことも背景として働いたものとみられる

さて、これでもかという「毒素条項」なのだが、もっと酷いのがこれである。

7. UAE軍事秘密協定に非常時の韓国軍自動介入を盛り込む

この最後を修正しようと文在寅政権がUAEに交渉したら激怒されたという。でも、これは韓国が何の関係もない中東情勢に強制介入させられる軍事同盟である。UAEがどこかと戦争すれば韓国から軍隊を送らないといけないわけだ。最も、明博政権のことなので文在寅大統領が悪いわけではないが、たまたま、UAEが戦争をしてなかっただけで、今後はどうなるかもわからない。しかし、これも「国家機密」である。慰安婦問題における日韓慰安婦合意での検証過程とかもそうだが、またしても暴露しているわけだ。

でも、これだけの条件を吞んでようやく受注できたという事実はかなり重要だと思う。日本とフランスが負けるのも頷ける。

そして、この問題が悪化すれば韓国は原油を売ってもらえなくなるかもしれない。中東諸国を敵に回せば韓国経済など一瞬で干からびるかもしれないという。UAE原発受注の毒素条項が酷すぎて、稼働も遅れているのでこのままでは年間、200億円ほどの延滞金を払うことになるわけだが、どうなるかは不透明だ。ただの爆弾要素が、時間が経過にするにつれてなんと核爆弾だったということだ。

以上。これが2018年における韓国経済における不安要素その2である。でも、最近、平昌五輪が不安要素その4になりそうな気がしてならない。それについてはその3を次週で触れた後に特集するかもしれない。

今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人〔ウォン〕

15日 2503.73 1062.70 891.61 327.39 242億

16日 2521.74 1062.70 901.23 330.02 2807億←サムスン電子250万ウォン…3.01%↑ コスダックは16年ぶりに900突破

17日 2515.43 1069.30 886.58 329.12 685億

18日 2515.81 1070.70 898.19 329.13 933億←ダウ26,000線突破に上昇,韓銀基準金利年1.50%で凍結,コーヒーショップ バイト1人募集に104人応募…最低賃金引き上げ余波? 

19日 2520.26 1065.90 879.99 329.52 -832億←サムスン電子246万6000ウォン…1.16%

今週の市場は18日に色々と興味深い動きがあった。ダウが26000を突破。米国経済は好調。韓国は基準金利を凍結。さらにコーヒーショップ バイト1人募集に104人応募という。バイトの競争率が凄い。これはそれだけ韓国ではバイト募集がないということ。最低賃金引き上げが雇用増加に繋がるはずはないと。コスダックが900になったのは16年ぶりらしい。当時はITバブルだったが、今回はバイオとのことだが、次ですぐにさがっているのでただの投機的な上昇だったかもしれない。

以上。今週はこれで終わる。次回も2018年、韓国経済の不安要素について見ていくつもりだ。ああ、もう一つ気になるのが仮想通貨、ビットコインの行方である。各国が仮想通貨の取引規制に動き出す中、韓国経済にもわりと大きく影響すること事態となっている。これについてもそのうち取り上げて行く予定だ。

第307回「2018年における韓国経済の3つの不安要素その1 ウォン高とFRBの利上げ」

第307回「2018年における韓国経済の3つの不安要素その1 ウォン高とFRBの利上げ」

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12日、アメリカの労働省が発表した消費者物価は緩やかなペースとなり、これを踏まえて政策金利の引きあげを継続するようだ。だとしたら、1%はないとみて年3回。0.5~0.75%程度の利上げになると管理人は予想している。なので、2.50%~2.75%が2018年の最終的な金利になるのではないだろうか。

配信日:2018年1月14日

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今回のメルマガは2018年の初月ということで、韓国経済の今後の動向について考察する。では、まずは列記しよう。

■韓国経済の3つの不安要素

1.ウォン高とFRBの利上げ

2.原油高とUAE問題

3.サムスン電子 以上の3つである。

では、1から順に解説していく。残り2つは次週に回す

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人〔ウォン〕

08日 2513.28 1066.00 839.51 331.28 3917億

09日 2510.23 1067.10 829.99 330.25 190億

10日 2499.75 1071.90 834.91 327.61 -2792億←コスピ、外国人’売り’に2500線下へ、サムスン電子244万2000ウォン…3.10%↓

11日 2487.91 1072.00 852.51 325.67 593億

12日 2496.42 1064.80 873.05 326.72 -1075億←サムスン電子241万ウォン…0.08%↓

1を説明する前に今週の韓国市場を張っておく。今週はKOSPIが下がり、2500台を割った。ただ反対にKOSDAQは急上昇している。サムスン電子も徐々にさがり、241万ウォンとなった。では、ウォン高を見ていく。

■ウォン高とFRBの利上げ

管理人のサイトでもいくつかの展望をあげたのだが、まず、ウォンは1060ウォン以上の高騰を避けている。明らかに1060ウォンに防衛ラインを敷いている感じである。これ以上のウォン高は為替介入してでも止めるという強い意志みたいなのが読み取れる。それで今週を見れば1060ウォン台から1070ウォン台へと行ったり来たりである。

1060ウォンの攻防戦が短期市場での見所になりそうだ。 さて、このようにウォン高の圧力が強いわけだが、これはサムスン電子の圧倒的なDRAM売上が韓国経済そのものを牽引した形となっている。サムスン電子の動向については再来週で特集する予定だが、とにかくDRAMシェアでインテルを抜いたサムスン電子の2017年の売上はなんと25兆2千億円である。営業利益は昨年83%増加の5兆6千億円である。サムスン電子だけがばく大な利益をたたき出した。そして、時価総額はKOSPIの21%を占めている。だからこそ、KOSPIの2500という高騰である。

そして、サムスン電子によって輸出は好調となり、貿易も絶好調ということで成長率は念願の3%を超えて、ウォン高の圧力が強まることになった。輸出が好調なら通貨高になるのは避けられない。今後、ウォン高への流れはそのためである。下手すれば1000ウォン超えて、900ウォン台もあるかもしれない。そうなれば輸出は低迷するわけだが。

サムスン電子の稼ぎ頭であるDRAMは数年、安泰だと管理人は見ている。そのため、すぐにこの牙城が中国や台湾勢に持って行かれることはないだろう。だとしたら、2018年の韓国経済も3%成長達成するかもしれない。しかし、ウォン高が強まればそれも難しい。後、ウォン高はFRBの金利引き上げがどこまで行われるかにもかかっている。次はこちらを見ておこう。

■FRBの利上げは継続

問題はこの金利引き上げにおいて韓国もまた金利を上昇させないといけないわけだ。これはドルキャリーが関わっている。つまり、今まで金利が低かったアメリカが景気回復すると、投資の流れは新興国からアメリカへと戻っていく。特に金利が米国より低いと投資の対象となるには難しい。 韓国はそのジレンマに苦しめられて金利を上げざるを得ない。

しかし、金利があがれば家計負債は増加する。韓国の庶民にとっては苦しくなるわけだ。また、金利を上げる好調ということにもなり、株価やウォンも上昇する。このようにウォン高の流れはあらゆる方向からやっていく。 他にも、米韓の経済問題として米韓FTAの見直しや、アメリカの鉄鋼や石油製品におけるセーフガード発令や輸出制限などの不確定因子が存在する。

ただ、緊急にどうにかなるものでもなく、時間はかかるのでそこまで急いで取り上げる必要性はないだろう。 以上。今週はこれで終わる。次回も2018年の韓国経済の不安要素を見ていく。

第306回「29人死亡した韓国商業ビル火災は第2のセウォル号の悲劇だった」

第306回「29人死亡した韓国商業ビル火災は第2のセウォル号の悲劇だった」

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このような数々の原因が死者数を増加せて29人とした。これらの何か1つでも、スプリンクラーの全故障してなければ、もっと火災の勢いを抑え、犠牲者も少なくなったと思うと、セウォル号の悲劇から3年経過しても、何も変わっていない韓国社会が浮き彫りにされた。きっとまた、遺族が体育館に集まってカラオケ大会でも始めることだろう。新しい被害者の権利を得て、そのうち、国に賠償でも求めそうだ。

配信日:2018年1月1月7日

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皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

■韓国商業ビル火災

典型的な挨拶は済ませたので今回、昨年の12月21日午後4時。 忠清北道堤川で起きた韓国商業ビル火災に特集していく。最初の犠牲者は16人と報道されたのだが後に29人となった。しかも、一番多く死んだのは直接の現場とされる駐車場ではなく、その上の階にあった2階のサウナという。なぜ、2階のサウナで20人という大勢の韓国人が死ぬことになったのか。原因と思われるものをリストがこれである。

■死者数を増加させた原因

違法駐車
はしご車故障
スプリンクラー全故障
自動ドア故障
ビル外壁が発泡スチロール
天井の補修工事が火災の原因?
犠牲者が多い女性用サウナの非常口に柵
上層階に無許可でテラスや小屋が増築

以上の8つが表に出ている火事がここまで酷くなった原因である。例えば、現場に駆けつけようとする消防車が駐車場の前に止めてある違法な車が原因で現場に入れなかったり、ハシゴ車がその時だけ偶然に故障したりと斜め上のオンパレードである。特に酷いのはスプリンクラーの全故障である。もっとも、本当に故障だったかは知らないが。元々、作動しないようになっていても不思議ではない。

さらに逃げようとすれば自動ドアが故障して閉じ込められたり、女性用サウナの非常口に柵など、なぜか、逃げられないようにまでしてあるという。挙げ句の果ては、ビル外壁が発泡スチロールという。引火しやすい発砲スチロールで建築などもちろん、禁止されているはずだが、韓国では法律なんて賄賂1つでなんとかなる。どれだけ立派な法律があろうが、守らなければ意味がない。

■セウォル号の悲劇から何も学ばない韓国

このような数々の原因が死者数を増加せて29人とした。これらの何か1つでも、スプリンクラーの全故障してなければ、もっと火災の勢いを抑え、犠牲者も少なくなったと思うと、セウォル号の悲劇から3年経過しても、何も変わっていない韓国社会が浮き彫りにされた。きっとまた、遺族が体育館に集まってカラオケ大会でも始めることだろう。新しい被害者の権利を得て、そのうち、国に賠償でも求めそうだ。

一応、 ビルのオーナーと管理人の男を業務上過失致死傷で24日に逮捕したのだが、逮捕したところで29人が帰ってくるわけではない。しかも、何もこのオーナーが特別酷いわけでもない。そこら中の商業ビルは同程度の危険性を内包している。韓国では通常運転といってもいい。後のニュースで済州(チェジュ)サウナ・風呂49%消防設備不良が111件摘発というのがある。

■関係ない文在寅大統領の訪問

だが、一度、このような悲惨な事故が起こればなぜか、大統領に犠牲者の遺族は大統領に怒号を浴びせるという。いや、文在寅大統領は何も関係ないだろう。しかも、なぜか、文在寅大統領は罵声を浴びに行くのも大統領の仕事とか言い出す謎理由。それなら全ての事故の遺族に文在寅大統領は会いに行くのか。その線引きは死者数なのかと。色々突っ込みたい。でも、こんなパフォーマンスはなぜか韓国では受けが良いという。一部の怒号を引用しよう。

>一部の遺族は「文在寅政権は人が先というが、何も変わっていない」と声を強めた。文大統領が殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)に到着するなり、一部の遺族は「政府がこんなやり方で対処するのは一度や二度ではない」「初期対応さえうまくやっていたら、こんなに大勢が死ぬことはなかっただろう」と声を荒げた。(http://news.livedoor.com/article/detail/14069191/) <

初期対応というのは消防車のことだろうか。でも、違法駐車したのは韓国人である。ハシゴ車の故障も韓国人が日々のメンテナンスをまともにやってないこと。消防に非がないわけではないが、初期対応よりも防災対策が徹底していればこうはなってないという。被害の拡大を阻止できない原因は結局、韓国社会そのものにあったわけだ。悲劇はまた起きた。原因は結局、わかっていないが、これもまた人災の一種だと思う。

■今週の韓国市場

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

25日 お休み
26日 2427.34 1076.10 762.21 318.89 246億
27日 2436.67 1074.10 791.95 320.25 -1156億
28日 2461.79 1070.20 795.88 323.94 1792億
29日 お休み

2018年
04日 2466.46 1062.20 808.01 324.58 3305億←WTI,原油価格62ドルに上昇
05日 2497.52 1062.70 828.03 328.97 2466億←サムスン電子260万6000ウォン…2.04%

先週、メルマガがお休みだったので2週間分掲載しておく。ウォン高が圧力が強く数年ぶりに1060ウォンまで上がったのだが、ここらで介入を恐れて少しはさがった。しかし、今年の韓国経済は半導体が絶好調でなんとサムスン電子がインテルを抜いてシェアになったというニュースがある。台湾や中国勢が追いつくまで1,2年、あるいはそれ以上がかかると市場は見ている。今後もこの勢いは維持される見通しだ。それともう一つが原油価格である。WTIが62ドルまで上がった。今後、70ドルまで上がるという展望もあるのだが、こうなってくると韓国経済には追い風といえる。原油需要は世界の景気が回復してきている証でもある。

以上。今回はこれで終わるが次回は2018年の韓国経済の展望をコラム形式で見ていく。実際、どうなると予測できるのか。ウォン高の圧力が強いので1000ウォンを目指すことになるのかなど、色々と俯瞰しておきたい。

第305回「文在寅大統領の訪中で起きた韓国人記者暴行事件。互いに主張が食い違う異例の事態に」

第305回「文在寅大統領の訪中で起きた韓国人記者暴行事件。互いに主張が食い違う異例の事態に」

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中国はおそらく、文在寅大統領の訪中での韓中首脳会談で、3不を公式文章にしようと韓国に迫ったが、韓国は拒否した。それで、共同会見、共同声明なしという異例の事態となった。そして、まだまだ属国の立場を理解していない、韓国に対して記者を暴行して躾をしようとしたのではないか。これが一番納得が行きそうな理由だ。

配信日:2017年12月24日

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今週のメルマガは文在寅大統領の訪中時におきた中国人警備員による韓国人記者暴行事件について特集する。事件の発端から最新ニュースまで出すが、まさに「ミステリー」である。

■事件の発端

12月14日、国賓として招待されていた文在寅大統領を行事を取材中であった韓国人記者が、中国公安(警察)の指揮下にある警備会社の警備員たちから集団で暴行を受けた。現場では十数人の警備員が記者に暴行を行った。暴行を受けた記者は血だらけになり、うち1人は目の周囲を骨折し、眼球にも出血の症状が出て倒れて病院に運ばれた。これは、北京市内で開催された両国の貿易振興(大韓貿易投資振興公社(KOTRA)主催)に関する行事の進行中の出来事で、現場となった会場で文大統領と共に移動していた記者らを警備員らが制止した際に起こったそうだ。しかも、暴行を受けた記者は取材許可証を持っていた。

暴行は、 韓国大統領府の職員らが間に入って止めようとしたが、暴行する警備員らは全く意に介さなかったという。韓国写真記者協会は声明で「大韓民国そのものが暴行を受けた」として強く抗議した。

以上が事件の発端である。上の内容は朝鮮日報の記事を元に管理人がまとめたものなので、韓国よりの視点で書いてあるわけだが、実際、どうして暴行を受けたかは未だによくわかっていない。

■暴行された理由

最初は韓国人記者が態度が悪いので一発殴ったとか、そんなレベルかと思ったら、そういう軽い暴行ではない。十数人の警備員が暴行したということは、上の指示があったとしか到底、考えられない。そこで韓国人記者が暴行を受けた理由が例の3不+1限ということになる。

3不+1限は大事なので説明しておくと、 1.THAAD追加配備を中止する。2.ミサイル防衛(MD)システムに参加しない。3.韓米日3カ国の軍事同盟に発展させない。1限:すでに配備されたTHAAD(米国の高高度防衛ミサイル)の使用を制限し、中国の戦略的利益を害さないことで、冷えきった韓中関係の改善となり、韓中通貨スワップ協定の延長や、中国人の韓国旅行禁止令などが解除されたはずだった。ただ、訪中後に、中国人観光客の団体旅行禁止令がでている。中国当局すれば禁止した理由はないそうだ。

中国はおそらく、文在寅大統領の訪中での韓中首脳会談で、3不を公式文章にしようと韓国に迫ったが、韓国は拒否した。それで、共同会見、共同声明なしという異例の事態となった。そして、まだまだ属国の立場を理解していない、韓国に対して記者を暴行して躾をしようとしたのではないか。これが一番納得が行きそうな理由だ。

韓国政府はひたすら訪中で冷遇されたにもかかわらず、中国への賞賛をしていたが、韓国メデイアは文在寅大統領の冷遇を激しく批判した。この暴行事件も、韓国メディアは自分たちが被害者だとばかりに書き立てている。しかし、中国当局は謝罪も何もしない。殴った中国人警備員が逮捕されたこともない。明らかに傷害罪なんだが、韓国人記者が中国で裁判までするとは思えない。そもそも訴えても中国国内で勝てないだろう。

■食い違う主張

まず、韓国メディアによると、 この行事は大韓貿易投資振興公社(KOTRA)主催だったが、国家の首脳が出席する場合は警備などの最終責任は会場を提供する側の国にあるとしており、つまり、中国側だという。しかし、中国側が韓国側が雇った中国人警備員への暴行だという。だが、常識に考えて首相を警備するような人材に中国政府が関与しないわけもない。何かあったら国際問題になるからだ。

それで、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は警備してもらう金は支払ったが、用意したのは中国側だという。しかし、中国はその主張に真っ向から対立している。何でここまで主張が食い違うのか。まさにミステリーといったところ。誰が用意したかなんて書類があるのだから一発でわかる。おそらく中国側が嘘を付いているとおもうが、それは些細なことに過ぎない。暴行を受けた理由が中国の圧力強化なら、記者が何をしようが中国政府は謝罪も賠償もしないだろう。

中国側の横暴な態度も、今の韓国のように中国依存をしていれば、抗う術がない。今後、このような嫌がらせが増えていくのではないか。THAAD配備をしている限りは。

■今週の韓国市場

18日 2481.88 1088.50 770.50 326.60 -1652億
19日 2478.53 1084.90 766.18 326.56 674億
20日 2472.37 1080.90 755.27 325.79 -3066億
21日 2431.11 1081.90 741.71 319.86 -3270億
22日 2440.54 1079.7 761.20 321.39 1362億←サムスン電子248万5000ウォン…1.14%

今週の市場はウォン高が進んだようだ。最終的には1079ウォンと1080台を超えた。韓国の適正レートは1100~1150なので、この範囲を20ウォンを超えていることになる。ただ、そこまで大きな影響はない。まだまだ。KOSPIも高い。

以上。今回はこれで終わる。さて、次は31日で第5週となるのでメルマガはお休みとさせていただく。ということで、今年、最後のメルマガとなる。一年間、購読をありがとうございます。

購読料は管理人のサイトのレンタルサーバー代として使っているのだが、サイトを運営できるのも、多くのメルマガ購読者様のおかげである。2017年も色々あった。年明けは韓国経済のコラム的な内容を考えていたのだが、例の韓国商業ビルで29人がなくなった大火災について取り上げる必要が出てきた。1年、色々、韓国経済の記事を取り上げてきたが、実際、その重要性は高まっているといえる。では、よいお年をお過ごしください。来年も引き続き、よろしくお願い致します。少し早いが締めの挨拶とさせて頂く。